不動産業界と言えば「ブラックな業界」といったイメージが強いデジよね。もちろん全ての会社がブラックとは言えないし、能力次第で大金を稼げるといったメリットはあるものの、やっぱりブラック企業が多いのは事実デジね。
ここでは不動産業界がどのくらいブラックなのか、不動産営業の仕事の過酷さも含め、その理由を詳しく紹介していくデジ。
あいちゃん
10月の転職はコロナの影響あり
10月はコロナウイルスの影響でいつもとは違う特別な状況です。オンライン面談を導入する企業も増えており、感染リスク少なく転職活動を進めることも可能です。今後の動向に注視しながら転職活動を進めていきましょう
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ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
ガーデン
細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験を持つが、その転職によって確実にキャリアを積んできている。探求心が強くとにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
不動産業界にはブラック企業が多い?
よく不動産関係はブラックって聞くけど、本当にブラック企業が多いのかな?
一口に不動産業界と言っても広いから何とも言えないデジが、いろいろ調べてみるとブラック企業が多そうな情報は出てくるデジよ。たとえば、厚生労働省が発表した「平成29年の雇用動向調査」によれば、不動産業の離職率は運輸業・郵便業を上回ったデジ。
離職率
- 不動産業・物品賃貸業:16.5%
- 運輸業・郵便業:12.4%
- 医療・福祉:14.5%
- 宿泊業・飲食サービス業:30%
上記の情報から分かるように、不動産業・物品賃貸業の離職率は、ブラックで有名な運輸業・郵便業や医療・福祉を上回ってるデジ!さすがに宿泊業・飲食サービス業には敵わないデジけどね。
離職率が高いってことは・・・それだけ仕事に悩みを抱えて辞める人が多いってことか。う~ん。確かにブラック多いという証拠の一因になるかな。
また、会社の評判・口コミを投稿できる「キャリコネ」というサイトを見てみると、大手不動産会社のホワイト度がなかなかに低かったデジ。もちろん数字が高いほどホワイトだという指標デジが…
キャリコネのホワイト度 | |
---|---|
エイブル | 2.0 |
ミニミニ | 2.2 |
レオパレス21 | 2.4 |
住友不動産 | 2.5 |
野村不動産 | 3.2 |
イオンモール | 3.2 |
東急不動産 | 3.9 |
三井不動産 | 3.9 |
三菱地所 | 4.2 |
※データは2019年3月現在のもの
口コミの評価デジから、偏りもあるとは思うデジけど。東急不動産や三井不動産、三菱局所などのようにホワイト度が高い会社もある一方、エイブルやミニミニ、レオパレス21などホワイト度が非常に低い企業も見られたデジ。ちなみに目安としてはグーグルやJT、NTTドコモなどが4.0前後デジね。
つまり、ホワイトな企業もある一方でブラックな企業も多いってことか。
そのあたりは、どの業界も同じかもしれないデジね。このことから、情報をしっかり集めての慎重な転職であれば不動産業界も悪くはないと思うデジが、情報収集等を怠るとブラック度が高い、地獄のような企業に入社する羽目になるかもしれないデジ。不動産業界のブラックな部分は下記で詳しく紹介するデジ。
ホワイト度が極端に低いわけではありませんが、野村不動産は2018年の「ブラック企業大賞」にノミネートされています。転職を検討する場合は十分に情報を入手しておきましょう。
ガーデン
不動産業界がブラックな理由とは
ここからは不動産業界にブラック企業が多い理由や、不動産営業などの不動産の仕事がブラックと言われやすい理由を紹介するデジ!不動産の企業にはホワイトな会社もある一方、以下のような問題を抱えるブラック企業も多いから気をつけるデジよ!
軽犯罪を強要される
不動産業界のブラックぶりにビックリするのが「会社によっては軽犯罪を強要されること」デジね。
け、軽犯罪を?
