【パワハラで退職!】辞める前に知っておくべきこと、6つの具体例

パワハラ

パワーハラスメント、通称「パワハラ」。これは職場において地位を利用して従業員に精神的・身体的な苦痛を与えるもの。簡単に言えば、上司が「俺は偉いからお前を叱る権利がある!」といって理不尽に攻撃してくるものだね。

パワハラ問題は実に件数が多く、今や3人に1人がパワハラを受けた経験があると言われるほど。悪質なケースだと何度も執拗にパワハラを受けた結果、心身のダメージから人生を狂わされてしまうほどなんだ…。

ここでは、そんなパワハラで退職・転職を考える人のために、辞める前に知っておくべきことをまとめたよ。絶対に許せないパワハラだからこそ、自分が不利にならないよう辞める知識を身に着けようね!

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ざぶとん君

ざぶとん君

通信販売会社に勤務する28歳。ブラック企業で働いていた経歴あり(前職)。転職でホワイト企業に入社。仕事の成績はほどほどだが、信頼できる仲間とやりがいを持って働いている。

ブイブイ

ブイブイ

型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。

退職理由にも多いパワハラの定義&具体例

パワハラは絶対に許せない行為デジが、中には業務上で必要な指導とパワハラがごっちゃになっている人もいるみたいデジ。そこで、まずはパワハラの定義や具体例について確認していくデジよ。

パワハラと一口に言っても様々みたいだしね。

そうデジ。パワハラは主に6種類に分けることができるデジ。下記でその6種類について簡単に説明していくデジよ。この中に心当たりがあれば、まずは相談窓口などに相談するのがおすすめデジ。

身体的な攻撃

具体例
  • ミスをすると殴られる
  • 上司の機嫌が悪いと物を投げてくる

まるで体罰教師のように社員を殴ったり物を投げてきたり。肉体にダメージを入れてくるタイプのパワハラデジね。いかにミスが多くても殴る・蹴るなどの指導は認められないデジ!

精神的な攻撃

具体例
  • 「バカ」「無能」と罵ってくる
  • ことあるごとに罵倒してくる

悪口・暴言によって社員を罵倒するのも立派なパワハラのひとつデジね。暴力と違って直接的な肉体ダメージはないものの、何度も怒鳴られたりする場合はパワハラに該当する可能性が高いデジ。

過大な要求

具体例
  • 残業確定の仕事量を押し付けられる
  • まず達成できないノルマを言い渡される

明らかに残業確定の、大量の仕事を頻繁に押し付けられたり、達成が無理と分かってるようなノルマを言い渡されるのもパワハラのひとつデジ。また、自分の部門とは全く関係のない仕事を強制されるのもパワハラとされてるデジ。

過小な要求

具体例
  • お茶くみ・掃除ばかり命令される
  • 与える仕事は無いと言われてしまう

上記で紹介した過大な要求とは逆に、過小な要求もパワハラに該当するデジ。たとえば、能力や経験はあるのにお茶くみや掃除、草むしりなど、見合わないような仕事ばかり命令されるパターンデジね。

人間関係からの切り離し

具体例
  • 飲み会に参加させてもらえない
  • 上司に話しかけても無視される

故意に無視したりと、人間関係で孤立させるのもパワハラデジね。中には、一人だけ別室で仕事をするよう命じられるなど悪質なものも存在するデジ。

個の侵害

具体例
  • 家族・友人の悪口を言われる
  • 勝手に予定表を見られる

上司だからといって、社員のプライベートにズカズカと立ち入りことはできないデジ。家族や友人など大切な人を罵倒されたり、勝手に予定表などを見られたりも立派なパワハラのひとつデジよ。ただ、休暇の調整のために予定をきかれるなどはパワハラに該当しない可能性が高いデジね。

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退職の強要もパワハラ?無理に辞める必要なし

上記の例の他、上司が「今すぐ退職しろ!」と強要してくるケースもあるデジが、基本的にこれに応じる必要なないデジよ。

でも、上司に言われると辞めないと駄目な気がしてくるよね…。

確かに企業側が業績の悪さなどから退職を促すことはあるデジ。これを「退職勧奨」と言うデジね。退職勧奨は普通なら社員も同意の上で退職するから問題にならないデジけど、上司の強要については違法な退職勧奨として見られることもあるデジ。

そ、それってどうなるの?

裁判沙汰になることもあり、中には損害賠償が認められたケースもあるデジ。ただ、これを認めてもらうにはパワハラが行われた証拠が必要になるデジ。パワハラを受けている心当たりがあるなら、まずは証拠を集めることが大切デジよ。

パワハラ対処法!退職前に証拠を集めて相談

パワハラを受けた時は、まず証拠を集めることが大切デジ。証拠があって初めてパワハラを認めてくれるケースもあるデジからね。そして、証拠を集めたら相談窓口に相談デジ!

