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薬剤師の昇給はあまり期待できない?【職場別に紹介します】

職場別に紹介します 昇給できる?

薬剤師は昇給しにくいといった意見もあるようデジが、これって本当なんデジかね?

今回は薬剤師の昇給事情についてまとめてみたデジ。薬剤師の代表的な職場別の昇給事情についても説明しているデジよ。また薬剤師が昇給を目指すための方法も解説するデジから、ぜひ最後まで読んでいってほしいデジ!

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ざぶとん君

ざぶとん君

行き当たりばったり直進系の28歳。ブラック企業で働いていた経歴あり(前職)。転職でホワイト企業に入社。仕事の成績はほどほどだが、信頼できる仲間とやりがいを持って働いている。

ブイブイ

ブイブイ

型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。

薬剤師が昇給しにくいって本当?

薬剤師は昇給しにくいってインターネットで読んだんだけど、これって本当なの?

別に薬剤師が極端に昇給しにくいってことはないデジよ。その証拠として厚生労働省が公開している「平成30年賃金構造基本統計調査」を参考に、薬剤師と労働者全体(共に女性のみ)の年齢別、給料事情をまとめてみたデジ。

年齢薬剤師(女性)全体(女性)
20~24歳29万6,900円20万6,500円
25~29歳32万3,500円22万9,600円
30~34歳36万900円24万3,400円
35~39歳38万4,000円25万3,600円
40~44歳38万6,700円26万4,100円
45~49歳42万6,500円26万8,700円
50~54歳38万2,600円27万600円
55~59歳39万5,500円26万6,500円
60~64歳38万3,400円22万2,600円
65~69歳33万3,100円20万8,700円
70歳~27万3,300円21万5,800円

薬剤師は女性が多いため今回は女性のデータをまとめてるデジ。この表から分かるように、薬剤師も年齢と共に昇給はしていくし、労働者全体の昇給事情から大きく外れることはないデジ。

薬剤師の伸び率もそこまでじゃないけど、そもそも多くの労働者は大幅な昇給が期待できないんだね。

医師など一部の職業は10年の勤務で給料が2倍など、とてつもない昇給事情を見せつけてくるデジが、薬剤師の場合は初めから給料が高めなことに加え、職場によっては頭打ちが早いため、上記のような昇給事情になってるデジ。

確かに薬剤師は最初から給料が高めだね!女性全体のデータを10万円くらい上回ってるし!

ブイブイ

薬剤師の昇給は生涯年収に大きく関わってくるデジよね。生涯年収が気になるという人は、次の記事に薬剤師の生涯年収についてまとめたデジから、チェックするデジ!
薬剤師が受け取れる生涯年収!! 薬剤師の生涯年収は『約1.9億~2.7億』!定年する年齢別に詳しく紹介

薬剤師の昇給事情は職場によって異なる!

ステップアップする男性

薬剤師の昇給事情については職場によって大きく異なるデジ。たとえば調剤薬局だと大幅な昇給が期待できない一方、製薬会社なら年収500万円から1000万円などの大幅な昇給も夢ではないデジ!

さっきの表からは想像もできない昇給っぷりだね!

先ほどのデータはあくまでも女性薬剤師全体のものデジからね。ほぼほぼ昇給を経験せずに定年を迎えてしまう薬剤師がいる中で、グングンと昇給を重ねて生活を豊かにしてる人も少なくないデジ!

グングンと昇給できれば仕事へのモチベーションもガンガン上がりそう!

デジね。ここからは薬剤師の代表的な職場ごとの昇給事情を紹介するデジから、転職の参考などにしてほしいデジ!ただ下記の情報はあくまでも一般的にそう言われているものであって、職場ごとに事情が異なる可能性はあるデジ。その点はご了承いただきたいデジ。

製薬会社は大幅な昇給のチャンスあり!

