薬剤師の転職は人手不足から有利と言われることが多いものの、あるていどの年齢を重ねていると「この歳で転職なんて出来るのかな・・・?」と不安になってくるデジよね。
そこで今回は薬剤師の転職年齢についてまとめたデジ。薬剤師の転職に年齢制限はあるか否かから始め、年齢別の転職事情や、年齢を重ねた人に贈る転職成功のコツまで、ばっちり紹介していくデジよ!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
あいちゃん
小柄で可愛らしいみんなのアイドル。これまでの転職経験は2回で、現在は女性が働きやすい病院受付の仕事をしている。仕事はしっかりこなすが実は超ワガママな性格。
目次
薬剤師の転職に年齢制限はほぼ無い!
まず初めに結論から言うと、薬剤師の転職に年齢制限はほぼ無いデジ。そもそも近年は一般職だって転職に年齢制限が無いと言われる時代デジ。人手不足で困っているところも多い薬剤師なら、なおのこと転職の年齢制限は考えなくても大丈夫デジ!
そうなのね!でも、「ほぼ無い」っていうのが気になるわ。ほぼ?
さすがに年齢制限が完全に無いとは言いにくいデジ。というのも、60代くらいまでなら平気だと思うデジが、70代以降はどうしたって難しくなるデジね。いくら薬剤師が人手不足でも、70歳以上の人を雇ってくれるところはそう無いと思われるデジ。
なるほどねぇ。
また年齢制限がほぼ無いと言っても、50代以上だと病院への転職は難しいなど、年齢を重ねれば選べる職場はやや限られてくるデジ。これについては、この後、年齢別の転職事情で詳しく説明していくデジ。
年齢別!薬剤師の転職事情をチェック
ここからは年齢別の薬剤師の転職事情を紹介していくデジよ!自分の該当する項目だけでもチェックしてほしいデジ!
20代の薬剤師の転職事情
- ドラッグストア:十分可能
- 調剤薬局:十分可能
- 製薬会社:十分可能
- 病院:十分可能
20代であれば年齢による転職の不利さは無いデジね。そもそも薬剤師は就業が24歳くらいデジから、20代後半であっても年齢が不利に働くことは無いデジよ。
20代なら薬剤師じゃなくても年齢が不利になることは少ないものね!
おそらく20代であれば病院や製薬会社への転職も十分可能デジ。病院や製薬会社への転職はそもそもの難易度が高いため、転職エージェントなどの力を借りる必要は出てくると思うデジが、30代以上よりもスムーズに転職できるはずデジ!
つまり20代ならどんどん転職にチャレンジすべきなのね!
数年単位で迷って年齢を重ねてしまうよりは、20代のうちに転職すべきデジね。ただ20代のうちから3回も4回も転職してしまうと、採用担当者に「この人は短期間で転職を繰り返し過ぎだなぁ」と悪印象を与えてしまうデジから、なるべく20代の転職は1~2回くらいに留めておいてほしいデジ。
30代の薬剤師の転職事情
- ドラッグストア:十分可能
- 調剤薬局:十分可能
- 製薬会社:十分可能
- 病院:十分可能
30代と言えば結婚などを機に転職する人も増えるころデジね。そんな30代もまだ転職難易度はそう高くないデジ。20代に比べると少し大変かもデジけど、未経験の職場への転職も十分可能デジよ!
病院や製薬会社もOKなのね!
ただ30代も後半くらいになると、製薬会社の一部の職種や、病院への転職が少しずつ不利になってくるデジね。病院や製薬会社など転職難易度の高い職場を目指すなら、なるべく30代のうちに転職を成功させたいところデジ。
30代はの終わりはひとつのボーダーラインになるのね。
なお、30代は20代に比べて経験が豊富なうえ、まだ定年退職までの期間もあることから、市場価値が高いといった意見も多いデジ。実際、転職により年収を大幅アップさせる人も少なくないデジから、30代の人はぜひ年収アップも狙ってみてほしいデジ。
あいちゃん
40代の薬剤師の転職事情
- ドラッグストア:十分可能
- 調剤薬局:十分可能
- 製薬会社:やや難しい
- 病院:やや難しい
ドラッグストアや調剤薬局は求人も多く、40代でも十分に転職は可能だと思われるデジ。しかし製薬会社や病院への転職はやや難しくなってくるデジね。特に40代後半だと転職成功は困難。また成功したとしても職場に馴染めないかもしれないデジ。
どうして職場に馴染めないの?
どうしたって年齢を重ねれば新しい環境に馴染みにくいデジし、40代後半だと定年退職までそう長い期間はないデジ。
あー。
もちろんスキルや経験が豊富なら別デジが、未経験への転職であればドラッグストアか調剤薬局を狙っておくのが無難デジ。なお、調剤薬局も大手だと仕事がハードで大変かもデジ。そろそろ体力も衰え始めデジし、やや規模の小さな調剤薬局の方が働きやすいと思うデジよ。
50・60代の薬剤師の転職事情
- ドラッグストア:可能
- 調剤薬局:可能
- 製薬会社:難しい
- 病院:難しい
50代以降はそもそも転職の難易度が高いデジが、近年の薬剤師不足からくる求人の量を見るに、ドラッグストアや調剤薬局への転職なら可能だと思うデジ。
やっぱり製薬会社や病院は無理?