話し合う男女

まずは証拠を集めることが大切

パワハラを受けている証拠には以下のようなものがあるデジね。

パワハラの証拠
  • パワハラを受けている映像・音声データ
  • 暴言のあるメール・LINEのやり取り
  • パワハラの履歴を記したメモ
  • パワハラの目撃者(同僚)による証言

一般的なのはパワハラを受けている時の録画・録音データあたりデジかね。パワハラに心当たりがある人はICレコーダーを購入したり、スマホに録音アプリを入れておくのがよさそうデジ。

最近のICレコーダーってけっこうな時間録音できるみたいだし、いつパワハラを受けても大丈夫なように録音状態で待機しておくといいかも!

また、パワハラを受けた時のことをメモやノートで残しておくのも証拠になるデジ。他にもパワハラを目撃した同僚の証言などがあるデジが・・・これはあまり期待しない方がいいかもしれないデジ。みんな次のパワハラの対象にはなりたくないデジからね…。

相談窓口に相談しよう

パワハラを自分ひとりの力で解決するのは非常に困難デジ。そこで、パワハラに困ったら以下のような窓口に相談するのがおすすめデジ。

などなど。パワハラに関する相談窓口は多いデジよ。基本的に上記は無料で利用できる窓口になってるから、気軽に利用してみてほしいデジ。

こんなにパワハラの相談窓口ってあるんだ・・・。どれだけ需要が高いか分かるね・・・。

パワハラ専門ってより、仕事の悩みに関する相談窓口って感じデジから需要は当然高いデジ。つまり、パワハラに限らず仕事に関する悩みがあれば、こういった窓口を積極的に利用してみるといいデジよ!

パワハラは相談すべき!ちなみにパワハラで退職する人と同じくらい、モラハラで転職を決意する人もいるんだよね…モラハラとパワハラは似ている部分も多いから、次の記事もぜひ読んでみて!
相談窓口&事例!職場でモラハラ 【職場モラハラとは】6つの事例やチェック項目!相談窓口、仕返し&対策

パワハラで退職するなら「会社都合」が有利

パワハラで退職を考える場合、「自己都合」と「会社都合」のどちらかで会社を辞めることになるデジね。

ようは自分のせいで辞めるか、会社のせいで辞めるかの違いだよね。どっちでもいいんじゃないの?

そうでもないデジ。実は「自己都合」と「会社都合」では退職した後に受けられる失業保険の支給開始日・給付日数が変わってくることがあるデジ!

そ、そうなの!?

具体的には以下のような違いがあるデジね。

支給日や期間自己都合会社都合
支給開始日3ヶ月と7日後7日後
給付日数90~150日90~330日
雇用保険加入期間1年以上半年以上

最も大きな違いは支給開始日デジかね。会社都合なら手続して7日後から貰えるのに対して、自己都合の場合は3ヶ月以上かかるため、当面の暮らしに困ってしまうかもしれないデジ…。

3ヶ月分の生活費があるとは限らないもんね…。

しかし、会社都合の退職にしてしまうと、会社が国からの助成金を受け取れなくなることもあり、自己都合での退職にしたがるケースも少なくないデジ…。この対策については少し後で紹介するデジよ。

転職先が決まってるなら「自己都合」でOK

退職すると言っても、転職先が決まっているなら「自己都合」の退職で問題ないデジね。失業保険は次の仕事が見つかるまでに支給されるお金デジからね。

なるほドーナッツ!

ちなみに、自己都合での退職の場合は「一身上の都合により」と退職届に書いておけば大丈夫デジよ。自己都合の退職届であれば受けとってくれないことも無いんじゃないデジかね…。中には退職届を受け取ってくれないケースもあるみたいデジが…。

パワハラが辛くて退職したいのに引き止められてしまう…なんてことも考えられるよね。特に転職先が決まっているのにしつこく退職を引き止められたらすごく迷惑。そんなときは次の記事が役立つよ!
もう、しつこい!退職の引き止め 【退職の引き止め】もう、しつこい!3つのケースと対処法

パワハラによる退職を会社都合にする方法

さっき話した通り、会社都合で退職することによって失業保険の支給開始日などが有利になるデジ。そこで、会社都合で退職する方法を紹介していくデジよ!

