上司から部下など社会的な地位を利用して嫌がらせ(精神的・肉体的な攻撃)をするパワーハラスメント(パワハラ)が問題になってるデジね。中には執拗な叱責や暴力により自殺に追い込まれてしまった人もいるほどデジ…。
ここでは、そんなさまざまなパワハラの事例をタイプ別に紹介するデジよ。「パワハラを受けてるかも…」という人は事例をチェックしてみて、自分と同じような境遇のものがあれば、すぐにでも相談窓口などに駆け込んでほしいデジ!
10月の転職はコロナの影響あり
10月はコロナウイルスの影響でいつもとは違う特別な状況です。オンライン面談を導入する企業も増えており、感染リスク少なく転職活動を進めることも可能です。今後の動向に注視しながら転職活動を進めていきましょう
…とは言ってみたものの、1人1人におすすめの転職サイトは「性別」「年齢」「年収」によって大きく異なるため【 30秒 転職診断チャート】で適切なサイトを診断し、転職成功率をグッと高めましょう!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
あいちゃん
小柄で可愛らしいみんなのアイドル。これまでの転職経験は2回で、現在は女性が働きやすい病院受付の仕事をしている。仕事はしっかりこなすが実は超ワガママな性格。
目次
パワハラとは?
まずは簡単にパワハラのことを説明しておくデジ。パワハラは社会的に立場の高い人が低い人へと、その地位を使って暴言や暴力を働くことデジ。その多くは上司が部下に行うもので、必要以上に叱ったり、明らかにおかしい仕事量を押し付けたりが有名デジね。
こっちが文句を言うと「俺はお前の上司だぞ!逆らうな!」って言われちゃったりとかね…。
特に経営が危ない会社だと上司がイライラしがち。そのせいで怒号が飛んできたり、時には殴る・蹴るといった行為が発生してしまうデジ…。また、昔ながらの「体育会系の気質」が強い会社にもパワハラは多いと言われてるデジね。
体育会系って厳しそうだもんね…。
なお、厚生労働省はパワハラを以下の6つに分類してるデジね。
- 身体的な攻撃
- 精神的な攻撃
- 過大な要求
- 過小な要求
- 人間関係からの切り離し
- 個の侵害
今回は上記6つの分類に分け、それぞれの具体的な事例を紹介していくデジよ。
あいちゃん
パワハラ「身体的な攻撃」の事例
まずは「身体的な攻撃」のパワハラ事例を紹介していくデジ。
事例①
ある新人消防士のAさんは訓練の最中に殴られるなどの暴力をを振るわれたり、暴言を吐かれたりした。Aさんはパワーハラスメントの被害を報告。損害賠償を求める起訴を起こした結果、訓練の指導員や上司など計11人に処分が下された。
ブイブイ
事例②
航空会社に勤務するBさんは上司の殴打によって顔面挫創や頸椎捻挫の傷害をうけ、さらに暴力による手足のしびれなどの後遺症を受けたことからパワハラと認定された。
ブイブイ
事例③
新人社員のCさんはまだ仕事を覚えきれずミスをすることも多め。そんなミスをするたびに上司が灰皿やライターなどを投げてくるため、Cさんは耐えきれずに仕事を辞めてしまいました。
事例④
大学に所属する女性研究者のDさんは、病院に勤める男性医師のZさんと共同で研究を行うようになりましたが、医師は社会的な地位を利用して女性に暴力を伴うパワハラやセクハラを行うようになりました。女性はそれが原因で心的外傷後ストレス障害(PTSD)に陥ってしまいました。その後、男性に対して提訴。男性は約1100万円の支払いを命じられました。
事例⑤
会社員のEさんは自分の仕事が終わったので上司より先に帰宅しました。次の日から上司の態度が明らかに悪くなり、仕事の細かい部分にも文句をつけてくるように。そのことに対してEさんが言い返すと、憤怒した上司が胸ぐらを掴んで威圧してきました。
ブイブイ
事例⑥
会社員として働くFさんは、仕事上のミスに対して、会社役員から必要以上の暴言と暴行を日常的に受け、さらに退職勧奨(勧め励ますこと)も日常のことでした。
ブイブイ
事例⑦
男性看護師のGさんは、勤務先の病院で一緒に働く先輩(男性看護師)から、からかいや他人の前での恥辱、叩くなどのいじめを受けていました。ほかにも勤務終了後に遊びに付き合わされる、洗車や家の掃除をさせられる、風俗店に行くときの送迎をさせられる、飲食代を負担させる、仕事中に「死ね」などのメールを送るなど、数々のいじめが3年近くにも及びました。
ブイブイ
今月の申込数ランキング
- #リクルートエージェント
転職支援実績No.1!約90%が非公開求人!登録必須のエージェント。
https://www.r-agent.com/ - #doda(デューダ)
転職者満足度No.1!特に20~30代の人におすすめで求人数100,000件以上。
https://doda.jp/ - #ビズリーチ
年収600万円以上の人向き!優秀なヘッドハンター多数在籍!
