2018年の流行語大賞にノミネートされた「時短ハラスメント(ジタハラ)」をみんなは知ってるデジか?
これは労働時間の短縮によるハラスメント行為(嫌がらせ行為)のことデジね。一見、労働時間の短縮は良いことに見えるデジが、実はその裏には残業代の付かない実質残業などが隠れているデジよ…。
ここでは時短ハラスメントの意味や具体的な事例を紹介するデジ。「自分が受けてるのはジタハラかも?」って人はぜひ最後までチェックしてみてほしいデジね!
10月の転職はコロナの影響あり
10月はコロナウイルスの影響でいつもとは違う特別な状況です。オンライン面談を導入する企業も増えており、感染リスク少なく転職活動を進めることも可能です。今後の動向に注視しながら転職活動を進めていきましょう
…とは言ってみたものの、1人1人におすすめの転職サイトは「性別」「年齢」「年収」によって大きく異なるため【 30秒 転職診断チャート】で適切なサイトを診断し、転職成功率をグッと高めましょう!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
ガーデン
細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験を持つが、その転職によって確実にキャリアを積んできている。探求心が強くとにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
ジタハラとは?
近年、「働き方改革」により長時間労働の改善などに取り組むようになったデジね。これを受け、多くの企業がブランドイメージを守るため、また労働基準監督署の厳しい目を逃れるために残業時間を減らすよう動いているデジ。
残業時間が減る。いいことだね。
ただ、中には仕事量がそのままなのに残業だけ禁止する企業が出てきているデジ。残業をしてやっと終わる仕事量なのに残業時間は無くなる。この場合、仕事を片付けるにはどうするデジかね?
あぁ…。持ち帰って仕事を片付けるわけか…。
その通りデジ。定時で会社を追い出された後に残った仕事は自宅やカフェで片付けるわけデジね。特に最近はパソコンとネット環境があれば何処でも作業できる仕事が多いため、こういった仕事の仕方が成立してしまうデジ…。こういった労働時間短縮に関する嫌がらせを「ジタハラ」というデジ!
なるほど…。
そんなジタハラを受け続けるうちに精神・肉体に支障が出てくるケースも少なくないデジ。酷い場合はうつ病などを発症する可能性もあると言われてるデジね。
ガーデン
時短ハラスメントの20の事例を紹介
ここからは時短ハラスメントの事例を紹介するデジよ。
事例①
ある会社で働くAさん。いきなり上司が「今日から残業は無し。定時に帰るように。」と命令してきました。しかし、毎日のように残業で終わらせていた仕事量は変わらず。Aさんは毎日、持ち帰りで仕事を片付ける羽目になりました。上司に持ち帰り残業のことを報告したところ、残業代は出ないようです。
ブイブイ
事例②
上司から定時の帰宅を命じられたBさん。業務時間内に何とか仕事を終わらせようとするものの、量が膨大で終わらず、上司に文句を言われてしまいました。そんな日が続き、次第にBさんはうつ病に…。
ブイブイ
事例③
会社の方針で18時には消灯になることに。ただ、18時までに仕事が終わらないことも多く、ほとんどの社員は近くのカフェに移って仕事を続ける羽目に…。
事例④
残業時間(残業代)を減らすために休憩時間を1日1時間から2時間に増やされたDさん。ただ仕事量が減るわけでもなく、また休憩時間は暇を持て余すため、結局は休憩時間も仕事時間に充てています。
事例⑤
残業が禁止されたものの定時では仕事が終わらず、上司に「まだ仕事が終わってません!」と直談判したところ「知らん!終わらせるよう努力しろ!」と具体性のない叱責を受けました。
事例⑥
「会社の方針として、今月から残業は月に10時間までです。ただ仕事量は変わりません。終わらなかった場合はどうなるか・・・分かってますね?」と脅しまがいのことを上司に言われ、結局仕事は持ち帰って自宅で終える毎日を過ごしています。
事例⑦
「残業なしじゃ終わりません!」と上司に相談すると「私も上からの命令で辛いんだよ…頑張って…」と言われてしまい、それ以上は責められませんでした。
ブイブイ
事例⑧
仕事に専用の研究室等が必要なHさん。残業なしが命じられてから早く帰れるのはいいものの、大量に残った仕事が気になったり、無駄に時間があるため散財をしてしまったり。「これなら仕事をしてた方がいい!」と思う毎日です。
ブイブイ
事例⑨
「業務成績が悪く残業代なしで効率を上げていかないと会社が破綻してしまいます!残業なしでよろしく!」と会社の経営状況を盾にしてくる。
ブイブイ
事例⑩
仕事の納期が近いにも関わらず部長が「とにかく早く帰れ!」と言うので従うと、後日、納期に間に合わなかったことに激しい叱りを受けた。
事例⑪
上から「部下に残業の禁止を命じろ」と言われた中間管理職のKさんは、部下に振るはずだった仕事を自ら片付けることに。もちろん残業はできないため自宅への持ち帰りです。
事例⑫
仕事の都合上、お客さんと19時や20時に会うことが多いLさん。しかし、17時の定時帰宅が命令されたため、お客さんに無理を言って時間を調整してもらうことに。失客のリスクにいつも怯えている毎日です。
事例⑬
資料の作成からサンプル作りまで一人でこなすMさん。他に作業をできる人がいないため、納期によっては残業必須なのですが、上司は定時退社を強要。「それなら増員を!」と頼んでも「人件費がかかるから」と一蹴されてしまいました。
ブイブイ
事例⑭