大幅な昇給が期待できる職場No1とも言われるのが製薬会社デジ!製薬会社にも様々な仕事があるため一概には言えないデジが、初めは300~400万円だった年収がみるみる上がっていき、数年で年収800~1000万円を超えることも、デジ!

2倍以上の昇給!とんでもない!

有名なのは製薬会社の営業職であるMR(医薬情報担当者)デジかね。営業職で歩合制も多いため、成績次第では30代と若いうちから年収1000万円オーバーも可能デジ。

歩合制って契約件数とかで給料が決まるやつだよね。夢はあるけど、プレッシャーも凄そう…。

営業は人によって合う合わないが大きく出るデジからね。また人によっては成績が出ずに全く昇給できない恐れもあるため、誰にでもおすすめできるわけじゃないデジ。

誰でも勤続年数を重ねれば昇給タイプでは無いってことだね。

ちなみに製薬会社は給料が良いこともあり人気&中途採用では経験者を募集するケースが多いことから転職の難易度はやや高めと言われているデジ。この点からも誰にでもおすすめできる仕事とは言えないデジ。

ドラッグストアも店長などへ昇進で昇給できる!

初めから給料が良いことで知られるドラッグストアも、実は役職につければ大幅な昇給が可能デジ!

役職?

たとえば店長クラスに昇進できれば年収は700万円前後になるとされてるデジ。ドラッグストアの初めの年収がおおむね400万円くらいデジから、2倍とまでは言わないものの、かなりの昇給デジね。

十分すぎる昇給だね!

ただドラッグストアの店長になると薬剤師の仕事はもちろん、商品の管理やアルバイトの管理など、仕事の種類が増えるため多忙になりがちデジ。

給料が良くなる分だけ仕事は大変に・・・ってことだね。

そういうことデジ。そもそもドラッグストア勤務は残業などが発生しやすいデジが、店長への昇格後はよりプライベートタイムが減ることを覚悟しておくデジ。

ざぶとん君

ドラッグストアの年収については次の記事を見て!ドラッグストアで働く薬剤師の年収について詳しく解説しているよ!
ドラッグストア薬剤師年収 ドラッグストア薬剤師の年収は『平均400~700万円』!あの系列店は?

病院も昇給はあるが頭打ちは早め

薬剤師に人気の病院勤務でも昇給は狙えるデジよ。たとえば公務員薬剤師となり公立の病院へ勤務するなら、年に5000~7000円くらいの昇給が期待できるデジ。公務員は定期的な昇給があって良いデジね。

年に5000円でも5年で2万5000円。10年で5万円だから大きいね!

また薬剤部長などの役職につくことでも大幅な昇給が期待できるデジ。ただ、病院は製薬会社などに比べると昇給の幅が狭く、年収650万円くらいで頭打ちになることもしばしばデジ。年収1000万円などの高給を期待するなら病院は非推奨デジ。

なるほどなぁ。

また病院は仕事内容のわりに給料が安いと言われることもあるデジ。ようは仕事がハードってことデジね。その分だけ「やりがい」は感じられる職場デジが、就職・転職の際はよく下調べした方がいいデジよ。

ざぶとん君

病院の薬剤師はやりがいが大きいデジ。次の記事で病院薬剤師の年収についてまとめたから参考にしてね。
年収はどのくらい?病院薬剤師 病院薬剤師の年収は『約400~650万円』!高収入をめざす方法とは?

調剤薬局で大幅な昇給は期待できない

調剤薬局と言っても数が多いため必ずではないデジが、調剤薬局での大幅な昇給は期待できないとされてるデジ。

そうなの?