https://www.bizreach.jp/ - #パソナキャリア
女性の気持ちがわかるアドバイザーが多い!年収アップ率67.1%!
https://www.pasonacareer.jp/
パワハラ「精神的な攻撃」の事例
次は「精神的な攻撃」のパワハラ事例を紹介していくデジ。
事例①
会社員のAさんが書類でミスをすると、上司が「本当にお前は使えないクズだな!」「生きてる価値あるの?」「無能すぎて・・・何で人事はこいつを採用したのか理解できない」などの暴言を浴びせてきました。
ブイブイ
事例②
おとなしめの新入社員Bさんは何かと上司や先輩にいじられがち。最初は少しからかうくらいだったのですが、次第に「お前って根暗だよな~」「声小さすぎ」「どうせ休日は家に引きこもってるんだろ(笑)」と馬鹿にするような発言が増えていきました。
事例③
昔から容姿がコンプレックスのCさん。会社で上司に「お前、ブサイクすぎ」「デブが!うっとうしいんだよ!」などの暴言を浴びせられました。
事例④
ある会社員のDさんは上司から嫌われており、仕事中に執拗に扇風機で風をあてたり、椅子にわざとぶつかるなどして仕事の邪魔をされ続けられました。
ブイブイ
事例⑤
プレゼンで失敗をしてしまったEさんは上司から「本当に使えないやつだな!今すぐ退職しろよ!」と言われてしまいました。さすがにその場の勢いだと考えたEさんは次の日も出勤したのですが、「え?何で来てるの?あ、退職届もってきた?」と言われ、仕事を続けるのが苦痛になり辞めてしまいました。
ブイブイ
事例⑥
代表取締役社長をはじめ、会社の役員も多数出席する社員研修に参加したFさん。研修参加者全員の前でFさんが発表する際、部長が「出来が悪い」「何をやらせてもダメだ」などという発言を執拗に繰り返しました。こういったことが日常的に職場で見受けられ、Fさんはそれによって精神障害をきたしていたため研修中に宿泊施設で自ら命を絶ってしまいました。
ブイブイ
事例⑦
ある会社に勤務していた女性従業員4人のうち(女性は4名のみ)、2人に対して新しい代表が「50代の社員は有用ではない」「50代は転勤願を出せ」などの侮辱的な発言をしたことで、最終的には4人全員が退職することになりました。侮辱的な発言があったのは2人に対してだけですが、結果的に4人全員に対してパワハラ行為があったという判決がくだり、退職金増額などが命じられました。
ブイブイ
パワハラ「過大な要求」の事例
次は「過大な要求」のパワハラ事例を紹介していくデジ。
事例①
膨大な仕事量から今日も残業確定のAさんですが、上司はいつも通りの定時帰宅。そんな上司が定時帰宅の直前、Aさんに「これも追加ね」と明らかに深夜まで残業しても終わらない量の仕事を押し付けていきました。
ブイブイ
事例②
新人でまだ仕事を覚えきれていないBさんに対して、上司が入社十数年レベルの人と同じ内容の仕事を押し付けてくる。結果、Bさんは仕事をうまくこなせず怒られることに…。
ブイブイ
事例③
人手不足のコンビニで店長をするCさん。深夜は品出しなどもあり忙しいにも関わらず、オーナーから「深夜はお前1人で回せ」と命令されました。
事例④
事務職のDさんは資料作成やデータ入力、書類のファイリングなど多くの業務を一人でやらされていました。さすがに身体が持たないと感じたDさんは人手不足をうったえるものの、上司はそれを聞き入れてくれませんでした。
事例⑤
大家族でいつも生活がカツカツのEさん。経営側はそのことを把握しており、仕事を辞められないのをいいことにEさんへと大量の仕事を毎日のように押し付けました。
ブイブイ
事例⑥
真面目に仕事に取り組むものの、なかなかミスが減らないFさん。そんなFさんに対し、上司はちょっとしたミスでもその都度、嫌がらせ目的で膨大な量の反省文を書かせていました。
ブイブイ
パワハラ「過小な要求」の事例
次は「過小な要求」のパワハラ事例を紹介していくデジ。
事例①
有名大学を卒業したAさんでしたが、新卒で入った会社でもお茶くみや掃除しかやらせてもらえませんでした。
ブイブイ
事例②
毎日のように長時間の残業をさせられていたBさんは耐えきれず、上司に対して「残業を減らしてください!」と要求したところ、次の日から仕事を全く与えてもらえませんでした。
ブイブイ
事例③