内容証明郵便を活用する

会社都合で退職できるように言って聞いてくれる企業ならいいデジが、国からの助成金の問題で簡単に受け入れてもらえないことも多いデジね。そんな時は内容証明郵便を活用するデジ。

内容証明郵便とは?
「誰が、誰宛に、いつ、どんな手紙を出したか」を郵便局が公的に証明してくれる郵便のことです。

退職理由を「会社都合」とした退職届を内容証明郵便で送ることにより、会社が退職届を受け取ったという証拠を残すことができるデジ。ちなみに、封筒には「退職届在中」とは書かない方がいいデジよ。中身が分かってしまうと、事前に受け取りを拒否されるかもしれないデジ。

そんな簡単な方法があったのか!

ただ、この方法を使う場合は退職までの期間、会社でさらに悪い扱いを受ける可能性があることを考慮しておくデジ。

いっそ、もう会社に行かないとか・・・駄目?

仕事の引継ぎがあるデジから…そうもいかないデジ。ちなみに、ごくまれにこの方法を使ってもなお、企業側は「自己都合」による退職扱いにしてハローワークに届け出ることもあるらしいデジ。とんでもないデジが、これも現実デジ…。

えー…。

パワハラが原因で退職する場合、内容証明郵便を使うと会社都合にできるデジ。とはいえ即日退職というのは社会人としてどうなの?って感じデジね。退職までに必要な期間を次の記事で確認するデジ!
最短2週間で退職 【退職の期間&タイミング】法律は2週間!2ヶ月前、3ヶ月前は長い?

ハローワークで異議を申し出る

面接

退職した後に失業保険を受け取るには、会社からもらう「離職票」が必要になるデジ。この離職票(離職票-2)には離職理由が書いてあり(「自己都合」など)その下には「事業主が〇を付けた離職理由に異議 有あり・無し」という欄があるデジ。これ、有り・無しのどちらかを〇で囲むことになってるデジ。

ってことは?

ここで「有り」の方に〇をつけて、会社が勝手に自己都合の退職としたことに反発できるデジ!ハローワークでパワハラの証拠を提示し、被害を受けていたことを報告するデジ!

ここでも証拠が役に立つんだね!

そうデジね。いくら意義を唱えたところで、やっぱり証拠が無ければ退職理由を変更することは難しいデジ。

会社都合にできる理由は多い!

上記で紹介した通り、証拠等があればパワハラによる退職は会社理由としてもらえることがあるデジ。他にも自己都合から会社都合にできる理由はいろいろあるデジから、ここで紹介しておくデジ~。

会社都合にできる理由
  • パワハラ・セクハラなど心身の危害
  • 会社の倒産・事業所閉鎖
  • 月に30人以上の退職
  • 月に社員の1/3以上が退職
  • 採用条件と実際の労働条件の相違
    残業が多い・賃金が大幅ダウン等

パワハラやセクハラなどで心身にダメージを負った場合以外にも、会社の倒産や採用条件との相違・・・つまりは残業時間が長いなどの理由などからも会社都合の退職にできることがあるデジ。

残業が長いって・・・どのくらい?

「1ヶ月で100時間超え」「2ヶ月以上で月の平均80時間超え」「3ヶ月連続で45時間超え」などが条件とされてるデジね。パワハラが横行しているようなブラック企業なら残業時間の問題で会社都合にできる可能性も十分ありそうデジ。

パワハラだけじゃなく残業が多過ぎて退職する場合も、会社都合にできる可能性があるんだね!残業が多すぎるなんてすごく嫌だよ…。それがサービス残業だったら最悪。残業時間の上限やサービス残業の違法性については下の記事でチェックしよう。
労働基準法!残業時間 【残業時間】労働基準法で上限「月45時間」、3分で分かる法律や罰則 違法行為!サービス残業 【サービス残業は違法】サビ残は当たり前じゃない!悪質な実態&対策
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パワハラでの退職は会社都合に!転職なら自己都合でOK

今回紹介したパワハラの具体例などに心あたりがあれば、証拠を集めたり、相談窓口を活用しようね。証拠は誰かにパワハラのことを相談する際にも役立つし、退職理由を勝手に「自己都合」にされた時も活躍するんだよ!

ちなみに、パワハラを受けている状態でやってはいけない選択は「ひたすら我慢」してしまうこと!我慢しすぎてしまえば心身ともにボロボロ・・・もっと言えば人生がボロボロになってしまうかもしれないよ!

これでパワハラのことは分かってもらえたデジか?もし、パワハラがひどくて仕事を辞めたいけど言えないという人は次の記事を参考にするデジ~。
理由と対策方法!仕事を辞めたいと言えない 【仕事を辞めたいけど言えない】会社に退職を言い出せない理由と対策