無理とは言わないデジけど、50代だと書類選考にすら通らないことが多くなるデジ。よほどの思い入れや、経験・スキルが無いのであれば、けわしい道になるのは確かデジから非推奨デジ。
なるほどねぇ。
なお50代以降の転職は、どの職場を選ぶにせよ馴染むのが大変デジ。自分が問題ないと思っていても、周りは自分より年上の新人にどう接したらいいか分からないものデジからね。
あいちゃん
年齢が不安な薬剤師に贈る転職成功のコツ
40代や50代になってしまうと、年齢から転職への不安が出てくるデジよね。そんな年齢を不安に思う人へ、転職成功のコツを紹介するデジ!
若い人にはない経験・スキルをアピールする
採用する側としては年齢を重ねているより、若い人を雇いたいというのが本音デジ。若い人なら定年退職までの期間が長いデジし、まだまだ考えが凝り固まっていないため、その企業の方針で成長させられるデジからね。
だからこそ未経験でも20代は有利なのよね。
とはいえ、40代や50代なら若い人には無い、ベテラン薬剤師としての経験・スキルを保有しているはずデジ!それを応募書類や面接で上手くアピールできれば、「この人は即戦力になりそうだ!」と思ってもらえる可能性大デジよ!
それなら年齢もネックにならないかも!
また年齢を重ねているからこその強みもあるデジね。たとえば薬剤師の患者さんは高齢者の人が多いデジ。つまり年齢を重ねた人の方が患者さんとの距離が近く、薬の説明をすんなり受け入れてくれることも、デジ。
たしかに病院や薬局は高齢者のお客さんが多いわよね。
謙虚な姿勢を見せる
自分では全く気が付かなかったりするデジが、年齢を重ねている人は、管理職の経験などから偉そうな態度を取りがちデジ。これが面接で出てしまうと「この人は扱いにくそうだなぁ…」「職場に馴染めなそうだなぁ…」と思われてしまうデジ!
それじゃあ面接の通過率がグッと下がっちゃうわ!
特に薬剤師は周りから「先生」と呼ばれるため、つい自分が偉いと思ってしまいがちデジが、謙虚な姿勢を見せて採用担当者に悪い印象を与えないようにするデジ!
謙虚さって大事よね!
また年下の上司のもとで働いた経験などがあれば積極的にアピールしておくデジ。これにより「扱いにくい」といった印象を多少は払拭できるはずデジ。
求人の年齢記載に注目する
いくら人手不足の薬剤師と言えど、年齢を重ねれば書類選考の段階で落とされることも少なくないデジ。しかし何度も書類選考で落とされてはイライラしてしまうデジし、時間ももったいないデジよね。
書類を作るのだって時間と労力がかかるものね。
そこで求人の賢いチェック方法をひとつ紹介するデジ。求人票をよくよくチェックしてみると「〇代の薬剤師が活躍してます!」「〇代の薬剤師大歓迎です!」のようなコメントが入ってるデジよね。これ、その年代の人を採用したいというメッセージだったりするデジ!
そうだったのね!
求人には原則として年齢制限をかけられないデジから、こうして遠回しに募集したい年齢を記載しているのだと考えられるデジ。そのため、書かれいている年代を超えた人が応募しても採用の可能性は低いと思われるデジ。
無駄な応募をしないためにも、ちゃんと求人票をチェックしないとね!
年齢が不安なら薬剤師の転職サイト・エージェントに相談!
転職にあたって年齢が不安なのであれば、転職サイトや転職エージェントに登録して、担当者(コンサルタント)に相談を持ち掛けてみるのもおすすめデジ!
相談を?
転職サイトなどに所属するスタッフは転職に関するプロだから、「〇歳だけど病院に転職できますか?」などの質問をしてみれば、的確な答えを返してくれるデジ。また年齢に見合った求人の紹介もしてくれるデジよ!
へぇ~。そんなこともできるのね。
また転職サイトや転職エージェントは膨大な求人を保有してるデジし、その中には非公開求人もあるため、インターネットで探しても見つからなかった職場の求人を紹介してくれることも。転職先の候補が増えれば、それだけ転職成功率もアップするデジね!
非公開求人!なんだか魅力的な響きだわ!
転職サイトや転職エージェントは無料で利用できるデジから、ひとまず登録して「自分の年齢でも転職できるでしょうか?」と聞いてみるのもいいデジね。向こうも無理に転職を進めることはなく、年齢的に難しいと思えば正直にそのことを伝えてくれるデジよ。
あいちゃん
転職では年齢にあった薬剤師の職場を選ぶのがおすすめ!
薬剤師は人手不足の背景もあり、転職にあたって年齢制限はほぼないデジ。
ただ年齢を重ねることで病院や製薬会社への転職は難しくなってくると思われるデジ。40代や50代の人はドラッグストアや調剤薬局を狙うなど、年齢に合わせた転職先を選ぶことも大切デジね。
もし年齢がネックで転職活動に踏み出せないなら、ひとまず転職エージェントなどに相談してみて、一緒に今後のことを考えるのもおすすめデジ。一人で迷っているより、アドバイスを受ける方が答えはずっと早く出るデジよ!