広告代理店・広告業界と言えばブラックなイメージが強いデジよね。何といっても日本で最大手の広告代理店は、ブラック企業大賞を受賞したことでも有名な電通なわけデジからね。多くの人が「広告代理店=ブラック」のイメージを抱えていても何らおかしいことは無いデジ。
今回は広告代理店がいかにブラックなのか、その具体的な内容を詳しく紹介していくデジよ~。広告代理店への転職・就職を考えているなら、ぜひ事前にチェックしておいてほしいところデジ!
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目次
広告代理店=電通=ブラック!
広告代理店にブラックなイメージが強いのってやっぱり・・・電通のせいだよね。
そうデジね。株式会社電通は日本で最も大きな広告代理店とも言われ、世界単位の広告代理店としても上位に入るレベルデジが、2015年に起きた新入女性社員の過労自殺により一気に悪名がとどろいたデジね。
確か1ヶ月の残業時間が約130時間にも上ったんだっけ。いわゆる過労死ラインが1ヶ月あたり80時間残業なわけだから・・・う~ん、酷い話だ。
このことから、電通は2016年のブラック企業大賞において「大賞」を、2019年には「特別賞」を受賞しているデジ。なお、受賞理由には他にも「鬼十則」と呼ばれる社訓が関係してるデジ。
鬼十則?
「鬼十則」は1951年に当時の社長が作り出したもので、その中には「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。」といった恐ろしい精神論が書かれているデジ…。
自ら「ブラックです!」と宣伝してるような社訓だ…。
また電通に限らず広告代理店に勤める人からの「辞めたい」といった意見も多く、SNS等でブラックな部分が暴露されてるデジね。広告代理店のブラックな部分については下記で詳しく紹介していくデジよ。
電通鬼十則
- 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
- 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
- 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
- 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
- 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
- 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
- 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
- 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
- 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
- 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
広告代理店がブラックな理由とは?
ここからは広告代理店がブラックな理由について紹介していくデジよ。ただ、全ての企業に当てはまるとは限らないデジ。その点だけは把握しておいてほしいデジね。
クライアントが無茶な要求をしてくる
広告代理店はクライアント(広告を出したい企業)から依頼を受け、広告の作成を進め、テレビやインターネットで配信できるようにする、いわば「広告を出したい人」と「広告を出す媒体(テレビやネット等)」を繋ぐ存在デジ。
架け橋的な存在なわけか。
つまり、仕事を依頼してくれるクライアントあってこその企業なわけで、基本的にクライアントには逆らえず、「1週間以内に広告を仕上げてください!」と言われれば従わざる得ないことも・・・デジ。
まぁ、仕事を断れば信頼関係に傷がつくわけだしね。なかなか企業としては断りにくいよね。
で、無茶な納期を叶えるためにどうするかと言えば、徹夜や休日出勤による長時間の残業が必要になってくるデジ。しかも、クライアントが急いで広告を出したいケースは少なくないんデジよね。
今や1日2日の差が売り上げに大きく影響するっていうのは分かるんだけど・・・広告を作る方はたまったものじゃないね。
なお、広告には「〇日までに入稿してくれないと放送は無理です(TVCMの場合)」といった入稿期限があるんデジが、クライアントによっては入稿のギリギリまで素材が送られてこず、残業うんぬん以前に、とんでもないスピードで作業しないといけないことも、デジ。
それでもクライアントの要求に応えなきゃいけないって、辛いなぁ。
仕事量が膨大
上記でクライアントについて話したデジが、ほとんどの場合は1つのクライアントだけでなく、同時に複数のクライアントを担当することになるうえ、仕事には受注から資料作成、プレゼン、コンペなど多くの段階があり、一人では抱えきれない仕事を受け持つことになるデジ…。
そりゃ残業時間が100時間を超えるわけだ…。
あまりの時間の無さに、どういった広告にするかなどは移動時間や家に帰ってから考えることも。とはいえ、それらの時間は残業にならないわけで。おそらく実際の残業時間以上に、仕事の時間が長い職業デジよ…。
