近年、セクハラやパワハラと共にモラハラという言葉をよく聞くようになったデジね。これは上下関係なしにハラスメント(嫌がらせ)行為を行うもので、多くの職場で問題になってるデジ。
ここでは、そもそもモラハラとは何なのか。またモラハラにはどんな事例があるのか具体的に紹介していくデジよ!
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ざぶとん君
行き当たりばったり直進系の28歳。ブラック企業で働いていた経歴あり(前職)。転職でホワイト企業に入社。仕事の成績はほどほどだが、信頼できる仲間とやりがいを持って働いている。
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
目次
モラハラとは?
「モラハラ(モラルハラスメント)」はフランスの精神科医であるマリー=フランス・イルゴイエンヌさんが提唱した言葉で、簡単に言うと暴言や無視などの嫌がらせで被害者を精神的に追い込むことを指すデジ。
あれ?それってパワハラと似てない?
パワハラは上司から部下へ行う嫌がらせデジよね。対して、モラハラに上下関係はなく、部下から上司、後輩から先輩といったケースも少なくないデジ。また、パワハラと違い、モラハラに肉体的な暴力は含まれないデジね。
へぇ~。そんな違いがあるんだ。
ちなみに、モラハラの被害者は「嫌がらせされるのは自分が悪いんだ」と思い込んでしまいがちデジが、当然ながら悪いのは加害者の方デジ。以下で紹介する事例と自分の状況が当てはまる人は、モラハラを受けてると自覚して窓口などに悩みを相談してほしいデジね。
ざぶとん君
ブイブイ
暴言や侮辱・陰口によるモラハラ事例
今回はモラハラを5つのパターンに分けて、それぞれの事例を紹介していくデジ。まずは暴言や侮辱・陰口といった悪口で相手を精神的に追い詰めていくパターンデジ。
事例①
同僚に仕事の手伝いを頼まれたAさん。自分なりに頑張って任された書類を仕上げたのですが、同僚はその出来に気に入らず「これだから〇〇大学出身のやつなんて使えないんだよ」と暴言を吐かれてしまいました。また、そのあともことあるごとに「バカが」「使えない」などの暴言を浴びています。
ブイブイ
事例②
Bさんを含めた5人のチームは仕事でノルマを達成できませんでした。そのせいで残業続き。いつのまにかイライラしたチームメンバーは集団でBさんに「お前のせいでノルマ達成できなかったんだぞ」「お前、仕事終わらせるの遅すぎだろ」などの嫌味を言うようになりました。
ブイブイ
事例③
Cさんがミスをする度、先輩が「このデブが!」「ハゲ!」など身体的な特徴で攻撃してきます。しかも、前のミスを何度も繰り返し責めてくることも。
ブイブイ
事例④
仕事でミスをしたDさんに対し、同僚が「またDさんがミスしてるー!」と職場全体に聞こえる大声で報告。その後もミスをする度につるし上げるような行為をしてきます。
ブイブイ
事例⑤
学生時代、少しやんちゃしていたことを飲み会の時うっかりバラしてしまったEさん。飲み会に出席していたのは一部の社員だけだったのですが、後日、そのことを言いふらされてしまい、それ以来、Eさんは何かと陰口を耳にするようになり、精神的に追い詰められていき会社を辞めてしまいました。
ブイブイ
事例⑥
新入社員のFさんはろくに仕事を教えられず、それでいてミスをする度に「こんな仕事もできないのか!クズが!」と暴言を吐かれ、またミスが無くとも「この程度の仕事はもっと早く終わらせろ!」と怒られる始末。結局、Fさんは他の企業へと転職しました。
事例⑦
職場で大きいミスをしてしまったGさん。それ以降、上司から「次にミスをしたら殴るからな!」などと頻繁に言われ、ドアやイスを蹴るといった乱暴な行動を目の前でされることで精神的にどんどん追い詰められてしまいました。
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無視など仲間外れにするモラハラ事例
