プログラムを組んでソフトウェアやアプリなどを開発する、今の時代には欠かせないIT業界。これからはさらに需要が増えると予想されるけど、どうにもIT業界ってブラック企業が多いイメージが無いかな?
ここでは実際にIT業界にブラック企業が多いのか。さらにブラック企業が多いと思われる理由や、ブラック企業の見分け方などを紹介していくよ!IT業界への転職を考えてる人はチェックしておくといいんじゃないかな!
ブイブイ
10月の転職はコロナの影響あり
10月はコロナウイルスの影響でいつもとは違う特別な状況です。オンライン面談を導入する企業も増えており、感染リスク少なく転職活動を進めることも可能です。今後の動向に注視しながら転職活動を進めていきましょう
…とは言ってみたものの、1人1人におすすめの転職サイトは「性別」「年齢」「年収」によって大きく異なるため【 30秒 転職診断チャート】で適切なサイトを診断し、転職成功率をグッと高めましょう!
ざぶとん君
行き当たりばったり直進系の28歳。ブラック企業で働いていた経歴あり(前職)。転職でホワイト企業に入社。仕事の成績はほどほどだが、信頼できる仲間とやりがいを持って働いている。
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
目次
IT業界はブラック?離職率は高くない!
なんとなーくブラック企業が多いイメージを持つIT業界デジが、厚生労働省の発表した「平成29年雇用動向」によれば離職率はそこまで高くないデジ。
- 情報通信業(IT業界):10.5%
- 宿泊・飲食サービス業:30.0%
最も離職率が高い - 電気・ガス・熱供給・水道業:6.5%
最も離職率が低い
上記から分かるように、最も離職率が高い宿泊・飲食サービス業と比べれば1/3程度デジ。言ってしまえば宿泊・飲食サービス業が異常ではあるんデジが、他の業界と比べてもIT業界が特出して高いってことはないし、むしろ離職率が低い方に位置してるデジ。
そうなんだ!離職率が低ければブラック企業は少ないってことでいいの?
一概にそうとも言えないデジけど、やっぱり離職率が高い業界(つまりは退職者が多い業界)は残業が多かったり、人間関係が悪くなりがちだったりと、何かしらの問題を抱えてることが多々あるデジ。
辞めちゃう人が多いってことは何か理由があるってことだもんね。
このデータから、IT業界がブラック企業ばかりでは無いと分かるデジね。とはいえ、IT業界にブラック企業が存在しているのも確かデジ。
IT業界にはブラック・ホワイト企業が混在
どの業界にも言えることデジが、IT業界も規模や職種の幅が広いため、一概にブラックな仕事ばかりとは言えないデジ。たとえば、IT業界の仕事と言えばSE(システムエンジニア)みたいな風潮もあるデジが、同じIT業界でも以下のように様々な職種があるデジ。
- エンジニア系
SE・プログラマーなど - 営業・コンサルタント系
ITコンサルタントなど - マネジメント系
プロジェクトマネージャーなど
などなど。同じIT業界であっても仕事は人によって大きく変わるわけデジ。また、仕事の仕方も企業によって大きく異なり、A企業では残業や休日出勤ばかり。B企業では定時あがりが基本。ってことも珍しくないデジね。
そういえば、僕の友達はプログラマーだけどいつも定時帰りだって言ってたなぁ。納期前に少し残業があるくらいだって。
ようは同じIT企業であっても、企業の規模や方針・職種によってブラックかホワイトか異なるってことデジね。ただ、IT業界にはブラック企業が多くなりやすい特徴があるのも事実デジ。これは下記で詳しく紹介するデジよ。
今月の申込数ランキング
- #リクルートエージェント
転職支援実績No.1!約90%が非公開求人!登録必須のエージェント。
https://www.r-agent.com/ - #doda(デューダ)
転職者満足度No.1!特に20~30代の人におすすめで求人数100,000件以上。
https://doda.jp/ - #ビズリーチ
年収600万円以上の人向き!優秀なヘッドハンター多数在籍!
https://www.bizreach.jp/ - #パソナキャリア
女性の気持ちがわかるアドバイザーが多い!年収アップ率67.1%!