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残業・徹夜あたりまえの上司・先輩が多数
広告代理店で働く人の中には、本当に広告作りが好きで長時間の残業や徹夜も苦でない人がいるデジね。
いいことじゃないか。
そうとも言えないんデジよ。そういった人のせいで業界全体の労働時間が長くなるし、人によっては「いい広告のためなら残業・徹夜も当たり前」の考えを他の社員に強要するんデジ…。
それが上司や先輩だと従わないといけないわけか…。
特に新人だと断りづらいデジよね。こういったプロ意識が強い人の考え方が、広告代理店のブラック度を助長しているとも言われているデジね。
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精神論を掲げる企業が多い
冒頭で触れたデジが、たとえば電通は「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。」といった社訓を掲げるほど、精神論に染まった企業デジ。
何度みても恐ろしい社訓だ。
また電通に限らず、広告代理店には体育会系で精神論を掲げる人が多い傾向にあるデジね。仕事でミスをすれば怒鳴られ、上司や先輩に逆らえば理不尽な怒りを買い、飲み会に誘われれば断れない雰囲気・・・デジ。
すごく昭和っぽさを感じるなぁ。
時代と共に体育会系の気質は収まる・・・と思いきや、新しい人が染まっていくのか、なかなか改善されないとの声も見られるデジね。体育会系のノリについていけそうにない人は、広告代理店への就職・転職を避けておいた方がいいかもしれないデジ。
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人の入れ替わりが激しい企業も
これは企業によるんデジが、広告代理店は激務や人間関係の問題から早期で辞めてしまう人も多いデジ。そのため、せっかく築いた人間関係が無駄になり、また新たに人間関係を築かないといけなくなることも珍しくないデジね。
これは、ブラックな部分なのかな?
何ともいえないデジけど、人によっては何度も何度も新しく人間関係を築くのに苦痛を覚えると思うデジ。ただ、逆に人間関係が固定されない、風通しのよさにメリットを感じている人もいるみたいデジ。
賛否両論ってことか。
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広告代理店にブラックじゃない部分はないの?
広告代理店にブラックな部分が多いのは分かったけど、それでも極端に人手不足とはあまり聞かないなぁ。何か理由があるのかな?
確かに広告代理店はブラックな部分も目立つデジが、下記のように「年収が高い」「やりがいがある」といったメリットもあるため、入社を目指す人はそう少なくないんデジよ。
年収1000万円越えも夢じゃない
中小企業などは別かもしれないデジが、広告代理店と言えば、その年収の良さが有名デジね。たとえば、最大手である電通や博報堂については平均年収が1000万円を超えるとも言われてるデジ!
平均で1000万円か!
つまりは1500万円、2000万円クラスの年収も夢ではないってことデジね。このおかげでブラック企業大賞になりながらも、一定の人材を確保できているのかもしれないデジね。
なるほど。
なお、電通、博報堂に次ぐ3番目に大きいとされる広告代理店の「アサツー ディ・ケイ(ADK)」は平均年収が750万円前後とされており、他の大手に比べると下がるものの、一般的な水準で見ればやっぱり高めデジね。
クリエイティブでやりがいを感じる
広告代理店の仕事も多岐にわたるデジが、中にはアートディレクターなどクリエイティブな仕事もあり、やりがいを感じられることも少なくないんデジよ。
仕事のやりがいを求めて就職する人も多いと聞くね。
残業や休日出勤が多くても、やりがいがあるから頑張れるって人は一定数いるわけデジね。
大手なら社会的地位が高い
電通や博報堂など大手の広告代理店には例年1万人以上の応募があるとされてるデジ。
ブラックで有名になってなおか。
その理由のひとつには社会的地位の高さもあると言われているデジね。家族や友人・知人から憧れのまなざしで見られる。大手広告代理店の良いところデジね。
社会的地位かぁ。気にする人は気にするよね。
どの仕事が優れている・劣っている、といったことも無いとは思うんデジが、こういった理由もあり、広告代理店を志望する人は多いみたいデジ。
広告代理店はブラック企業多数!就職・転職は慎重に!
広告代理店には年収や社会的地位の高さなど良いところも多いデジが、その一方で長時間の残業や体育会系のノリといったブラックな部分も目立つデジ。
特に電通は大手でありながらブラック企業大賞を受賞するほどのどす黒さ。他の広告代理店にしても様々な闇を抱えている可能性は高いデジから、広告代理店に転職・就職を目指すなら入念に下調べをしておいた方がいいデジよ!
間違っても下調べ無しの安易な転職・就職はNG!下手をすれば長時間の残業で取り返しのつかないことになってしまうかもしれないデジよ!
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