残業で23時くらいまで作業をすることも多かったNさん。しかし、会社から「20時以降は事務所を施錠する」と通達。ノルマを減らしてほしいという要求も受け入れられず、泣く泣く“自主的に”休日出勤をすることになったのです。
事例⑮
Oさんは残業時間を(見た目上)減らすため、上司から定時でのタイムカード押しを強要されました。しかし、実際はタイムカード後も作業は続き、いわゆるサービス残業をさせられる毎日でした。
ブイブイ
事例⑯
現場と事務仕事を掛け持ちするPさん。今まで事務仕事は残業で片付けることも多かったのですが、定時での退勤が命じられてからは事務仕事が溜まる一方。そのことを上司に相談しても「方針は変えない」と片付けられてしまいました。
事例⑰
残業なしに無理があると感じたQさんが上司に直談判したところ「俺が若いころはそのくらい簡単に片づけられたぞ!」と理不尽な文句を言われた。
ブイブイ
事例⑱
上司が早く帰りたい一心で、部下に定時で仕事を終わらせるよう命じてくる。
ブイブイ
事例⑲
ミスをしないよう丁寧に仕事をこなすSさんでしたが、ある日、上司から「もっと効率重視にしろ!残業代が多くなるんだよ!」と言われてしまい、急いで作業をした結果、ミスが増えて取引先から文句を言われることに…。
事例⑳
残業当たり前の企業に監査が入り、それからは「残業禁止」の命令が出されました。しかし、仕事の量は変わらないため、社員は仕方なく朝早くから出勤して仕事を始めることに。それでも終わらない仕事は持ち帰りのサービス残業に…。
今月の申込数ランキング
- #リクルートエージェント
転職支援実績No.1!約90%が非公開求人!登録必須のエージェント。
https://www.r-agent.com/ - #doda(デューダ)
転職者満足度No.1!特に20~30代の人におすすめで求人数100,000件以上。
https://doda.jp/ - #ビズリーチ
年収600万円以上の人向き!優秀なヘッドハンター多数在籍!
https://www.bizreach.jp/ - #パソナキャリア
女性の気持ちがわかるアドバイザーが多い!年収アップ率67.1%!
https://www.pasonacareer.jp/
【対処編】時短ハラスメント10の事例
ここからは自分なりに時短ハラスメントを対処した人の事例を紹介していくデジ!
事例①
部長からの無理なジタハラに限界を感じたAさんは、専務にそのことを報告しました。すると、翌日から部長がおとなしくなり、ジタハラの被害も収まったのです。
ブイブイ
事例②
ジタハラ被害にあっていたBさんは、社内の労働問題・ハラスメントの相談窓口に相談しました。きちんとPCの稼働時間など証拠を残していたため、相談によって状況は改善しました。
事例③
残業が出来ず仕事が溜まっていくことに困ったCさんは、先輩に相談し効率的な仕事の方法を教えてもらいました。その結果、残業なしでも仕事がまわるようになったのです。
ブイブイ
事例④
大量のノルマや作業に追われる中、上司から無計画な定時退社の命令が。社員がそれに従うと、取引先の相手へ迷惑をかけるトラブルが多発。結果、1ヶ月もしないうちに定時退社の命令は取り下げられました。
ブイブイ
事例⑤
あまりに無茶な定時帰宅に対して、Eさんは残業が必要な理由を資料にまとめ提出。これによって上司に残業を認めてもらいました。
事例⑥
定時(17時)から2~3時間ほどの残業が普通だったFさん。今までは残業代が出るので頑張れたのですが、働き方改革により定時での帰宅が命令され、自宅でのサービス残業をすることに。耐えられなくなったCさんは転職活動を始めました。
ブイブイ
事例⑦
残業や休日出勤で大量の仕事をこなすことに楽しさを覚えていたGさんでしたが、ある時から「残業や休日出勤は無しで」という方向に。仕事への意欲を失い退職を決意しました。
事例⑧
あまりの仕事量に定時上りは無理だと判断したHさんは、上司に増員を要求すると、1人の新人が入社。現在は新人に指導をしながら仕事を振り分け、何とか仕事を片付けたうえで定時に帰宅できています。
事例⑨
最初は持ち帰りでサービス残業をしていたIさんでしたが、納得がいかず、持ち帰り残業の証拠メールなどを提示して残業代を請求しました。
事例⑩
ジタハラに悩む同僚を集め、全員で上司へと訴えた結果、次の日から残業なしの命令が取り下げられました。
時短ハラスメント(ジタハラ)はまず相談!
時短ハラスメントは、パワハラやセクハラよりも知名度が低く、また経費削減や業務の効率化と紙一重な部分があるから難しい面もあるよね。
でも体も心も壊してしまっては、快適に働くことができないし、結果的に会社に貢献することも、成績アップすることもできないデジ!
そうだね。だからこそ、ジタハラかも??って思ったら相談窓口に相談しよう!大きい会社なら社内に相談窓口が設けられていることもあるだろうし、あとは以下のような相談窓口を頼ってもいいかもね。
無料で利用できる相談窓口
上の相談窓口以外にも、今はいろいろな相談窓口が用意されているデジから、ぜひ上手に利用して快適に仕事ができるようにするべきデジ!
ガーデン
ジタハラに悩む人は対策を!
今回の事例の中に当てはまる状況があるなら、それはジタハラを受けている証拠デジ!
「やっぱり残業なしの業務は無謀だった」と上司が気づいてジタハラが自然消滅するケースも無くはないデジが、多くの場合は自分から動かないと問題は解決しないデジよ!
今回の事例にあるように、自分で残業の必要性を資料にして解決した人なんかもいるデジ。また、最近は仕事の悩みを相談できる窓口も増えてるデジから、有効活用してほしいデジね!
ガーデン
ブイブイ