次は無視などによって加害者を仲間外れにするケースのモラハラ事例を紹介するデジ。
事例①
新入女性社員のAさんは男性からの人気が高く、そのことに気分を害した先輩の女性社員がAさんを徹底的に無視。また他の女性社員からも無視され、業務に必要な連絡も出来ない状態。そのせいで業務がスムーズに進まず上司に怒られることもあり、Aさんは精神的に追い詰められていきました。
ブイブイ
事例②
体調が悪く一度だけ飲み会を断ったところ、それ以来、忘年会や新年会も含めた飲み会に誘われることがなくなり、また飲み会の話をしようとすると話題をそらされるようになりました。
ブイブイ
事例③
業務に必要な書類が自分にだけ配布されていないことに気づいたCさん。上司に相談してみると「偶然じゃない?」と言われ、一度はそうも思ったのですが、2度3度と同じことが続き、最終的には相談窓口へ駆け込みました。
ブイブイ
事例④
職場の休み時間、みんなでワイワイと盛り上がっていたのでDさんが「何かあったの?」と聞いてみたところ、少し前に行った社員旅行について話していたのですが、Dさんはその旅行に誘われていませんでした。
事例⑤
仕事が終わり、楽しみにしていた会社の飲み会に参加しようとしたEさんでしたが、上司から「明日までにこの仕事やっといて」と命令。そのまま上司は飲み会に向かいました。
事例⑥
いつもなら職場の人が全員参加する会議のはずが、何故か「君は今日の会議に関係ないから参加しなくていいよ」と言われてしまいました。それからも会議やミーティングには参加させてもらえませんでした。
事例⑦
もともと仲が良く休憩もほとんど毎日一緒だったFさんとGさん。お互い年齢も結婚したタイミングも近く、気の合う同僚でした。しかしFさんが先に妊娠したことでGさんはFさんを無視するようになりました。FさんがLINEを送っても無視、社内で会っても目をそらされてしまい、Fさんは悩んでしまい体調が優れない毎日を送るようになってしまいました。
ブイブイ
事例⑧
アルバイトとして入社したHさん。3年ほど一生懸命働いていたところ、その頑張りが認められ社員として働けることになりました。しばらくして上司から責任ある仕事を任されるようになってきたこともあり、打ち合わせなどで先輩社員を前に自分の意見を言うようなことも。
その頃から先輩社員の無視が始まりました。話かけても一切答えてもらえず、メールを送っても返信などは一切ありません。さらに陰で悪口を言われていると知ったHさんは、腹痛や不眠、食欲不振、動悸などさまざまな症状が出てきてしまい、1ヶ月ほど休職することとなりました。
事例⑨
Iさんの職場では、Iさんの営業成績が上がると同期や先輩から無視をされることがしょっちゅうでした。さらに覚えのない噂まで立てられて完全に孤立状態に。結局耐え切れずに退職することにしました。
プライベートを攻撃するモラハラ事例
プライベートな部分を攻撃するモラハラも少なくないデジね。その事例をチェックするデジ。
事例①
同僚にうっかり彼女がいることを話してしまったAさん。それから「彼女ってかわいいの?」「どんな人?」としつこく聞いてくるようになりました。
ブイブイ
事例②
女性社員のBさんは先輩に気に入られたのか、休日前になると「週末はあいてる?」「休みの日は何してるの?」などと聞いてくるように。行為はどんどんエスカレートしていき「家では何してるの?」「趣味は?」「彼氏いる?」と、しつこく突っ込んでくるようになりました。
事例③
読書趣味が周囲にバレてしまったCさん。それ以来「お前、読書が好きなんだって?根暗っぽいな~」などと罵倒されるようになりました。
ブイブイ
事例④
「彼女いるの?」と聞かれたDさんが正直に「彼女いませんよ」と答えたところ、同僚に「そろそろクリスマスなのに彼女なしとか寂しすぎだろ~。まさか一人で過ごすの?」と馬鹿にされました。
事例⑤
少し前に弟がリストラされたEさん。ある日、どこから聞きつけたのか嫌味な同僚が「お前の弟って働いてないんだってな!いわゆるニートだ!」と馬鹿にするような口調で話してきました。
