小学生を対象とした“将来なりたい職業ランキング”で上位にランクインすることも多い「美容師」デジが、その実態は非常にブラックで、短期間のうちに辞めてしまう人も多いんデジよ。
ここでは美容師の離職率や、ブラックな部分、またブラックな美容室で働く人のための対処法などを紹介していくデジ。
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10月はコロナウイルスの影響でいつもとは違う特別な状況です。オンライン面談を導入する企業も増えており、感染リスク少なく転職活動を進めることも可能です。今後の動向に注視しながら転職活動を進めていきましょう
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細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験を持つが、その転職によって確実にキャリアを積んできている。探求心が強くとにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
美容師はブラック?離職率が高い?
美容師かぁ。人気の職業だし、昔からの憧れでなる人も多いんだし辞める人って少ないんじゃないのかな?
実はそうでもないんデジよ。たとえば、厚生労働省が発表した「平成29年雇用動向調査結果の概要」によると、「生活関連サービス業・娯楽業」の離職率は22.1%と、宿泊業・飲食サービス業に次ぐ2番目の高さだったデジ。
生活関連サービス業には美容師の他、クリーニング店、公衆浴場、エステ、ネイルサロンなども含まれます。また娯楽業には映画館、劇場、スポーツ施設などが該当します。
美容師以外の仕事も混ざった統計デジから、一概にこのデータだけで美容師の離職率が高いとは言えないデジけど、中には「1年以内で半分は辞める」「10年以内に9割は辞める」といった意見もあるほどデジ。
う~ん。せっかく夢の美容師になれたのに辞めてしまうのか。
辞めてしまう理由は人それぞれデジけど、一例としては以下のようなものが考えられるデジ。
- 理想と現実のギャップがある
- 労働内容が意外に過酷
美容師と言えばきらびやかなイメージを持つものの、実際はアシスタントの時期が長かったり、忙しさで職場の雰囲気が悪かったりと、かなりのギャップを感じる人も少なくないデジ。
なるほど。
また、詳しくは下記で紹介するデジが労働内容もなかなかに過酷デジ。だからこそ、国家資格を取得してまで就いた美容師という仕事を多くの人が辞めてしまうんじゃないデジかね。
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美容院・美容室を辞めたい理由とは
ここからは美容院・美容室を辞めたいと感じる人が多い理由を紹介していくデジ。
年収が低め
美容師は年収が低いことで有名デジね。厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」によると、美容師の近年の平均年収は以下のようになってるデジ。
- 2010年:267万700円
- 2011年:267万6100円
- 2012年:272万7000円
- 2013年:279万7100円
- 2014年:262万7400円
- 2015年:285万5100円
- 2016年:287万6900円
- 2017年:295万8300円
近年はやや上昇傾向にあるようデジが、それでも平均は300万いかず。しかも、上記の数字は全ての年齢の平均デジから、勤続年数が少ない新人はおそらく上記以下。中には手取りで月に15万円くらいしか貰えないといった意見もあるデジ。
それ、一人暮らしならカツカツじゃないか…。
なお、美容師のボーナスの平均は5~7万円ほど。もはやボーナスと呼んでいいのか分からない金額デジし、そもそもボーナスが出ない美容院の方が圧倒的に多いと言われてるデジ。
いくらやりがいのある仕事でも賃金が低すぎる!
多くの人が夢見る職業は「やりがい搾取(やりがいがあるのをいいことに賃金を安くする行為)」されやすいデジね。
深刻な問題だなぁ。
ちなみに、美容師の給料は「固定給+歩合制」になってることが多いんデジが、歩合の割合は10%以下というケースがほとんど。つまり3,000円の料金でカットしても貰えるのは300円以下。ここに固定給を含めても時給換算1,000円いかなかったりするデジ。
国家資格を頑張って取得した結果が薄給とはね…。
アシスタントの時期が辛い
冒頭で話したように美容師の多くが短期間で辞めてしまうと言われてるデジ。これには辛いアシスタント期間が関係してると思われるデジ。
アシスタント期間?
