よく病気や怪我の時は「休職すればいい」と言うデジが、みんなは“休職”のことをしっかり把握してるデジか?
ここでは休職の基本的なルールや休職中の給料について、さらに休職までの流れやメリット・デメリットを紹介していくデジ。
10月の転職はコロナの影響あり
10月はコロナウイルスの影響でいつもとは違う特別な状況です。オンライン面談を導入する企業も増えており、感染リスク少なく転職活動を進めることも可能です。今後の動向に注視しながら転職活動を進めていきましょう
…とは言ってみたものの、1人1人におすすめの転職サイトは「性別」「年齢」「年収」によって大きく異なるため【 30秒 転職診断チャート】で適切なサイトを診断し、転職成功率をグッと高めましょう!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
あいちゃん
小柄で可愛らしいみんなのアイドル。これまでの転職経験は2回で、現在は女性が働きやすい病院受付の仕事をしている。仕事はしっかりこなすが実は超ワガママな性格。
目次
休職とは?
まずは休職とは何なのか。その基本ルールなどを確認していくデジよ。
休職は長期にわたって会社を休むこと
休職を簡単に言うなら、会社に雇われたままの状態で長期間にわたって仕事を休むことデジね。病気や怪我などで仕事ができない間だけ休み、可能であれば休職後に仕事へ復帰する、といった感じデジ。
職を休むって書いて休職だもんね!
企業側が仕事再開まで待ってくれる制度だと考えると分かりやすいデジね。長期での休みとなるため有給休暇などに比べると取得する機会はグッと少ないから、どういった制度か知らなかったとしても恥じることはないデジよ。
休職のルールは会社ごとに異なる
有給休暇と同じく話に聞いたり見かけることの多い休職デジが、実は法律上で義務付けられた制度ではなく、何なら休職制度が無い企業も存在するデジ。
労働基準法で決められたものじゃないんだ!
よく聞くだけに意外デジよね。そのため、休職の明確なルールというものは無く、休職のルールは会社の就業規則によって異なるデジ。おそらく就業規則に条件や期間などについての取り決めがあると思うデジ。
へぇ~。私もあとで確認してみよっと。
ちなみに休職のルールは大企業ほど良いとされてるデジ。たとえば中小企業だと最大で1年くらいの期間しか儲けてくれないことも多いデジが、大手企業だと最低で1年、中には数年単位の期間を用意してくれるところもあるデジ。
やっぱり大手企業は余裕があるのね。
なお休職の期間が終了した後、復職できない時の扱いも解雇や退職など会社によって異なるデジね。
有給休暇や欠勤は別物
休職は「欠勤」とよく比較されるデジね。また同じく会社を休む有給休暇や休業と勘違いされる可能性もあるから、ここで違いを明確にしておくデジ。
有給休暇
給料を減らすことなく休みが取れる制度のこと。労働基準法で一定の日数が与えられることが定められています。
欠勤
本来は仕事に出ないといけない日なのに、何かしらの事情で休むこと。基本的に欠勤した日の給料は出ません。
休業
会社や自分の都合で仕事を休むこと。会社都合の場合は休業手当の支払い義務があります。自分の都合での休業には育児や介護、産前産後などが存在します。
休業は業績不振など会社の都合で行われることがあるデジね。対して、休職は病気や怪我など本人にトラブルがあった場合に利用することが多いデジ。
休職中の給料は基本的に無し
本来、労働者は仕事を対価に賃金を得てるデジね。つまりは働いた分だけ給料をもらう仕組みになってるデジ。
そりゃそうよね。
その点、休職は期間中仕事をしないわけで、会社側に給料を支払う義務はないデジ。会社によっては一部の給料などが支給されることもあるデジが、基本は無給だと考えてほしいデジ。
う~ん。解雇されないだけましかもしれないけど…。辛いわね…。
ちなみに給料のルールについても就業規則で確認できるはずデジ。これも含め、一度、就業規則を確認しておきたいところデジね。
社会保険料などは支払い継続
休職中は基本的に給料が出ないことに加え、もうひとつ残念なお知らせがあるデジ。実は休職中で無給であっても社会保険庁などの支払いは継続しなくちゃいけないデジ。ただ、中には支払いが不要になるものもあるデジね。
- 社会保険料
- 住民税
- 雇用保険料
- 所得税
給料が出ないなら社会保険料の支払いはない、といった勘違いもあるデジが、休職期間でも社会保険料は引き続き支払いが必要デジ。会社から給料が出る場合はそこから天引き。そうでなければ復職後に清算したり、振込などで支払うケースが多いデジね。
せっかく休んでも安らがないわ…。
無給なら生活費の捻出だって大変なのに、なかなか辛いところデジよね。
今月の申込数ランキング
- #リクルートエージェント
転職支援実績No.1!約90%が非公開求人!登録必須のエージェント。
https://www.r-agent.com/ - #doda(デューダ)
転職者満足度No.1!特に20~30代の人におすすめで求人数100,000件以上。
https://doda.jp/ - #ビズリーチ
年収600万円以上の人向き!優秀なヘッドハンター多数在籍!
https://www.bizreach.jp/ - #パソナキャリア
女性の気持ちがわかるアドバイザーが多い!年収アップ率67.1%!
https://www.pasonacareer.jp/
休職で手当てが出ることも
休職中は給料が出ないことの方が多いデジが、その代わり公的な手当などを受け取れることがあるデジ。詳しくは以下をチェックしてほしいデジね。
傷病手当金について
次の4つの条件に当てはまる場合は健康保険から「傷病手当金」を受け取れることになってるデジね。
- 仕事と関係のない病気や怪我で療養中
- 仕事ができない状態
- 4日以上仕事ができなかった
- 休業期間に給料の支払いがない
上記の3つめデジが、これは「連続する3日間の休みを含む必要がある」デジ。ようは2日休んで1日出勤して、また2日休んでみたいな方法だと条件に当てはまらないわけデジ。
3日以上連続の休みを作らないといけないのね。
そういうことデジ。上記の条件を満たした場合、最長で1年6ヶ月間、傷病手当金が支給されるデジ。
それっていくらくらい?
