最先端の医療に携われること、様々な知識を身に着けられること、何よりやりがいのあることから薬剤師の就職・転職先として非常に人気の高い病院。そんな病院への転職を成功させるためのポイントを紹介するデジ。
また病院薬剤師へ転職するならぜひとも知っておきたいことも解説するデジから、もし調剤薬局やドラッグストア勤務で病院への転職を考えているなら、本ページを最後までチェックしておいてほしいデジ!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
ガーデン
細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験で、着実に営業マンとしてのキャリアを積んできている。探求心が強く、とにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
薬剤師が病院へ転職する前に知っておきたいこと
まずは病院への転職を考える薬剤師に知っておいてほしいことを紹介するデジ。
病院への転職は難易度が高め
薬剤師の代表的な職場と言えば病院や調剤薬局、ドラッグストアなどデジね。その中でも病院は転職の難易度が高めと言わざるを得ないデジ。
どうしてだい?
病院って基本的に新卒採用の文化が強いんデジよ。今や中途採用も当たり前の時代デジが、病院は新卒採用を重視し、中途採用を行うにしても欠員補充がほとんどデジ。つまり定期的な中途採用はしてないデジ。
なるほど…。
また病院は薬剤師の職場の中でも人気が高く、中途採用の募集が出ると応募が殺到しちゃうデジ。たとえば2名の欠員募集に対して数百名が応募・・・なんて極端なケースも考えられるデジ。
なんと!
だから病院薬剤師を目指す人は、まず転職活動が容易ではないことを理解してほしいデジ。ドラッグストア等への転職実績がある人でも、病院への転職活動は苦戦するかもデジ。
病院は忙しいわりに給料が低め
薬剤師からの人気が高いとくれば、その理由は給料の高さや仕事の楽さにあると考える人もいるようデジが、大間違いデジ!病院薬剤師は多忙なわりに給料が低めデジ!もちろん病院次第なところはあるデジが、ドラッグストアや調剤薬局と年収で100万円以上の差が出ることも珍しくないデジ!
そんなに給料が低いのか!
夜勤や長時間の残業などが少なくないわりに、周りに比べて給料が低いから余計に低いと感じるんデジよね。
う~ん。なんでそれでいて病院薬剤師は人気があるんだい?
それは「やりがい」に尽きるデジ。病院では医師や看護師と協力して最新の医療に携われるし、病院ならではの踏み込んだ調剤・服薬指導が可能なことも多いデジ。ようは労働条件こそ悪いものの深い知識・スキルを身に着けられるデジ。医療従事者として活躍している感覚も強いデジ!
なるほどなぁ。たしかに仕事って条件だけじゃないよね。
ブイブイ
病院での薬剤師は地位が低い
病院では薬剤師の地位が低くなりがちデジ。なぜだか昔からの文化で薬剤師は看護師より格下に見られることが多く、時には顎で使われたり、仕事に文句をつけられたり、調剤の少しの遅れで怒鳴られたりすることも・・・デジ。
それは辛いかも…。
特に病院は夜勤や長時間労働で疲れている人ばかりデジからね。これは看護師も例外ではなく、薬剤師をストレスのはけ口にしている人もいるとかいないとか、デジ。
う~ん。
最近は医師・看護師と共に協力してチーム医療にあたる現場も増えているとは言うデジけどね。まだまだ薬剤師の地位が低く、しんどい思いをする病院が多いことは把握しておいてほしいデジ。
ガーデン
「急性期病院」と「慢性期病院」がある
病院と一口に言っても「急性期病院」と「慢性期病院」が存在することも、転職の前に知っておくべきデジ。
急性期病院
緊急手術や検査・入院が必要な患者さんに対し、専門的な医療を提供する病院のこと。慢性期病院に比べて扱う医薬品の種類が多いことから幅広い業務を担当できます。薬剤師としての専門性を高めスキルアップしたい方に人気があります。
なお専門性の高さから中途採用でも経験者を求めることが多く、また人気が高いことから転職の難易度は慢性期病院より高めです。
慢性期病院
急性期での治療が終了し、ある程度まで症状の落ち着いた患者さんが長期的に入院するための病院です。急性期病院のような忙しさはなく、比較的落ち着いて仕事をこなせるのが特徴です。
ただ処方の少なさや同じ業務のルーティンになりやすいことから、急性期病院のようなスキルアップはあまり期待できません。プライベートを重視して働きたい方に人気のある病院です。
2種類の病院にはこのような違いがあるデジ。忙しくてスキルアップしやすい環境か、落ち着いていてスキルアップはしにくい環境か。といった感じデジ。
薬剤師には忙しいけどスキルアップできる急性期病院の方が人気なのか。やっぱり薬剤師を目指す人は向上心が強いんだね。
「国公立病院」と「民間病院」がある
病院には「国公立病院」と「民間病院」といった種類わけも存在するデジ。これも転職前に知っておきたいところデジね。
国公立病院
厚生労働省の運営する国立病院と、各自治体が運営する公立病院を国公立病院と言います。国公立病院で働く場合は公務員として薬剤師をすることになりますので、定期的な昇給や高額な退職金が望めます。
また福利厚生も充実しており基本的に産休・育休などを取りやすい環境となっています。ただ国公立病院は定期的な転勤の恐れがあるため、同じ場所で働き続けたい方にはおすすめしにくいです。
民間病院
医療法人などが運営する医療機関のことです。給料や労働条件などは病院によって大きく異なります。また大手と中小でも違いがあり、大手の総合病院であれば国公立病院のように診療科目が多岐にわたりますが、中小の個人病院などは仕事内容が限られてくるでしょう。
なお国公立病院や民間でも大手の病院は人気が高く、また欠員募集もそう多くないため転職の難易度は特に高めデジ。
どうせなら大きな病院で働いて、いろんな知識を身に着けたいもんね。中小より人気なのも分かるなぁ。
病院薬剤師への転職を成功させるコツとは?