事例⑥
お前って「〇〇大学出身なんだってな!低学歴かな?」と馬鹿にされました。
事例⑦
「〇〇さんの両親ってなにをやっている人?」「彼(彼女)の仕事は?」「〇〇さんの兄弟(姉妹)って結婚しているの?」など家族や恋人について、不快なほどに詮索されてしまいました。
仕事を妨害するモラハラ事例
仕事を妨害するモラハラも少なくないデジ。詳しい事例は下記でチェックデジ。
事例①
定時ギリギリにも関わらず、まだ仕事が大量に残っているAさんは残業を覚悟していました。そんなAさんに対し、先輩社員が「これも明日までにやっておいて」と明らかに明日までには終わらない量の仕事を押し付けてきたのです。
ブイブイ
事例②
事務職としてバリバリ頑張っていたBさん。ある日、仕事のやり方で上司や先輩ともめてしまいました。それからBさんは仕事をほぼ与えられませんでした。
ブイブイ
事例③
Cさんは同僚からの嫌がらせで、仕事中、ずっと扇風機の風をあてられ続けました。
ブイブイ
事例④
上司から評価を得るDさんは、妬みから業務に必要な電卓や鉛筆、パソコンのマウスなどを同僚に隠されてしまいました。
事例⑤
仕事は大量にあるものの、納期まではまだ余裕があるところ、何故かEさんにだけ残業が命じられました。
事例⑥
Fさんの会社では業務に必要なやりとりをメールで行っているのですが、Fさんにだけ業務に必要なメールが送信されず、仕事に支障が出ていました。また、酷い時は嘘の連絡をされ、書類を一から作り直すこともありました。
事例⑦
雑誌の編集部で働いているGさん。作成した原稿は部署内で回して修正箇所がないかチェックをしてもらうのですが、なぜかGさんの原稿だけ膨大な指摘(修正)を入れてくる人がいます。修正する必要がない箇所まで細かくチェックされてしまうので、その修正に深夜残業になることも少なくありません。
ブイブイ
家庭で起きるモラハラ事例
モラハラは職場だけでなく家庭で起きることもあるデジよ。最後に家庭で起きる事例も簡単に紹介しておくデジ。
事例①
「仕事が忙しい」を理由に家事や育児は一切手伝ってくれない夫。たしかに仕事で帰りが遅くなることも多かったので文句を言うことは無かったのですが、ある日から「料理がまずい!」「もっとスミまで綺麗にしないと!」など家事を全面的に否定されるようになりました。
ブイブイ
事例②
仕事でイライラしている夫が、ことあるごとに「そんな高い洋服買ってるんじゃねぇ!」「もっと早く出かける支度できないのか?」「こっちは仕事で頑張ってんだぞ!」と上から見下したような態度で暴言を吐いてくる。
ブイブイ
事例③
夫がイライラすると、家事に慣れておらず失敗が多かったころのことを持ち出して責め始める。
ブイブイ
事例④
ママ友と一緒にお茶をしているタイミングで帰宅した夫。何かと妻を馬鹿にしたり、怒ったりと人前で侮辱された。
ブイブイ
事例⑤
昔の同僚(異性)と話していたEさん。その現場を見た夫が執拗に「浮気してるんだろ!」と迫ってきました。当然ながら夫の勘違いであり、後日、本人にも確認し誤解は解けたのですが、夫は自分の過ちを認めず、むしろ「勘違いするような状況を作るお前が悪い!」と責任転嫁してきます。
事例⑥
仕事で嫌なことがあると、必ずコップを投げて割ったり、観葉植物を倒したり、扉を必要以上に強くたたいたりと物にあたる。
ブイブイ
事例⑦
ちょっとした言い間違いや勘違いをするといちいち責め立て、「なんでそんな間違いをするの?」「考えればわかることでしょ?」などと馬鹿にする。
ブイブイ
モラハラで困ったら窓口に相談!
今回紹介したようにモラハラの事例はとにかく多く、実際、モラハラで悩んでる人は非常に多いデジ。
今回の事例に心当たりがある人は「自分が悪いかも」なんて考えず、勇気をもって相談窓口に相談してみてほしいデジね。今は対面だけじゃなく、電話やメールで気軽に相談できる窓口も多いデジよ。
ざぶとん君