職場で妊婦さんに対して嫌がらせすることを「マタニティハラスメント(マタハラ)」と言うデジ。妊娠後は産休・育休などの取得があるデジよね。中には、そのことに対して嫌味なことを言ってきたり、「制度を使う気なら会社を辞めろ!」など無茶苦茶言ってくる人もいるデジよ…。
今回はそんなマタニティハラスメントのいろいろな事例を紹介するデジ。どんなマタハラ被害があるのか気になる人はチェックしてほしいデジね!
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ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
ガーデン
細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験を持つが、その転職によって確実にキャリアを積んできている。探求心が強くとにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
マタハラとは?
マタニティハラスメント(マタハラ)は妊婦さんや出産経験者に対する嫌がらせのことデジ。主に産休・育休によって業務に支障をきたすことや、妊娠での体調変化に嫌味な発言をする行為デジね。
酷い話だけど・・・どうにも最近は被害報告が本当に多いみたいだね。
ちょっと古いデータデジが、2012年に日本労働組合総連合会が行った調査では、セクハラ被害の17.0%を上回る、25.6%もの人が被害を受けたと報告されたデジ。妊婦さんの約4人に1人が職場で妊娠に関する嫌がらせを受けてるのが実情デジ…。
うわぁ…。
中には少子高齢化に憂いつつもマタハラをしてるような上司もいて…何とも言えない気持ちになるデジ。ちなみに、マタハラは2014年の流行語大賞の候補50語に選ばれたデジよ。これも少し古い話デジけどね。
ガーデン
制度利用に対するマタハラの事例
マタハラは産休や育休の制度利用に対して嫌がらせをするものと、体調や体型の変化に対する嫌がらせに分けることが出来ると考えてるデジ。まずは、制度利用に対してのマタハラ事例を紹介するデジ。
事例①
病院勤務のAさんが第2子の妊娠を上司に報告したところ「また産休をとるつもりなの?」「自分の都合で休みばっかりとって、こっちの不利益も考えろ!」と言われ、うつ病を発症してしまいました。その後、就業規則による退職勧告がありましたが、女性はマタハラによるうつ病での退職は無効と争っています。
ブイブイ
事例②
妊娠が発覚したBさんは同僚に「産休とか育休って働いてないのにお金が貰えるんでしょ?いいよね、楽で」と心無い言葉を言われてしまいました。この発言で精神的なダメージを負ってしまったBさんは通院を余儀なくされました。
ブイブイ
事例③
営業職でリーダーという役職についたCさん。そんな時に妊娠が発覚。これを上司に報告したところ「産休や育休があるからリーダーは続けられないよね?」と降格を言い渡されました。その後、産休に入ったCさんは妊娠を後悔したそうです。
ブイブイ
事例④
1年更新の契約で働くDさんが1人目の子どもの育休中、2人目を妊娠し、再度産休を取得したいことを人事部へ話したところ、長期間の復帰が見込めないのなら契約更新はしないと言われてしまいました。
事例⑤
妊娠したEさんが産休のお願いをしたところ、その職場では産休・育休の取得実績が無く「え?本当に産休も育休もとるの?」といった内容の発言を受けました。また同僚からも「この忙しい時期に」と、わざとEさんに聞こえるように発言。結局、Eさんは育休後に復帰したものの、職場の人間関係に耐え切れず辞めてしまいました。
事例⑥
妊娠中のFさんは、出産後しばらく育児休暇を取得したら復帰することを希望していました。しかし上司から「子どもが小さいうちは育児に専念するものだ」「女は家庭を守るべきだ」というようなことを毎日のように言われてしまい、結局それに耐え切れずに退職することになりました。
ブイブイ
事例⑦
