薬剤師の中には派遣社員として働いている人もいるデジね。そんな派遣社員は収入が良いと評判デジが、本当なんデジかね?
ここでは派遣薬剤師の年収を紹介するデジ。また年収が高い派遣の仕事の探し方や、派遣薬剤師の注意点なども解説するデジから、ぜひとも最後まで読んでいってほしいデジ!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
ガーデン
細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験を持つが、その転職によって確実にキャリアを積んできている。探求心が強くとにかくインターネットで調べまくるのが特徴。
目次
派遣薬剤師の年収は?
まず結論から言ってしまうデジが…派遣薬剤師の年収目安が以下デジ~。
537~576万円
※時給2,800~3,000円で1日8時間、1ヶ月20日働いたとして計算。
1日8時間の月20日。つまりはフルタイムで勤務したとして年収537~576万円くらいだと思われるデジ。もちろん、派遣先によって大きく異なることもあるデジけどね。
あれ?なかなか良くないかい?もしや普通の薬剤師より高年収なんじゃ?
厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」によれば、薬剤師の平均年収は約544万円デジから、派遣薬剤師の方が高年収って可能性は十分ありえるデジね。
凄いな!派遣って年収がイマイチなことも多いのに!
薬剤師の派遣はとにかく時給が良いデジからね。時給については次の項目から見ていくデジよ。
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派遣薬剤師は「時給相場」が高い!
派遣薬剤師はとにかく時給が良いデジ。一般的な派遣だと高くても時給2,500円くらいデジが、薬剤師の時給相場は都市部で2,800~3,000円となってるデジ!
2,800~3,000円
上記の時給+フルタイム勤務で計算したのが、先ほどの年収2,800~3,000円デジね。
時給で3,000円ってとんでもないな!学生バイトの3倍くらいじゃないか!
まぁ、薬剤師は国家資格デジからね。このくらい貰ってもおかしくないデジよ。そもそも上記は相場であって、中には時給5,000円や9,000円など、とんでもな仕事も存在するデジ!
きゅ、九千円!?
ごくごく一部の話デジけどね。とにかく派遣薬剤師の時給相場は高くて、正社員の給料を時給換算した時より高額ってことも珍しくないデジ。
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地方勤務だと時給相場はさらにアップ!
地方によってはさらに時給相場が高く、3,000~3,500円と言われてるデジ。
3,000~3,500円
上記の時給で1日8時間、月に20日ほど働いたとすれば、年収は576~672万円になるデジね。
これまた、とんでもない年収に。
今や薬剤師も人手不足が深刻デジからね。特に地方だと薬剤師の応募が非常に少ないため、時給を良くして人を集めてるんデジよ。
人手不足を解消するには給料を良くする。これは基本だね。
時給が高い地域は離島だったりと、生活の利便性的には不利デジが、もし働く地域を気にしないのであれば地域での派遣薬剤師も狙ってみてはどうデジかね?
時給相場は職場によっても異なる!
派遣薬剤師の時給については職場によっても異なるデジ。一般的にドラッグストアと調剤薬局は時給が高めとされてるデジ。一方で病院は時給がやや低めに設定される傾向にあるデジ。
病院って給料が良いイメージだったけどなぁ。
病院=医師のイメージだと給料が良さそうデジよね。しかし、薬剤師の職場としては基本的に「病院 < ドラッグストア」なんデジよ。実は派遣であっても派遣じゃなくても病院薬剤師は給料が低めデジ。
そうだったのか・・・。
だから派遣薬剤師としてガッツリ稼ぎたいのなら、なるべくドラッグストアや調剤薬局の派遣を選ぶといいデジよ!
年収の良い薬剤師の派遣を探すには?
派遣薬剤師は年収が良い、なんて聞くとチャレンジしてみたくなるデジよね。そこで年収が良い派遣を探す方法を紹介するデジ!
大手の派遣会社を選ぶ
年収の良い派遣を探すなら、大手の派遣会社に登録するのがおすすめデジ。やはり大手は派遣求人の絶対数が多いため、高時給の派遣も他に比べて豊富だったりするデジ!
大手なら安心感もあるしね。
ちなみに、大手サイトの「薬キャリ」は即日で求人を紹介してくれるなど、スピーディーに派遣を始められるデジ。このような、派遣会社ごとの特徴もチェックしておくといいかもしれないデジね。
複数の派遣会社に登録する
年収の良い派遣を探すなら、複数の派遣会社に登録するのもコツデジ。いくら大手の派遣会社でも、1社が保有する派遣の数は限られてるデジ。複数の派遣会社に登録して、様々な仕事を比較した方が高年収な派遣に辿り着きやすいデジ!