ガーデン君は電柱に不動産関係の広告が貼ってあるのを見たことないデジか?あれ、「捨て看板」「ステ看」と言われるもので、設置については軽犯罪法に触れるデジから、現行犯なら逮捕されるんデジよ。
そりゃ、勝手に広告を設置するのはよくないし、最終的にはゴミになるからね。
しか~し。そんな事情はおかまいなしに「捨て看板を設置してこい!」と強要してくる経営者は少なくないんデジよ。そのうえに「現行犯じゃなきゃ大丈夫だ!」の補足付きらしいから目も当てられないデジ…。
犯罪行為って分かったうえで社員に強要してるのか…。
捨て看板はドライバーなどの視野に入りやすく効果が高いらしいデジからね。それでいて(犯罪行為ではあるものの)無料で設置できちゃうんだから、後を絶たない理由は分かるんデジが、やらされる方はたまったものじゃないデジ。
その場で逮捕されなかったとしても罪悪感がいつまでもまとわりつきそうだ…。
体育会系のノリが強い
昔ながらの体育会系のノリは減ったと言われるものの、業界によってはまだまだ根強く、不動産業界もそのひとつデジね。もちろん会社によるデジが、宗教かと疑うような大声での朝礼、上司からの喝などが普通に行われることも珍しくないと聞くデジ。
体育会系かぁ。ああいったノリは苦手なんだよね。
酷い企業だと上司が灰皿やライターを投げてきたり、少しの遅刻で土下座をさせられたり、飲み会で一気を強要されたり・・・。言ってて思ったデジけど、これ思いっきりパワハラになりそうデジね。
えげつないなぁ…。
ブイブイ
自分の力で稼ぐ必要がある
不動産業界の中でも、不動産営業は基本的に自分の力で稼ぐ必要があるデジ。基本は「固定給〇万円+歩合制(契約1件〇万円のような)」デジが、中には固定給は無く歩合制のみ、つまりは契約がとれなければ給料無しがありえる企業もあるらしいデジ…。
それは、もはや自営業じゃないか…。
逆に考えれば、営業が出来る人はガンガン稼げるわけデジが、新人がそう簡単に契約をとれるはずもなく、給料の少なさに早期退職してしまう人も少なくないみたいデジね。「不動産営業=実力主義」の傾向が強いデジ。
営業の成功率が低い
不動産営業には「飛び込み営業」が指示されることもあるデジ。つまりは地図を見ながら各家庭を回って不動産の営業を行うわけデジが、これ、言うまでもなく成功率は低いデジ。
そもそも不動産に興味がある人が限られてるからね。それに、今どき飛び込み営業なんてしてくる会社はちょっと・・・って僕は思うな。
実際にそう思ってる人は多いようで、ほとんどは当然ながら門前払いデジし、中には「忙しい時に、そんな用事で訪ねてくるな!」「昼食中なんだよ!」と怒られることもしばしば、デジ。
さすがに怒りはしないけど・・・まぁ気持ちは分かるかな。
また、飛び込み営業だけでなく電話営業も指示されるデジが、これも今の時代には似つかわしくないもので、迷惑そうに対応されることがほとんど。さらには飛び込みと同じで電話相手に怒られることも多いデジ。
本当に今どき訪問や電話なんて・・・って思うけど、上司からの命令じゃ仕方ないか。
こんな状況デジから営業の成功率なんて低すぎるほどに低く、中には「宝探し」と例える人もいるほどデジ。それでいて、営業で成果が出なければ上司から怒鳴られるデジよ…。
ノルマノルマノルマ!
いくら給料が営業成績に左右されるとはいえ、ノルマは存在するデジ。ノルマに厳しい会社だと1日に何度も「営業はうまくいってるか?」と上司から電話がかかってくるらしいデジよ。
う~ん。逆にやる気をなくしそうだ。
そして、ノルマを達成できなければ上司に怒られるのはもちろん、「全社員の前でさらし者にされる」なんてルールが存在する会社も・・・デジ。
パワハラすぎる…。
何とかノルマを達成しても、日に日にノルマは増えていく一方。そのため、ノルマを達成するほどに仕事が大変になり、長時間の残業もやむなし、といったケースも珍しくないデジ。
定時で帰れることが少ない
不動産営業の取引相手が一個人であれば、当然ながら相手の仕事中には営業活動を行えないわけで、不動産営業が定時で帰れることは滅多にないとも言われているデジ。
相手の仕事が終わってから話を始めたら残業確定だね。
むしろ不動産営業にとっては定時の後が勝負の時間とも言われ、多くの人が「定時で帰る?夢物語ですよ」状態デジ。また、平日は時間の都合がつかない人も多いから必然的に土日も仕事をせざるえないデジ…。
残業が多いどころか、休日出勤も少なくないのか…。
不動産は金額が金額デジから話も長くなりがちデジ。21時や22時ならいい方で、23時や24時の仕事終わりが当然って声もちらほら見られるデジよ。そして睡眠不足のまま次の仕事・・・これじゃあ心身がボロボロになっちゃうデジ!
