在職中の転職活動はあまり時間がとれず、どうしても退職後に比べて不利に感じがち。ただ実際は在職中の転職活動も極端に不利なわけではないし、ほとんどの人は仕事をしながら転職活動をしているってアンケート結果もあるのさ。
退職後は時間はあるものの、金銭面の問題でデメリットが生じたりもするからね。中には転職先を見つける前に退職してしまったばかりに後悔している人も少なくないよ。
ただ、ほとんどの人が仕事をしながら転職活動を行っているからと言って、全ての人に在職中の活動がおすすめと言えないのも事実。ここでは在職中・退職後それぞれのメリット・デメリットに加えて、転職活動を行う際のポイントなども紹介するから、ぜひ最後まで見ていってほしいな!
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ざぶとん君
行き当たりばったり直進系の28歳。ブラック企業で働いていた経歴あり(前職)。転職でホワイト企業に入社。仕事の成績はほどほどだが、信頼できる仲間とやりがいを持って働いている。
ガーデン
細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験を持つが、その転職によって確実にキャリアを積んできている。探求心が強くとにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
在職中と退職後、どっちの転職活動が多い?
冒頭でも話したように、退職後より在職中に転職活動を行う人が圧倒的に多いんだ。たとえば、転職サイト「doda(デューダ)」の調査によれば、8割近くもの人が在職中に転職活動をしていたことが分かったのさ。
- 在職中:78.8%
- 離職中:21.2%
退職してから転職活動をしてる人って、5人に1人くらいしかいないんだ!
退職後の転職はなかなかにリスクが大きいからね。ただ、退職後だからこそのメリットがあるのも事実。人によっては退職後の転職活動の方が合うこともあるから、アンケート結果だけでなく下記の在職中・退職後の転職活動によるメリット・デメリットもチェックしてほしいな。
在職中に転職活動をするメリット・デメリット
まずは在職中に転職活動をするメリット・デメリットから紹介していくよ。
在職中の転職活動のメリット
在職中に転職活動をするメリットには次のようなものがあるのさ。
安定した収入を得ながら転職活動できる
交通費に書類代などなど。転職活動には当然ながら一定の費用がかかるね。膨大な金額になることは滅多にないものの、退職してからの転職活動だと収入が無いため、とにかく貯蓄が減っていく一方さ。
そりゃソーダ!
この「貯蓄が減る」って予想以上にストレスを感じるもの。そこから不安な気持ちが強くなることもあるんだけど、在職中の転職活動ならそんな心配は無用。安定した収入を受け取りながら転職活動できるから、交通費などにストレスを感じることはあまりないはずさ。
転職しない選択もできる
一般的に転職先が決まって、初めて会社に退職願を出すのさ。つまり、在職中なら、もし良い条件の求人が見つからず、または気が変わって転職をやめたくなった時、今の仕事を続けることも可能だよ。
周りは転職活動をしてたことを知らないわけだから、いつも通りの生活に戻るだけだね。
在職中の転職活動なら“保険”があるとも言えるかな。
仕事のブランクが発生しない
さっき言ったように、退職を告げるタイミングは転職先が決まってからが一般的。そのため、内定をもらったあとは今の会社を辞めて、すぐに入社って形になることが多いよ。この場合、仕事のブランクは発生しないわけだね。
仕事のブランク?