ここからは病院薬剤師へ転職するためのコツを紹介するデジ。病院薬剤師を目指す人は必見デジ!
慢性期病院を選択する
先ほど病院には急性期・慢性期病院があると説明したデジね。このうち急性期病院は人気の高さに加え、専門的な知識・技術が必要なことから中途採用でも経験者の募集が多く、その転職難易度は非常に高いデジ。
ただでさえ病院への転職は難しいみたいなのに…。
そのため、どうしても急性期病院を希望するのでなければ、慢性期病院への転職を検討してほしいデジ。その方が転職の成功率はグッと上がるはずデジ。
まずは自分が急性期病院じゃないと転職したくないのか、はたまた慢性期病院でもいいから病院薬剤師になりたいのか、じっくり検討してみるといいかもしれないね。
中小の民間病院を狙う
国公立病院や民間でも大手の総合病院は欠員が少なく、これまた人気が高いことから転職の難易度が高いデジ。そのため中小の民間病院を狙う方が転職活動はスムーズに進むデジよ。
中小だと仕事内容的に不利なんだっけ?
病院次第ではあるデジが、やはり大きな病院に比べると仕事内容は限られてくるデジね。とはいえ中小の病院でも専門性を高めることは可能なはずデジ。あまり大きな病院ばかりにこだわっていると、いつまでも転職できないかもしれないデジよ!
多少の待遇ダウンは我慢する
既に話した通り病院はあまり給料がよくないデジ。特に製薬会社など高年収な職場からの転職だと、大幅な年収ダウンもありえるデジ。
病院は多忙なわりに給料が低いんだっけ。
と言われることが多いデジ。だから病院薬剤師への転職なら多少は給料が低かったり、休みが少なくても我慢した方がいいかもデジ。もちろん絶対に譲れない条件は譲歩しない方がいいデジけど、全ての希望条件を叶えるのは難しいデジ。
狭き門なわけだから贅沢は言ってられないか。
デジね。病院薬剤師としての「やりがい」「専門性の高いスキル・知識の取得」の代わりに条件は多少目をつぶることも大切デジ。
1~3月は頻繁に転職サイトを確認する
病院薬剤師の募集が増える時期があるデジ。それは新卒で国家試験に落ちる学生が出るうえに、パートナーの転勤により退職する人も増える1~3月デジ!1~3月は病院の欠員補充が出やすいタイミングだから、頻繁に転職サイトを確認するデジ!
病院に転職するとなれば求人を探さないとだからね。
絶対とは言わないデジが他の時期よりは求人の発見率が上がるデジ。可能なら毎日チェックするデジ!
転職サイト・転職エージェントの担当者を頼る
1~3月は病院の欠員補充が出やすいため毎日のように転職サイトをチェックしてほしいデジが、正直、働きながら毎日というのは無理があるデジよね。
だね。
そこで転職サイトや転職エージェントの担当者を頼る方法をおすすめするデジ。実は薬剤師の転職サイトや転職エージェントに登録した後、担当者に転職先への希望条件を伝えておくと、病院の欠員補充が出た時点で報告してくれるデジ!
それは便利だ!
しかも担当者は面接の日程調整や応募書類の添削などでも転職を支援してくれるデジ!
いいね!
さらにさらに、薬剤師の転職サイトや転職エージェントの担当者は、病院の詳しい内情も知ってたりするデジ。すなわち残業時間や職場の雰囲気、休日の日数、給料など気になることがあれば質問できるデジ!あらかじめ条件を確認できれば転職で後悔することも減るデジよね。
ガーデン
病院薬剤師への転職には転職支援サービス!
病院は仕事が忙しいわりに給料が低め。ただ「最先端医療への携わり」「専門的なスキル・知識の取得」など、やりがいを感じやすい勤務先でもあるデジ。そのため労働条件以上に医療従事者としての専門性を重視する人には、ぜひとも転職を検討してほしい職場デジ。
とはいえ病院の中途採用は基本的に欠員補充のみ。さらに一部の病院だと中途採用で経験者しか募集しないこともあり、転職の難易度は非常に高いデジ。
そのため、もし病院薬剤師への転職を目指すなら、まず転職サイトや転職エージェントに登録しておくデジ!これら転職支援サービスに登録しておけば病院の求人が見つかり次第報告してもらえるし、面接などの対策もしてくれるから内定確率がアップするデジよ!
ガーデン
ブイブイ