一般的に調剤薬局の初めの年収が400万円くらいで、管理薬剤師などにつくことで多少は昇給するものの、500~600万円くらいで頭打ちになるデジ。

決して悪くはないけど、他の職場の昇給事情を聞いた後だとなぁ。

薬剤師の昇給があまり無いと言われる大きな理由は、調剤薬局の昇給事情にあるかもしれないデジね。

たしかにそうかも。

なお調剤薬局でも自ら経営を行えば年収1000万円オーバーも可能デジが、これはまた別の話デジね。基本的に大幅な昇給を期待するなら調剤薬局は選択肢から外した方がいいかもデジ。

ざぶとん君

調剤薬局で働いている人はあまり昇給が期待できないんだね。次の記事で調剤薬局で働く薬剤師の年収について紹介しているよ!
調剤薬局に勤める薬剤師年収 調剤薬局に勤める薬剤師の年収は『平均583万円』!他と比べると?

薬剤師が昇給するには?

薬剤師が昇給するためのポイントも紹介するデジよ!昇給を目指す人はぜひぜひ参考にしてほしいデジ!

給料のイメージ

役職につく

やはり役職につくことができれば昇給の可能性は上がるデジ。ドラッグストアの店長やエリアマネージャー、病院の調剤主任や薬剤部長、調剤薬局の管理薬剤師など。責任のある役職には相応の給料が用意されるものデジ。

う~ん。でも店長とか管理薬剤師になるのって大変そう。

決して楽ではないデジが、以下のことを意識してコツコツと頑張れば、いずれ役職をもらえる可能性は高いデジよ!

役職を目指すうえで大切なこと
  • 勤続年数を重ねる
  • スキル・知識を磨いていく
  • 上司からの評価を高める

薬剤師としてのスキルや知識を磨き、仕事で活躍して上層部から評価されれば、店長や管理薬剤師を任されても何らおかしくないデジ。

頑張る分だけ昇給のチャンスはアップするってことだね!

またすぐにでも管理薬剤師などの役職につきたいのなら、「管理薬剤師候補募集」などの求人に応募するのも手デジが、その場合は賃金の条件について入念に確認しておきたいデジね。

別に役職につくのが目的じゃなく、給料を上げるのが目的だもんね。

評価制度が明確な職場へ転職する

先ほど役職につく方法として「上司からの評価を高める」と話したデジが、中には評価制度が整っておらず、努力に応じた適切な評価が下されない職場もあるデジ。

そんな…。

そのため評価アップによる昇給を狙うなら評価制度が明確な職場を選びたいデジね。たとえば社員の能力を評価してランクごとに分けるような職場も存在するデジ。こういった職場であればランクアップがそのまま昇給・昇進に繋がる可能性は高いデジ。

分かりやすくてよさそう!

分かりやすい評価制度はモチベーションアップにつながりやすいのもポイント、デジ。ただ、残念なことに求人票では評価制度・昇給について詳しく述べられていないことがほとんどなんデジよね…。

そういえば、昇給についての記載ってあまり見ないかも。

だから評価制度や昇給の制度を探る意味でも、転職時には転職エージェントを利用するのがおすすめデジ。転職のプロである転職エージェントなら、企業についての詳しい情報を熟知しており、その中には評価制度なども含まれるデジ!

やったね!

最近は薬剤師に特化した転職サイト&転職エージェントも登場しているデジから、薬剤師で転職を検討しているならぜひとも登録しておくべきデジ!ちなみにサービスの利用は完全無料だから安心して登録できるデジよ。

ざぶとん君

薬剤師特化の転職支援サービスはたくさんあるんだよ!下に今おすすめの薬剤師特化の転職サイト&転職エージェントをランキングにまとめたから、あわせてチェックしてみて!

薬剤師が昇給できるかは職場次第?

薬剤師は昇給が少ないとも言われるデジが、結局のところ職場次第な部分はあるデジ。

もし昇給が少なくて嘆いているなら評価制度の整った、昇給しやすい職場に転職するのもひとつの手デジよ。

ただ一人での転職はハードルが高いため、もし転職を検討するならまず転職エージェントに相談することをおすすめするデジ。転職エージェントなら「転職した方がいいのか、しない方がいいのか」も判断してくれるデジ。