医師のCさんは職場の環境に不安があり、直属の上司である手術管理部長を介さずにセンター長へと問題を報告。その結果、手術管理部長(上司)からの命令で全ての手術の担当から外されてしまいました。
事例④
新人社員のDさんは仕事を覚えようと上司や先輩に話しかけるものの「忙しいから」と言われて教えてもらえず。また仕事の支持も出されず何もできない状況に陥ってしまいました。
ブイブイ
事例⑤
営業職として採用されたEさんでしたが、失言で取引先の相手を怒らせてしまい、そのことに激怒した上司から1ヶ月以上も「草むしりのみ」を命令されました。
事例⑥
技術職のFさんですが、理由もわからぬまま流通センターの配属になり、商品の梱包などFさんが持っているスキルが全く必要ない業務をやらなければなりませんでした。
ブイブイ
パワハラ「人間関係からの切り離し」の事例
次は「人間関係からの切り離し」のパワハラ事例を紹介していくデジ。
事例①
Aさんは仕事のやり方で上司と口論になってから、上司に話しかけても無視される状態が続いています。
ブイブイ
事例②
上司の怒りを買ってしまったBさんは一人だけデスクを離され、さらに忘年会や新年会に誘われなくなってしまいました。
事例③
内部告発を行ったCさんは一人だけ個室での仕事を要求され、仕事内容も単純作業しか与えられなくなりました。
ブイブイ
事例④
会議の時、Dさんは自分にだけ資料がまわってこなかったため、資料を貰いに行きましたが無視されてしまいました。その後Dさんだけ資料が無い状態で会議は進行しました。
事例⑤
ある仕事のミスをきっかけにEさんは今まで仲の良かった同僚も含め職場の全員に無視される事態に。仕事が終わってから同僚に何度か話しかけたところ「上司からお前と話さないように言われてる」と伝えられました。
事例⑥
仕事でミスをしてしまい、会社に損害を与えてしまったFさん。それを機に上司から部署の定例会議に出席しなくていいと言われてしまいました。もちろん部署内でも孤立状態になってしまう結果に。
ブイブイ
パワハラ「個の侵害」の事例
最後に「個の侵害」のパワハラ事例を紹介していくデジ。
事例①
Aさんが休憩時間に友人とラインをしていたところ「上司権限だ!」と上司にスマホを奪われラインの内容を見られてしまいました。
ブイブイ
事例②
上司に「旅行に行くので有給休暇を取得したいのですが」と相談したところ「誰と?」「どこに?」としつこく聞かれました。また、「彼女とハワイに」と正直に答えた結果、有給休暇の取得を認めてもらえませんでした。
ブイブイ
事例③
上司との飲み会で「休みの日は何してるの?」と聞かれたので「彼氏とゲームとかしてます」と答えたところ「お前の彼氏だからブサイクなんだろうな~」と大切な人を馬鹿にされました。
ブイブイ
事例④
営業職として働くDさんは次の休みに家族と旅行に行く予定でしたが、前日になって上司がいきなり「明日は俺とゴルフ行くぞ!これ上司命令な!」と言い出しました。断ろうとしたのですが、「給料減らすぞ!」などと脅されて結局は旅行をキャンセルしてゴルフに付き合うことに…。
ブイブイ
事例⑤
病院勤務のEさんは毎日、仕事が終わってから彼氏と会うのが楽しみでしたが、話題にされるのが嫌で職場には隠していました。しかし、ある時、先輩に彼氏と会っていることがバレてしまい、次の日から彼氏と会う時間になると嘘の業務で呼び出されたり、勝手にスマホの中身(彼氏とのやりとり)を見られたり…。
事例⑥
新入社員のFさんは、配属された部署の上司に「SNSやってないの?」と聞かれ、嘘をつくのも申し訳ないと思い、仕方なく「やっています」と答えました。するとすぐに上司から友達申請が。これも拒否するわけにはいかず、承認すると、それからというものSNSに投稿した内容について頻繁に話しかけられるようになってしまい、SNSの利用を躊躇するようになってしまいました。
ブイブイ
パワハラ事例に心当たりがあれば相談!
パワハラの事例はどうだったデジ?
こうしてみると本当にいろいろな事例があるデジが・・・どれも酷いものばかりデジね。中には良心のある人間がするとは思えない行為もちらほら、デジ。
今回紹介したパワハラの事例に心当たりがあるような人は、心身がボロボロになる前にパワハラの相談窓口を頼ってみてほしいデジ。
ブイブイ
あいちゃん
ブイブイ