妊娠中のGさんは、会社側の制度(妊娠・出産に対する取り組み)によって立ち仕事を免除してもらったところ、同僚から「自分だけ立ち仕事免除でずるい」「病気じゃないのに楽している」などと言われ、仲間外れにされてしまいました。
事例⑧
妊娠がわかったHさんがそのことを上司に報告すると、「育児休暇を取得するなら昇進はないと覚悟しろ」と言われてしまいました。
事例⑨
かなり重度なアトピー性皮膚炎をもつ幼い子どもを育てるIさんに対して、東京勤務から大阪勤務に…という辞令が出ました。この辞令について、育児中の従業員に対して配慮が欠けているマタニティハラスメント行為に相当するという判決が下りました。
ブイブイ
事例⑩
育休明けの時点で保育園がどうしても見つからなかったJさん。保育園が見つかるまで一時的に休職したいと申し出るものの受理されず、仕方なく正社員から週3日勤務の契約社員になりました。
その際、希望があれば正社員への変更ができるといった旨の説明を受けていたにもかかわらず、正社員への変更を希望しても受理されることはありませんでした。さらに上司からは「俺なら俺の稼ぎだけで食わせるつもりで妊娠させる」などの発言。結局Jさんは1年後に契約満了となって雇い止めになりました。
ブイブイ
事例⑪
妊娠中、時短勤務を申請していたにも関わらず連日残業がつづき、ときには作業が深夜にまで及ぶこともあったKさん。さすがに体が心配になり上司に仕事量を減らしてもらいたいとお願いしましたが、「残業ができない正社員はいらない」「残業ができないなら辞めてもらうかバイトになってもらう」と言われてしまいました。
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体調・体型に対するマタハラの事例
次は妊娠による体調や体型の変化に対するマタハラの事例を紹介していくデジ!
事例①
ある企業で働くAさんは妊娠によりお腹や胸が大きくなったのに対して、男性の上司から「腹ぼて」「胸が大きくなったな」など酷い発言を受けました。このことで男性上司はマタハラの加害者として処分を下されました。
ブイブイ
事例②
妊娠により体調不良で仕事を休むこともあったBさん。そんな勤務態度が気にくわなかったのか、上司は勤務態度が悪いという理由でBさんに解雇通知を出しました。もちろんBさんは納得いきませんでしたが、体調が悪い中で両肩をおさえられ「解雇通知書にサインをしないと帰さない」と脅され、やむを得ずサインをすることに。その後、Bさんは労働基準監督署に問題を相談しています。
ブイブイ
事例③
妊娠中の体調不良などで、どうしても同僚にシワ寄せが行くことも。それを同僚や後輩が会社ではなく妊娠している本人に不満をぶつけてしまっため、それに耐えきれずに退職することになった。
ブイブイ
事例④
妊娠したことを職場に報告したEさんは、次の日から負担のない簡単な仕事ばかりを回されるようになった。また、上司や同僚に「もっと仕事はないか?」と尋ねても、「大丈夫だから。Eさんはゆっくり休んでて!」と気を遣われてしまう。
ブイブイ
事例⑤
妊娠を上司に報告したDさんは、ことあるごとに「つわりとかですぐに仕事を休む人はちょっと・・・」「Dさんなら、きっと再就職も簡単だよ」と退職を強要されるようになった。
事例⑥
妊娠中、お腹が目立ってきた女性社員に対し、会社役員が「妊娠中の体が見てみたい」などとセクハラ発言を繰り返しました。被害を受けた女性社員は会社役員に極力近づかないよう、常に緊張しながら仕事を続けなくてはなりませんでした。
事例⑦
妊婦健診の際に切迫早産と診断され、翌日から出勤はNGという医師の診断が出てしまったEさん。申し訳なさに押し潰されそうになりながら上司に連絡を入れると、「もうケジメをつけろ」と退職を促される返答がきてしまいました。
ガーデン
マタハラは早めに解決しよう!
当然ながらマタハラなんて行為は頻繁にあっちゃいけないことデジが・・・残念ながら約4人に1人もの人が被害者というのが現状デジ…。
マタハラによる過度なストレスはお腹の中の赤ちゃんに悪影響を与える可能性もあるデジ。もしものことが起きる前に、窓口や弁護士などに相談してマタハラを解決してほしいデジね!
ガーデン
ブイブイ