今や人気が出ればテレビ出演も夢じゃない学習塾の講師デジが、その実態は非常にブラックな面が強く、辞めたいと考える人が多い・・・というより多くの人が実際に早期で辞めているのが現状デジ。
ここでは塾講師がいかにブラックなのか、厚生労働省が発表したデータも含めてじっくり見ていくデジよ!塾講師への転職を考えている人は、まずこの記事を最後までチェックしてほしいデジね!
ガーデン
10月の転職はコロナの影響あり
10月はコロナウイルスの影響でいつもとは違う特別な状況です。オンライン面談を導入する企業も増えており、感染リスク少なく転職活動を進めることも可能です。今後の動向に注視しながら転職活動を進めていきましょう
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ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
ガーデン
細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験を持つが、その転職によって確実にキャリアを積んできている。探求心が強くとにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
塾講師はブラック!離職率が高すぎる
塾講師のブラックさを表す数字のひとつに、厚生労働省が発表した「新規学卒者の離職状況」があるデジね。このデータを見ると、最近の「教育・学習支援業」の離職率(大卒の3年以内離職率)は以下のようになっているデジ。
- 平成20年:48.4%
- 平成21年:48.8%
- 平成22年:48.9%
- 平成23年:48.5%
- 平成24年:47.6%
- 平成25年:47.3%
- 平成26年:45.4%
- 平成27年:46.2%
- 平成28年:33.3%
- 平成29年:19.3%
※平成27年までは3年以内の離職率ですが、平成28年は2年以内の離職率、平成29年は1年以内の離職率となっているため数字が低めになっています。
目安としてはブラックでお馴染みの「飲食・宿泊サービス業」がほぼ同じ数字デジね。また「医療・福祉」や「不動産業・物品賃貸業」が40%いかない程度、「建設業」が30%いかない程度と言えば、塾講師の離職率の高さが分かるデジかね。
3年以内の離職率が半分程度って凄いな…。
ブラック企業と言えば飲食や介護が有名デジが、塾講師や教師もそうとうのブラック具合ってことデジね。もちろん離職率が高い=ブラック企業とは言わないデジが、仕事から離れる人が多いのは「何かしらの理由(長時間労働やハラスメント行為など)」があるんじゃないデジかね。
仕事に不満が無ければ定年まで続けたいと思うはずだしね。
塾講師の離職率がここまで高くなる理由については以下「塾講師のここがブラック!」の項目を参考にしてほしいデジね!
ガーデン
塾講師のここがブラック!
ここからは塾講師の仕事のブラックな部分を紹介していくデジ!
授業は夜でも午前中から出社
塾の生徒の多くは学生なわけデジから、授業の開始は16時や17時など夕方になることが多いデジね。つまり、帰れるのは授業が終わった22時など、一般的なサラリーマンに比べて遅い時間デジね。ここから教室の掃除や書類作成をしていれば24時を超えることもあるデジ。
まぁ、授業開始が遅いから午前中は休んでられるのかな?
そうでもないんデジよ…。企業によるデジけど、打ち合わせや会議、授業の準備、アルバイト講師のシフト管理などで午前中に出社することも多いデジ。
ってことは…?
仕事を始めるのは普通のサラリーマンと変わらないのに、終わるのは夜の22時や24時など、超長時間労働を強いられるデジ!
24時終わりじゃ帰ってすぐ寝ても・・・十分な睡眠時間を確保できないんじゃないかな。
そのせいで塾講師は疲れた顔をしている人が多いって聞くデジね。しかも、残業代が支給されなかったり、あらかじめ給料に残業が含まれていたり(固定残業代)で労働時間のわりに給料が少ないこともしばしばデジ。
休日の出社も少なくない
基本的に授業が無い日曜や祝日は休みって塾も多いデジが、その日曜や祝日に模試があれば試験監督として、テストが近ければ自習室の解放のために出社することも多々あり、なかなか思うように休みがとれないデジよ。
長時間労働に加えて休日出勤か。ブラック企業の典型だね。
学校と違って子どもの成績を上げないと保護者からクレームがきたりするため、成績の悪い生徒を休日に個人指導したりもありえるデジね。
成績を上げるために通わせているのだから、当然といえば当然なのか・・・?