https://www.pasonacareer.jp/
IT業界にはブラック企業が多くなりやすい特徴も
IT業界には以下のような特徴があり、これがブラック企業を増やしているのかもしれないデジ。
下請けの下請けの…という構造になっている
IT企業は下請けの仕事が非常に多い業界とされてるデジ。発注元が「一次請け」に依頼、さらにそれを「二次請け」に依頼、さらにさらにそれを「三次請け」が請け負って…といった感じデジ。
そ、そんなに…。
どんどんと下請けに仕事がまわされるようになってるデジね。当然ながら下請けの会社も利益が必要になるわけデジから、下請けの量が増えるほど利益は減る。つまりは二次請け、三次請けなどは少ない金額でシステム開発などを任されるわけデジ。
下請けが増えるたびに利益が抜かれていくんだね…。
で、多くの中小企業は二次請け以降の仕事をしているため、利益がそう多くないデジ。また時には無茶な納期や仕事量を任されることから、どうしても「低賃金」で「長時間残業&休日出勤」が増えてしまうデジよ…。また下請けの下請けのと仕事をまわされるたび、プロジェクトの全体像が見えづらくなるため、やりがいを感じにくいと言われているデジ。
ってことは・・・大手企業なら大丈夫ってこと?
そうとも限らないデジ。確かに大手企業なら二次請け、三次請けになることは少ないかもしれないデジが、それでも長時間の残業や休日出勤が多いブラック企業は存在するデジ。企業の規模は判断基準のひとつであって、それだけでブラック・ホワイトを判断してしまうのは危険デジね。
突然のトラブルが発生しやすい
IT業界は仕事の性質上、納期の前にいきなりバグ(コンピュータのプログラムの誤り)が見つかったり、思わぬ仕様変更があったりで、突発的に長時間の残業や休日出勤が発生することも少なくないデジ。これもブラック企業が増える要因のひとつデジね。
ITのことはよく分からないけど・・・バグは大変そうだよね。
バグの原因が簡単なミスならいいデジけどね。プログラムのコードを見ても理由が分からなかったり、大規模な修正が必要なものだと、てんやわんやデジ!もちろん他の業界もトラブルはあるデジけど、それに輪をかけて突発的なトラブルが多い業界と言えるかもしれないデジね。
こんなIT企業はブラックかも!?
IT企業の中にはブラック企業もホワイト企業も存在するデジ。ここからは、これからIT業界への転職を考えてる人のために、ブラックなIT企業にありがちな特徴を紹介していくデジ!
創設から間もないベンチャー企業
さっき話したようにIT業界は下請けの下請けの…といった構造になっており、特に小さな企業ほど下請けに回りやすく、さらに下請けは過酷な労働環境に置かれることが多いデジ。
中小企業は大手に比べるとブラックな可能性があるってことだね。
特に創設から年数が経っていないベンチャー企業は危険度が高く、一般的なIT企業の離職率が10%前後なのに対して、ベンチャー企業の場合は30%を超えることもあると言われてるデジ。必ずしもブラックとは言わないデジが、まだまだ新しいベンチャー企業には気をつけた方がよさそうデジね。
裁量労働制を採用している
IT企業の中には「裁量労働制」を採用している企業もあるデジ。
良い風にとれば実働時間が短くても多く働いたことになるわけデジが、多くの企業はプログラマーなどを長時間労働させたうえで、残業代を抑えるために裁量労働制を採用してるみたいデジね。
ひ、酷いや…。
また一定の残業代をあらかじめ給料として払う「固定残業代制(みなし残業代制)」を採用している企業もあるデジ。こういったシステムを取り入れている企業は残業が多いうえ、給料が低い可能性が高いデジ。求人票などで見つけたら気を付けるデジよ~。
いつ見ても会社が明るい
転職を考えてる企業を定時過ぎ、22時や23時に外から見て明るい(電気がついている)ようなら危ないんじゃないデジかね。
遅くまで残業している人がいるってことだもんね!
週に1日くらいならまだしも、毎日だと入社後、長時間の残業を強いられる可能性が高いデジ。ちょっと面倒だとは思うデジが、転職を考えてる企業がある人は、夜遅くに電気がついているか確認してみてほしいデジね。
ざぶとん君
離職率が高い
IT業界(情報通信業)の離職率は10.5%と冒頭で話したデジが、中には離職率が30%を超えるベンチャー企業も存在するデジ。
やっぱり離職率が高い企業は危ない?
離職率が高いってことは長時間の残業や休日出勤、ハラスメント行為の横行、低賃金など。何かしらの問題を抱えて辞めた人が多いってことデジから、ブラック企業の可能性は高いと思うデジ。
う~ん。それなら離職率は事前に調べておかないとだね。とはいえ、離職率ってどう調べるの?
一般的な方法としては「四季報」という情報誌でチェックすることデジかね。また、転職エージェントを活用して聞いてみる手もあるデジ。
なるほドーナッツ!