支給額については今までの給料で異なるデジね。計算式は以下のようになってるデジ。
ただし支給開始前の期間が12ヶ月に満たない場合は「支給開始月以前の継続した平均月額」「標準報酬月額の平均(※)」のうち、いずれか低い方の額を計算します。
ようは過去12か月の給料をチェックして平均が30万円なら、1日あたりの手当は「30万円÷30日×2/3=6667円(小数点は第1位を四捨五入)」となるデジね。大雑把に言えば今までの給料の2/3くらいが貰えるってことデジ。
ちょっと生活は苦しくなりそうだけど、療養しつつそれだけ貰えるのはありがたいわね!
休業補償給付について
以下の条件を満たす時は労災保険の「休業補償給付」を受け取れるとされてるデジね。
- 仕事や通勤による病気や怪我で療養中
- 仕事ができない状態
- 賃金を受けていない
上記3つの条件を満たしている時、休業の4日目から「休業補償給付」および「休業特別支給金」が支給されるデジ。支給される金額については以下を参考にしてほしいデジね。
たとえば、直前3ヶ月(3~5月)の給料の合計が90万円だとします。3月と5月は31日まで、4月は30日までですので、暦日数は92日となります。つまり「90万円÷92日=9,782円(1円未満は切り捨て)」で「給付基礎日額=9,728円」です。
- 休業補償給付=給付基礎日額の60%×休業日数
- 休業特別支給金=給付基礎日額の20%×休業日数
ようは給付基礎日額の80%が休業中に受けとれるわけデジね。大雑把に言えば、今までの給料の8割くらいが貰えるわけデジ。これなら生活も何とかなりそうデジかね。
休職に入るまでの流れを確認
休職に入るまでの流れはおおむね以下のようになってるデジね。
既に話した通り、休職については法律上の義務がないため、いろいろと会社によって異なるデジよ。そのため、休職については自社の就業規則を確認したり、事前に上司などに聞いてみるのが確実デジね。
まず会社に相談してみるのが早いわよね。
ちなみに傷病手当の申請は各会社の担当部署に相談すると手続きしてくれることが多いデジが、自分で申請用紙を手に入れることもできるデジ。以下からダウンロード可能デジよ~。
休職前にメリット・デメリットをチェック
休職には様々なメリット・デメリットが存在するデジ。休職に入る前にこれもチェックしておくデジ!
休職のメリット
- ゆっくり病気や怪我を癒せる
- 職を失わず仕事から離れられる
- ストレスから解放される
- 働かずに手当を受けられる
- 自分の時間が増える
- 家族との時間が増える
基本的に休職と言えば病気や怪我から利用するものデジね。その間、仕事をせずゆっくり心身を癒せるのは大きなメリットデジ。人間関係などのストレスから解放されるため回復も早いんじゃないデジかね。しかも職を失ったわけじゃないから、回復後は復職できるのも魅力的デジね。
条件次第で手当てが受けられるのも嬉しいわよね。
また自分の時間が増えるため、仕事の忙しさで出来なかったことが出来たり、自分の人生や仕事について見つめなおせるのもいいデジね。仕事で精神をやられた人なら、本当にこのまま同じ仕事を続けるべきか、ゆっくり考えてみるのがおすすめデジ。
仕事で忙しいとゆっくり自分や家族のこと考える時間も無いものね。
休職のデメリット
- 入ってくるお金が減ってしまう
- 社内での評価が下がる
- 昇進のスピードが遅くなる
- 周りの目が厳しくなる
- 復帰(仕事)が億劫になる
- 違う部署に異動になる可能性がある
- 孤独を感じることもしばしば
- 休職や復職の手続きが面倒
特に痛いのは入ってくるお金が少なくなることデジかね。仕事をしないでいい代わり、おおむね今までの2/3くらいしか収入が無くなるデジ。それでいて通院のお金はかかったりするから厄介デジ…。
実家暮らしとかならいいけど、一人暮らしは辛そう…。
また、休職中は仕事ができないわけデジから社内で評価が下がったり、昇進が難しくなったり、周りから変な目で見られることもあるデジね。病気や怪我で仕方ないとはいえ、これが現実デジ。辛いデジ…。
そっか…。
長期休むと仕事が億劫になる可能性もあるデジ。連休明けに仕事に行きたくない人が急増するのと同じデジね。また会社が体調などを配慮して違う部署に異動させられてしまうこともあるデジ。やりたかった仕事ができなくなってしまうケースもあるんじゃないデジかね。
孤独を感じるって言うのも気になるわ。一人でいるのが苦手な人は逆にストレスになるかも・・・?
このように休職にはデメリットも多いデジ。病気や怪我で働くのがしんどい時には休職の利用をおすすめするデジが、上記のようなデメリットがあることは把握しておいてほしいデジね。
休職前には引継ぎを済ませよう!
最後にひとつ。状況にもよるデジが、休職に入る前はしっかり仕事を引き継いで、療養に専念できるようにしておくデジ!取引先などには丁寧に連絡して、仕事に支障が出ないようにしておくデジよ。
あとは何度も言うようデジが、休職についてのルールは会社によって異なるデジから、休職を考えてる人はなるべく早めに就業規則を確認しておいてほしいデジ。また、既に休職の経験がある先輩や上司、同僚がいれば話を聞いてみるのもいいデジね。
あいちゃん
ブイブイ