美容師は一般的にアシスタント(弟子、見習い的な存在)の時期を乗り越えたのち、自分でお客さんの髪をカット・デザインするスタイリストになるデジ。
なるほど。
そんなアシスタントの期間は当然ながら新人デジから給料は低いし、カットやパーマ等の練習をするため遅くまで美容室に残ったり、あるいは早めに出勤して練習をする必要があるデジ。
- 6時:起床
- 7時~9時:出勤し練習
- 9時:開店準備・朝礼
- 10時:開店
- 20時~21時:閉店
- 21時~23時:練習や掃除・戸締り
- 23時30分:帰宅・入浴・夕食等
- 25時:就寝
お店の仕事はしつつ修行もってことか…。スケジュールがタイトすぎる…。
アシスタントだから仕事が楽ということもなく、シャンプーやカラー・パーマの準備、掃除に後片付け、その他雑務などやることはたくさん。言ってしまえばスタイリストよりも忙しく、ろくに食事をする時間もないデジ。
激務に営業時間外の練習に薄給に…。
アシスタント時代は冗談抜きに睡眠が1日4時間、5時間レベルだったりするデジからね。これじゃあ辞めてしまう人が多いのも納得デジ。
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長時間労働+休みが少ない
上記でアシスタントは練習も含めお店にいる時間が長いと話したデジが、スタイリストになった後も新人の練習を見てあげたり、やっぱり長時間労働を強いられることは多いデジ。
アシスタント期間を抜けても楽にならないのか…。
また美容室によっては週に休みが1日しか設定されていなかったり、有給休暇の消化もままならなかったりで疲れが抜けきらず。身体を壊して退職したという声もちらほら見られるデジ。
予想以上に肉体労働
引っ越し業や大工業に比べればましかもしれないデジが、美容師もかなりの肉体労働デジね。
- ほぼ1日中立ちっぱなし
- カットで常に腕を浮かせている
- シャンプーでも常に手を動かす
- シャンプーが手荒れの原因になる
- 毎日の掃除が大変
などなど。1日中立ちっぱなしだけならまだしも、カットやシャンプーで手も動かしっぱなしデジし、カットした細かい髪の毛が店内に散らばるため、掃除がかなり大変デジ。
予想以上に肉体派の仕事なのか。
だからこそ長時間労働とあいまって身体を壊してしまう人が多いんデジよ。
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歳を重ねると転職が難しくなる
美容師の経験が美容師以外の仕事で役に立つかと言えば・・・微妙デジね。せいぜいブロガーになった時にネタにできるくらいデジかね?
一般的な仕事とはあまりにかけ離れてるからなぁ。
そのため、年齢を重ねてから「美容師を辞めて他の仕事に就こう!」と思ってもなかなか難しかったりするデジ(年齢を重ねるごとに未経験への転職は難しくなるため)。辞めたい人が多い理由とは違うデジが、こういった欠点もあることは覚えておいてほしいデジね。
美容師を辞めるか迷ってるなら、少しでも早く辞めて職探しした方がいいってことか。
ブイブイ
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美容師のブラックさは改善しないかも?
ここまでで紹介した通り、美容師は非常にブラックな部分の目立つ仕事なんデジけど、この状況が改善される可能性は低いと思ってるデジ。
どうしてだい?
美容師は多くの人が憧れる人気の職業デジからね。そのため、過酷な環境でも頑張って働いてしまう人も少なくないと思われるデジ。
夢のためなら何でもできるって人は一定いるよね。
一応は人手不足が深刻な美容院も少なくないようデジが、状況が改善するにはかなりの時間がかかると考えられるデジ。あくまでも予想ではあるデジが、この先、他の業界のようにメスが入ることを期待しているのなら、それは甘い考えかもしれないデジよ。
ブラックな美容室を辞めたい!そんな時の対処法
今現在、ブラックな美容室で働いていて「辞めたい」と考えてる人のために、いくつか対処法を紹介するデジ!
転職を考えてみよう
ブラックな美容室で頑張って働き続けて昇進しても、おそらく今と待遇はそう変わらないんじゃないデジかね。それよりも、今の職場がブラックだと思うなら、待遇の良い美容室を見つけて転職することをおすすめするデジ。
いくらブラックな美容室が多いとはいえ、世の中のすべての美容室ではないだろうしね。
ブイブイ
独立してしまうのもあり
ブラックな職場が嫌なら、いっそ独立してしまうのもありデジね。どちらにせよ将来的に独立を考えてるなら、いいチャンスかもしれないデジ!実際に独立する美容師はすごく多いデジよ。
独立か。夢のある話でいいね。
ただ、独立にはまとまったお金や、経営に関する知識などが必要になるため、転職に比べると難易度はグッと上がるし、今より厳しい状況になることも少なくないデジ。
自分のお店を持つにはリスクがあるってことか。
つまり、まずは経営に関する勉強あたりから始めないといけないデジね。まずは労働時間が短い職場へ転職して、それから独立の勉強を始めるのでもいいかもしれないデジ。
辞めにくい時は退職代行サービス
ちなみに、転職するにせよ、独立するにせよ、今の職場を辞めないといけないデジよね。ただ、上司が怖い人だとなかなか「辞めます」って言い出しにくくないデジか?
美容室だと最低限の人数でまわしてることも多いしね。退職を言い出すには勇気が必要そうだ。
そんな時には今話題の退職代行サービスを使うのがおすすめデジ!退職代行サービスは自分にかわって経営者へと退職を伝えてくれるサービスなんデジよ!
退職代行って美容師でも使えるのか。
問題ないデジよ。実際に美容師が退職代行サービスを使った例がテレビで放送されてるくらいデジ。その人の場合、退職を伝えたのに「1年後に考えてやる」と言われてしまったらしいデジから、勇気を持って退職を伝えたのに取り合ってくれなかった時にも利用をおすすめするデジ。
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美容師もブラックな面が目立つ職業
世の中にはブラックな部分が目立つ職業がたくさんあるデジけど、美容師もそのひとつだったわけデジね。
もちろん美容室によっては働きやすいホワイトな環境を提供してくれるデジから、今現在、ブラックな職場にいて困ってる人は転職などの対処法を試してほしいところデジ。
これから美容師になろうと考えてる人は、求人の情報などを入念にチェックしてブラックな美容室を回避するデジよ!
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