また、英語のスキルを活かせるからと英語教師を志望したのに、入社後は国語や数学も教える羽目になり、たまの休日も返上して勉強しないとついていけないってケースもあるデジ。塾講師の仕事が辛くて精神を病んでしまう人が多いというのも納得デジね。
セールスが精神的に辛い
塾講師にもノルマはあり、時には「〇〇の講習もとった方が合格率が上がりますよ!」などのセールスが必要になるんデジが、そもそも塾講師の多くは「子どもに勉強を教えて成績をアップさせてあげたい」という善良な思いを持った人デジから、本当に必要か微妙な講習などを勧めるのは罪悪感があり、精神的に辛いものデジよ。
もはや仕事内容が営業の人じゃないか。
授業は本当に楽しいけど、セールスで精神を削られるって人は本当に多いデジ。塾講師は勉強を教えるのに専念して、セールスは専用の人を雇ってほしいところデジけどねぇ。現状はそうもいかないみたいデジ。
保護者への対応が大変
塾の月謝は安いものじゃないデジよね。そのため、生徒の成績が上がらなければ保護者からクレームを言われることもあるし、時には授業に対する提案をしてくることもあるデジ。
う~ん。生徒自身に原因がある可能性も否めないし、何とも言えないね。
「うちの子の成績が上がらないので何とかしてください」くらいならまだしも、中には「うちの子の成績が上がらないのは先生のせいです!授業料を還してください!」など無茶な要求をしてくる保護者もいるデジ。もちろん逆切れは出来ないデジね。保護者への対応は実に気を遣うデジ。
いっそガツンと言い返して・・・っていうのは無理か。
学校と違って学習塾は簡単に変えられちゃうデジからね。こちらの対応に問題があれば、生徒の定着率が減ってしまうかもしれないデジ。ちなみに、電話で講習のセールスをした結果、怒鳴られるって話もあるデジ。
複数人に別々のことを教えなくてはならない
個人指導ではなく、生徒複数人に対して一人の教師で勉強を教える場面も多いデジね。この時、全ての生徒に同じ内容をレクチャーするなら、そう労力は使わないデジが、時には複数の生徒にそれぞれ別のことを教えなくちゃいけないデジ。
まぁ、学習レベルは人によって異なるからなぁ。
塾によっては小学生と中学生の生徒へ同時に授業を行うこともあり、頭は混乱するし、時間は足りないし(限られた授業時間で全員に勉強を教える必要があるため)てんやわんや状態デジよ。
生徒の学年が違うこともあるのか…。
それでいて十分に指導が出来なければ、生徒の成績が下がり保護者からクレームがくるんだから、たまったものじゃないデジね。
予定が分からず予習が出来ないことも
塾によるとは思うデジが、上記のように複数の生徒を受け持つことに加え、どの生徒を受け持つかは当日まで分からないこともあるデジ。そんな状況で授業の予習をしておくのは不可能に近いデジよね。
その状態で予習が出来る人は未来予知ができてるような…。
また予定が当日になって急に変更されることも。本来なら十分な用意をしたうえで授業に臨みたいところデジが、ブラックな企業ではそれすらもままならないデジね。
利益のことしか考えない企業も多い
学校と違って塾の企業は少しでも多くの利益を上げないと、会社の存続が危ない可能性もあるデジ。そのせいか、利益のことしか考えない企業も多いんデジよね。
それって、どういうことだい?
たとえば、成績が上がらない生徒に対して「君の成績が上がらないのは講習の時間が少ないせいだ」と、より多くの講習を受けさせようとしたり、デジ。
さっき言ってた、ムリヤリなセールスと似てるなぁ。
勉強は時間よりも質が大切デジから、おそらく講習の時間を増やすよりも勉強の仕方を見直した方がいいとは思うデジけど・・・塾側はそんなのお構いなしデジ。そういったやり方に嫌気がさして、ストレスを感じる人も多いデジね。
将来性が無い
塾講師は以下のような理由から将来性が薄いと考えられるデジ。
- 少子高齢化で生徒が減る
- 塾講師のスキルは他で役立てにくい
テレビやネットニュースで問題になっている通り、少子高齢化は進む一方で、これから塾の生徒はどんどん減ってくると予想されるデジ。つまりは「塾の倒産が増える」「塾講師が余る」といった現象も可能性としてはありえるデジ。
日本の少子高齢化は本当に深刻みたいだからねぇ。
また、塾講師のスキルって他の仕事に役立てにくいんデジよ。たとえば、一般的な事務職や営業に就いた時、人に物を教える技術が役に立つかは微妙デジよね。
プレゼンで活躍・・・いや、あれも別の技術かな。
塾講師の仕事にセールスがあるとはいえ、営業職が出来るほど本格的なスキルが身につくとは思えないデジ。いわゆる「つぶしがきかない」ってやつデジね。
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塾講師のブラックじゃない部分も紹介!
いろいろとブラックな部分も目立つ塾講師デジけど、以下のように就職して良かったと思える部分もあるデジ。
- 授業をしている時間が楽しい
- 成果が出た時が本当に嬉しい
- 生徒がかわいい
保護者からのクレームやセールス活動などは辛いものデジが、授業をしている時は保護者等の介入もなく、本当に楽しいものデジ。そして、生徒が授業によって成績アップ、試験合格などを果たした時は我が子のことのように嬉しいものデジ!
生徒の努力が実を結んだ瞬間であると同時に、自分の頑張りが認められた瞬間でもあるわけだからね!
後は生徒がかわいいのもメリットデジね。特に塾講師になる人は子ども好きが多いから、授業前や授業終わりの和気あいあいとした時間は癒しになるんじゃないデジかね。
こうやって見てみると、塾講師になるのも悪くは無いのかもしれないね。とはいえ、ブラックな企業が多いのも確かだから、転職・就職の際は本当に注意しないとだ。
ブラックな塾には気をつけよう!
今回紹介したように塾講師は離職率が高く、ブラックな面が目立つ仕事ではあるものの、授業が楽しかったり、子どもの成長を感じられたりと「やりがい」が多い仕事でもあるデジよ。また、テレビでも活躍するような人気の塾講師になれば収入の大幅アップも期待できるデジ!
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