言い換えれば、仕事をしていない期間が発生しないってわけさ。これは企業側から好印象、というか仕事をしていない期間があるのが企業側にマイナス印象を与える可能性もあるね。
在職中の転職活動のデメリット
在職中に転職活動をするデメリットには次のようなものがあるのさ。
モチベーション維持が難しい
さっき在職中のメリットとして「転職をせず今の仕事を続ける選択肢もある」と紹介したけど、これがデメリットになることもあるのさ。
え?何で?よく分からないヨーグルト。
ようは仕事をしながらだと「転職できなくても大丈夫」って余裕が生まれてしまい、転職に対するハングリー精神が失われてしまうのさ。転職へのモチベーション維持が難しく、面倒なことが続くと「ま、今の職場でいっか」となってしまう人もいるよ。
転職活動の時間がとりにくい
退職後なら睡眠時間以外のすべてを転職活動に充てることも出来るわけだけど、在職中はそうもいかない。基本的に仕事が終わって帰宅してから、または休日を使って転職活動を行うことになるため、どうしても転職活動に充てられる時間が短いね。
仕事をしながらだと、なかなか目的の求人を探すのが大変だったりするよね。
そのせいで在職中の転職活動は期間が長くなりがちとも言われているね。
面接の日程調整が面倒
転職活動において企業との面接は必須とも言えるわけだけど、在職中だと面接の日程調整がとにかく面倒。特に土日が休みの企業だと平日に面接を行うことも多いから、有給休暇などを上手く活動しないとだね。
意外と在職中のデメリット多い…。
ただ、最近は転職エージェントを上手に活用することで、面接の日程調整をスムーズに行う人が増えてるね。
ざぶとん君
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退職後に転職活動をするメリット・デメリット
次は退職後に転職活動をするメリット・デメリットを見ていこうか。
退職後の転職活動のメリット
退職後の転職活動には以下のようなメリットがあるのさ。
仕事探しに必死さが出る
「退職=自分を追い詰める」とも言えるね。退職したら最後、基本的に何が何でも新しい仕事に就く必要があるから、「もう後戻りはできない」という必死さが出るものさ。
数か月もすれば金銭的にキツくなりそうだし、もうがむしゃらだよね。
在職中のような「今の職場でいっか」という選択肢は残されてないからね。ただ、必死になるあまり、焦って希望とは違う転職先に入社してしまう可能性がある点には注意かな。
仕事探しに専念できる
退職後なら睡眠時間以外は仕事探しに充てられるから、とにかくじっくり、ゆっくり転職活動を行うことができるよ。また、仕事の課題や問題が出てこないから転職活動に集中できるね。
集中して一気に活動したい人はこっちだね!
また、さっき話した面接の日程調整が面倒問題も解決かな。仕事がなければ平日のお昼でも面接の予定を入れられるからね。
内定後にすぐ入社できる
今現在、他に仕事をしていないなら内定をもらってすぐに入社できるよね。これ、企業にとっては非常にありがたいことなんだ。
求人を出してるのは人手不足だからってことも多いもんね。
在職中だと、どうしても1ヶ月、2ヶ月と入社まで時間がかかるからね(引継ぎ等で退職に時間がかかるため)。
ざぶとん君
退職後の転職活動のデメリット
退職後の転職活動には以下のようなデメリットもあるのさ。
収入がなくなり焦る
仕事を辞めるってことは当然ながら収入が無くなることを意味するね。一応は失業保険などで経済面を補うこともできるけど、それも給付開始までに時間がかかったりするし、給付の限界だってあるわけだから、どうしたって離職期間が長くなれば焦りが出てくるんじゃないかな。
収入がないって焦るし、不安にもなるよね。
そう。収入が無い状態ってとにかく精神的に不安定になりがち。それだけに、急いで次の仕事を見つけようとして失敗することも少なくないのさ。
せっかく仕事探しに集中できる環境を作ったのに、本末転倒だ!
空白の期間が出来てしまう
退職してから次の仕事を始めるまでの期間はブランク、つまり空白の期間になってしまうよ。この空白の期間をマイナス評価として捉える採用担当者も少なくないのさ。
空白の期間かぁ。在職中には発生しないやつだね。
その通り。空白の期間があまりに長くなるようなら、その間に資格取得などを目指すといいかもしれないね。
ざぶとん君
生活リズムが崩れがち
ざぶとん君、休日ってどんな感じ?
え?何いきなり?えっと・・・予定が無ければお昼くらいまで寝てることも多いかな。
そういった人は要注意!退職後は仕事が無くなるため、ついついお昼まで寝てしまったりと生活リズムが崩れがち。そのせいで転職活動がグダグダになってしまう可能性もあるよ!
時間が増えるっていいことばかりでもないんだね…。
もちろん、しっかり自己管理できる人なら問題ないんだけどね。「予定が無いと何もせず1日を過ごしてしまう」。そんな人は注意が必要さ。
在職中・退職後の転職活動、どっちがいい?
上記のメリット・デメリットから在職中・退職後の転職活動、どちらがいいか考えてみようか。
基本的には在職中の転職活動がおすすめ
う~ん。結局、転職活動は在職中と退職後のどっちがいいんだろ?
在職中なら金銭的な不安が無い、退職後なら時間の制約が少ないと、どちらにもメリットはあるわけだけど、個人的には在職中の転職活動がおすすめかな。必ずしも新しい職が見つかるとは限らないし、正直、退職後はリスクが大きすぎるよ。
確かに・・・下手すれば無職のままだもんね・・・。
冒頭で話したように約8割の人が仕事をしながら転職活動をしてるわけだし、基本は在職中の転職活動にした方がいいと思うよ。もしも転職先が見つからなくても何とかなるしね。
在職中の転職活動が無難なのかな。
それに、最近は在職中の転職活動もそう難しくないのさ。転職エージェントなどの充実で凄く面接の日程調整などが楽になってるからね。これについては後の項目で詳しく触れていくよ。
ざぶとん君
退職後の転職活動も貯蓄によってはあり
上で基本は在職中の転職活動がおすすめと言ったけど、もし実家暮らしなどで十分な貯蓄があるなら、一応は退職後の転職活動もありなんじゃないかな。
貯蓄があれば金銭面で不安になることも少ないかな?