その分、午前中が休みになったりは…?
不動産営業の仕事には資料作成や営業の準備、メールのチェックなどもあるデジから、午前中も休むわけにはいかないデジよ。残念ながら朝から深夜まで仕事漬けデジ。
ガーデン
常に会社の利益が優先
不動産業界に限った話ではないデジけど、企業としてやっていくには利益を上げないと駄目デジよね。で、不動産業界は明らかに手数料が大きい商品を売り出したり、あまり褒められた手段ではないもので契約に持ち込んだり、といったこともあるデジ。
会社の利益は大切だけど・・・限度はあると思うなぁ。
中にはタガが外れてる企業もあるってことデジね。酷いところだとアフターフォローが不足していたり、ちょっとこれは・・・といった物件を扱うこともあり、罪悪感から病んでしまう人もいるとかいないとかって話デジ。
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ブラックばかりじゃない!不動産業界は良いところも
ここまでさんざん不動産業界の闇を紹介してきたデジが、不動産業界も悪い部分ばかりではないデジ。たとえば、以下のように良いところもあるデジよ。
- 実力次第でしっかり稼げる
- 慣れれば仕事はキツくない
- 年齢・学歴不問の求人も少なくない
不動産営業は基本的に歩合制で頑張れば頑張るほど給料が増える仕組みになってるデジ。その部分がブラックな一面でもあるわけデジが、中には営業成績を上げて年収1000万円以上を稼ぎ出す人もいるんデジ!
とにかく契約数などの実績勝負ってわけか。
不動産業界のイメージのひとつである「凄く稼げる」もあながち間違いでは無いデジ。また、仕事も慣れてしまえばシンプルな作業の繰り返しでキツくないと言われてるデジね。このあたりは人によるデジが。
そうやって聞くと悪い部分ばかりでもなさそうだ。
さらに不動産業界の求人を見ると「未経験歓迎」「学歴不問」などが見られるし、年齢も問わないものが多いみたいデジよ。ブラックな部分が目立つ一方で、夢のある業界でもあるのかもしれないデジね。
ガーデン
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不動産業界を狙うならブラック企業を回避!
上記で不動産業界にも良いところはあると話したデジが、まずブラックな部分が目立ち、ブラック企業が多いことを忘れてはいけないデジ。そのため、不動産業界への転職を狙うなら慎重に慎重を重ねる必要があるデジよ。
転職の時は企業の下調べが重要だけど、不動産業界ならよりいっそうってことか。
不動産業界の求人を見ると「ノルマなし!」「未経験でも年収1000万円以上!」などの甘い文句が多いデジが、年収1000万円は歩合制で凄く頑張った時の結果だったりと、詐欺に近い求人も多いデジからね。本当に注意しないといけない部分が多いデジ。
う~ん。そんな中からホワイトな企業を見つけられるかな…?
おそらく自分ひとりの力でホワイトな不動産の会社を見つけるのは大変デジ。だから、転職の時のは以下のようなサービスを頼るといいデジよ!
- 転職エージェントを活用する
- 転職の口コミサイトを活用する
転職エージェントなら企業の実情に詳しいデジから、ブラック企業を回避するのに力を貸してくれるデジよ!また口コミサイトを使ってブラック企業を回避するのもおすすめデジ!
転職エージェントも口コミサイトも最近は利用者が多いみたいだしね。周りのライバルと差がつかないように、どんどん活用していきたいところだ。
ブイブイ
ガーデン
ブラックな不動産業界に要注意!
こうして不動産業界のブラックな部分をピックアップしていくと本当に多いデジね。中でも軽犯罪を強要される、なんかは他の業界じゃそうそう見られないものじゃないデジかね?
とはいえ、不動産業界にも努力に応じて稼ぎやすかったり、学歴不問の求人が多かったりと悪くない部分もあるデジ。転職エージェントや転職口コミサイトの活用で企業の情報を入念に調べたうえで転職するなら不動産業界もありかもしれないデジよ。
ガーデン
ブイブイ