ブイブイ
福利厚生が充実していない
勉強会や新人研修、資格の取得支援や各種休暇制度など。福利厚生が充実したIT企業はホワイト率が高いとされてるデジね。逆に福利厚生が充実していないIT企業は、社員を使い捨ての労働力としか見ていないかもしれないデジ。
しっかり社員を育てる気があるなら、研修などの制度を整備するはずだもんね!
福利厚生の充実ぶりは求人票などで確かめられるデジよ。これもしっかり確認しておくデジ!
ブラックなIT企業を回避する方法
ブラックなIT企業への転職なんてまっぴらごめんデジよね!というわけで、ここからはブラックなIT企業への入社を回避する方法を紹介するデジ!
転職エージェントを頼る
最も手っ取り早くて信頼度が高い方法は転職エージェントを頼ることデジね。IT業界に詳しいキャリアアドバイザーの人についてもらえば、各企業の詳しい話を聞くことが出来るはずデジ。
転職エージェントって利用者が増えてるらしいね。
ブラック企業を回避するためのアドバイスはもちろん、履歴書・職務経歴書といった書類作成のサポートや、面接対策までしてくれるデジからね。もちろん希望にそった求人探しも手伝ってくれるデジ。それでいて無料で利用できるんだから、活用しない手はないデジよ!
素晴らしインドネシア!
大事なことはIT業界に強い転職エージェントを利用することデジ。専門用語が多い業界デジからね、話がわかるキャリアアドバイザーでないと思うようなサポートを受けることができないデジよ。以下にIT業界に強いおすすめ転職エージェントを紹介するデジから、転職活動の際は利用してみるといいデジ!
レバテックキャリア IT系
「レバテックキャリア」はIT・WEB業界に特化した転職エージェントなんデジが、なんと年間で3,000回にもわたる企業訪問を行うことで、各社の内情までしっかりと把握しているデジ!
求人票を見ただけではわからない社風や労働環境といったことも教えてくれるデジから、きっとミスマッチも少ないと思うデジ。
業界に強いキャリアアドバイザーが企業ごとに職務経歴書作成のアドバイスをしてくれるデジから、書類通過率が高いというのも魅力デジ。「アピールすることがない…」という人も、キャリアアドバイザーがこれまでの経歴をじっくりヒアリングすることで強みを引き出し、可能性を広げてくれるデジ~。
TechClipsエージェント IT専門 高年収
ITエンジニアでとにかく高年収求人を狙いたいという人なら、「TechClipsエージェント」がおすすめデジ!首都圏限定(東京・神奈川・埼玉・千葉)ではあるデジが、なんたって年収500万円以上の求人が100%デジからね。
1,000社以上の求人を保有しているデジが、高年収&高待遇に特化した求人だけを揃えているデジ!
しかも転職を支援してくれるキャリアアドバイザーは、ITエンジニアを兼任しているという現役&プロ!業界に精通し、専門用語も熟知しているデジから、話がスムーズデジ。ITエンジニア特化&高年収特化と絞り込みがしっかりしているデジから、有意義な求人探しができるはずデジよ。
マイナビエージェント×IT IT系
大手マイナビのIT特化の転職エージェントが「マイナビエージェント×IT」デジよ。マイナビエージェントはもともと20代・30代といった若手の転職支援に強く、手厚いサポートが受けられると定評があるデジ。
当然ながらマイナビエージェント×ITもサポート力は期待できるデジ!はじめての転職活動という人も、きっと安心して転職活動が進めれられると思うデジ!
IT業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているデジから、業界の傾向などを考慮したアドバイスをくれるデジ~。話を聞くだけでもかなり役に立つと思うデジ!
ブイブイ
口コミサイトを頼る
最近は転職口コミサイトを利用して、企業のブラック度を測る人も多いデジね。
転職口コミサイトかぁ。
実際に企業で働く人・働いていた人が良いところや悪いところをレビューしているから、企業の公式ホームページ等では分からない実情をバッチリ入手できるデジよ!
実際に働いていた人の情報なら参考になりそう!
ブイブイ
慎重な転職でブラックなIT企業を避けよう!
IT業界って凄くブラック企業が多いイメージだったけど、実際は離職率もそこまで高くないし、ホワイト企業も多いみたいだね。
ただ、下請け構造などブラック企業が増えやすい特徴があるし、実際にベンチャー企業なんかはブラックなところも多いみたいだよ。IT企業への転職を考えてる人は、今回紹介したブラック企業の特徴に気をつけたり、転職エージェントや口コミサイトを上手に使ってホワイト企業への転職を目指そうね!
ブイブイ
ざぶとん君