そこは人によるかな。いくら貯蓄があっても、収入が無いこと自体に不安を覚えて、精神が不安定になることは少なくないし。もし退職後の転職活動を検討するなら、転職活動に長い期間がかかっても平気か、貯蓄などをしっかり確認しておこうね。
在職中に転職活動をする時のポイント
ここからは在職中に転職活動をする時のポイントを紹介。仕事をしながら転職活動に挑む人はチェックしておこうね!
転職エージェントを活用してみよう
既に紹介した通り、在職中の転職活動はとにかく面接の日程調整などが面倒。また、忙しさで希望する求人を探すのに時間がかかったりするものさ。
まぁ、仕事をしながらじゃ仕方ないよね。
そのあたりの問題を解決できるようサポートしてくれるのが転職エージェントなのさ。転職エージェントなら面接の日程調整や仕事探しの手助けをしてくれるだけじゃなく、履歴書・職務経歴書や面接の対策まで教えてくれるから、とにかく時間を節約しながら転職活動に挑めるんだ!
それは嬉しインドネシア!
ガーデン
履歴書「本人希望」に連絡可能時間などを記入しよう
在職中の転職活動だと仕事中に志望先から連絡が来ても対応できないよね。そのため、在職中の場合は履歴書の「本人希望」の欄に連絡可能時間などを記入しておくのが一般的なのさ。
連絡できる時間を記入しておけば、企業側の連絡が無駄になることも少ないもんね!
ガーデン
履歴書「学歴・職歴」に現在に至ると記入
在職中の履歴書でもうひとつ。「学歴・職歴」の欄の最後には「現在に至る」や「在職中」と書くのが基本だよ。例としては以下のようになるね。
営業部営業一課配属
現在に至る
以上
もし退職予定日が決まっている場合は、現在に至るの下に「なお、〇月〇日付で退職予定」のように書いておくといいよ。
入社日を決め、早めに退職を伝えよう
在職中の転職活動では入社日について聞かれることも多いから、まずは今の仕事の就業規則や引継ぎに必要と考えられる期間を確認し、いつ入社できるか答えられるようにしておくのがおすすめさ。
仕事辞めるのって意外と期間が必要だよね。
法律的には2週間前に伝えればOKとなってるけど、就業規則で1ヶ月、2ヶ月となってることも多いからね。ちなみに、あらかじめ決めた入社日に間に合わないと内定取り消しの可能性もあるから、必ず退職は早めに伝えるように!
何事も早め早めが大切だね。
ガーデン
ざぶとん君
退職後に転職活動をする時のポイント
最後に退職後に転職活動をする時のポイントも簡単に紹介していくよ。
焦らずじっくり行う
退職後の転職活動における最大の敵は焦り。とにかく収入や仕事が無い不安から焦りが強くなり、そのせいで理想とはやや離れた職場に就職してしまうこともあるのさ。
焦りは判断を狂わせるよね…。
収入や仕事が無くて焦る気持ちは分かるんだけど、それで転職失敗したら次の仕事を見つける前に退職した意味がなくなってしまうよ。退職後も焦らずじっくり、転職活動をしていこう。ただ、ダラダラしすぎて無駄に空白の期間を伸ばすのはNGさ。
ざぶとん君
単発バイトや在宅ワークで収入を得る
上記で話したように退職後は収入や仕事が無くて焦りやすい。この問題を解決するために、単発バイトや在宅ワークを取り入れるといいかもしれないよ。
少しでも収入があると違うよね!
転職活動に必要な交通費などを補えるからね。ただ、単発バイトなどに力を入れ過ぎて転職活動をおろそかにするのは、もちろん駄目だよ。
在職中の転職も不利じゃない!
今回紹介したように、在職中の転職活動は言うほど不利じゃないし、実際ほとんどの人は在職中に転職活動をしているのさ。ただ、在職中だと面接の日程調整などが面倒になるのは事実。その対策として転職エージェントを上手に活用して、スムーズに転職活動を進めていこうね。
金銭面に余裕があれば退職してからの転職活動もありだけど、精神的な不安が襲ってきたり、離職期間が長くなると選考で不利になったりする可能性もあるから注意しよう!