派遣会社は複数登録が基本って言うよね。
その通りデジ。複数社に登録しておけば、時給以外の条件もマッチした仕事を見つけやすいデジよ。
だね。
ブイブイ
年収が良くても派遣薬剤師を続けるのは危険?
派遣薬剤師は時給が高く、年収も良くなりがちデジが、ずっと派遣薬剤師として働き続けるのはやや危険かもしれないデジ。その理由は以下で解説していくデジよ。
年収は良くても交通費などの支給が無い
派遣薬剤師の年収だけ見ると、正社員を上回ってるケースも珍しくないデジ。しかし、実は正社員とり実際の取り分は少なかったりするんデジよ!
どういうことだい?
たとえば、派遣薬剤師には交通費の支給が無いことがほとんどデジ。つまり年収から交通費を引いたものが実際の取り分とも言えるデジ。もちろん正社員であれば交通費の支給ありが大半デジね。
交通費も馬鹿にならないからなぁ。それは辛いかも。
また、正社員の場合は家族手当や住宅手当、退職金など給料以外の様々な収入が存在するデジが、派遣薬剤師はこれら収入を貰えないのが普通デジ・・・。
う~ん。実質の年収で言えば正社員に負けてしまうことも多々あるわけか。
1年を通して働けるとは限らない
派遣薬剤師の場合、1年を通して働けるとは限らないのも問題デジ。派遣社員は基本的に3ヶ月おきくらいに契約更新のタイミングがあり、更新が無ければ派遣は終了となるデジ。つまり派遣に就いて3ヶ月で職を失う可能性も考えられるデジ。
3ヶ月かぁ。あっという間だね。
派遣は一時的な人手不足を解消するために雇われるケースが多く、3カ月での契約打ち切りも珍しくないんデジよね。実際、ほとんどの薬剤師は3~6ヶ月で次の派遣先に移ると言われてるデジ。
なるほど。
契約が終了したのち、ブランク無しで次の派遣先に移れれば問題ないデジけど、次の派遣先が見つかるまで1ヶ月、2ヶ月もあいてしまうと、その間の収入は無くなるわけで、年収も大幅にダウンしてしまうデジ。
派遣薬剤師は月収が50万円前後だったりするからなぁ。2ヶ月あくだけで年収が約100万円もダウンか…。
そのため、今回紹介した派遣薬剤師の年収目安である537~576万円をコンスタントに稼ぐのは難しいと言わざる得ないデジ。派遣薬剤師は年収の基準が高いものの安定感は無い、といったところデジね。
他にも派遣はデメリットが多め
派遣薬剤師については、ここまで紹介した以外にも以下のようなデメリットがあるデジ。
- 人手不足で忙しいことが多い
- 派遣切りもありえる
- 会社によっては派遣の扱いがよくない
正社員のように安定した働き方じゃないデジし、会社によっては派遣だけ冷遇されたりするデジから、派遣薬剤師という働き方を本職にするのはおすすめできないデジ。
逆にメリットは無いのかい?年収以外の。
もちろんあるデジよ。年収が高い以外にも以下のようなものがメリットデジ。
- 勤務地を選びやすい
- 勤務時間を調整しやすい
- 様々な仕事を体験できる
派遣なら勤務地・勤務時間の自由がきくデジ。そのため、フルタイムでの勤務が難しかったり、転勤の可能性がある正社員は避けたい人が派遣を選んだりするデジ。たとえばママ薬剤師が保育園にお迎えに行くまで働くなど、デジね。
確かにぴったりだね。
正直、派遣薬剤師は何かしらの理由から正社員として働けない人向けの働き方だと思うデジ。年収が良く自由度も高い魅力的な働き方ではあるものの、いつ仕事を失うか分からない等リスクが多い働き方であるのも把握しておいてほしいデジ。
ガーデン
派遣薬剤師は高年収!働き方としてはイマイチ?
派遣薬剤師の年収は、薬剤師全体の平均年収を上回ることも珍しくない高年収デジ!
ただ、1年を通して働き続けられるとは限らないし、交通費や各種手当の支給が無いことを考えると実質の年収は低かったりするデジね。
もし派遣薬剤師として働くことを考えているなら、まずはメリット・デメリットをよく理解することを推奨するデジ!
ガーデン