薬剤師が高年収を目指すにあたって独立開業は有力な選択肢のひとつデジね。数ある年収アップの方法の中でも、特に高年収が狙える方法デジ。
今回は薬剤師が独立開業した時の年収について紹介していくデジよ。また独立開業する時の注意点も紹介するデジから、薬剤師としての独立を考えてる人はチェックしてみてほしいデジね!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
あいちゃん
小柄で可愛らしいみんなのアイドル。これまでの転職経験は2回で、現在は女性が働きやすい病院受付の仕事をしている。仕事はしっかりこなすが実は超ワガママな性格。
目次
薬剤師が開業した時の年収は?
薬剤師の開業には完全に自力で独立開業する方法と、既にある調剤薬局の名前を使って新しい店舗を展開するフランチャイズ方式が存在するデジ。それぞれどのくらいの年収が期待できるのか見ていくデジよ。
- 完全独立開業
- フランチャイズ方式
完全な独立開業なら1500~3000万円も可能
どこにお店を開くか自分で考え、手続きを含めなにもかも全て自分で行う「完全独立開業」であれば、年収1000万円越えも十分に可能デジ!うまく軌道に乗れば年収1500~3000万円も可能と言われる世界デジ!
さ、さんぜんまん!?1年で家が建つレベルね!
維持費などはかかるものの、言ってしまえば利益が全て自分のものになるわけデジからね。雇われの薬剤師と比較して年収3倍4倍も珍しくない世界デジ!
へぇ~。それなら世の薬剤師は独立開業を目指すべきね!
それはどうかと思うデジ。というのも、独立開業では全く利益が出ないこともありえるデジ。そうなれば年収は0円・・・どころか維持費の問題で大赤字もありえるデジ。実際に経営失敗でお店をたたんでる人も多いデジ。
それはハイリスクね…。
薬剤師の開業における年収は「0円~無限大」といった意見もみられるデジし、これは真実だと思うデジ。年収1000~3000万円を稼ぐ人の裏で全く稼げない人がいることも忘れないでほしいデジ。
フランチャイズだと500~1000万円が相場
既にある調剤薬局の名前を借り、新しい店舗で開業することをフランチャイズというデジね。簡単に言えばローソンやセブンイレブンの新店舗を経営するみたいな話デジ。
コンビニだとよく聞く話よね。
フランチャイズの場合は開業する立地や資金集めのアドバイス、人員確保のフォローなどをしてくれるため、完全な独立開業よりは楽デジね。
なるほどねぇ。それならフランチャイズの方がいいじゃない。
ただフランチャイズだと売り上げの何割かを本社に納めないといけないデジ(いわゆるロイヤリティ)。名前を借りたり協力してもらってる分だけ分け前をよこせ、的な話デジね。
それってどのくらいなの?
企業によるデジが利益の数%と言われることが多いデジね。一例として粗利益の5%などデジ。
そんなには多くないのね。
その分だけ完全な独立よりは年収が落ちてしまうデジが、それでも年収500~1000万円が相場と言われてるデジ。ただ、フランチャイズについても必ず利益が出るとは限らないため、あくまでも目安のひとつと考えてほしいデジ。
薬剤師が年収のために開業する時の注意点
薬剤師の開業による年収は1000万円越えもありえる、なんて聞くと独立開業に興味が出てくるデジよね。しかし、独立開業には様々な注意点が存在するデジ。あらかじめチェックしておくデジ!
経営に失敗する可能性も低くない
薬剤師として独立して年収1000万円、2000万円を稼ぐ人の裏で、経営に失敗してお店を畳むことになってしまった人が数多く存在することは覚えておいてほしいデジ。開業すれば必ず1000万円以上を稼げると思ったら大間違いデジ!
そうよね。誰でも成功するなら、みんな独立開業するはずだわ。
薬剤師が高年収を目指す方法として紹介されることの多い独立開業デジが、成功までには困難な道が待受けているデジ。「年収がアップするなら…」と生半可な気持ちでチャレンジしても明るい未来は待ってないデジよ。
独立開業するなら慎重に、ってことね。
経営に失敗する可能性も低くないため、もし独立開業を目指すなら、失敗した時も何とか生きていけるよう、あるていどの資金を用意しておいた方がいいデジよ。経営に失敗した後、手元に全くお金がないなんてシャレにならないデジ。
あいちゃん
独立開業には多大な資金が必要
独立開業には設備費や物件費用、薬剤代、報酬が入り始めるまでの経営費用などなど。多額の資金が必要になるデジ。その額は小さな薬局だとしても1500万円以上デジ。規模によっては2000万円、3000万円とかかることも普通デジ。
そ、そんなに必要なの!?
もちろん融資を受けることが多いデジが、それだけの資金を調達したのち経営が失敗して借金だけが残ったりすれば・・・考えるだけでゾッとするデジよね…。
ひぃぃ。想像するだけで恐ろしいわ…。
そもそも信用のない状態では銀行などから大金を借りることも難しく、資金調達で頭を悩ませることもしばしばデジ。なおフランチャイズの場合は資金調達に関するアドバイスも受けられるデジね。
診療科によって年収が変わることも
薬剤師の開業にあたって重要なのが、どの診療科の門前にするかということデジ。というのも診療科によって利益が大きく異なることもあるデジ。
そうなの?
たとえば内科は1年を通して需要があるため処方箋の枚数が安定しやすいデジ。つまり安定して利益をあげられるデジ。
そうなんだ!
しかし耳鼻咽喉科では花粉・風邪の時期こそ患者さんが増えるものの、夏場は患者さんの数が減少するため、一時的に利益が減ることも・・・デジ。逆に皮膚科は夏場に需要が増え、冬場に減る傾向があるデジ。
なるほどねぇ。
そのため耳鼻咽喉科や皮膚科など季節による需要の変化が大きい診療科だと、リスクが大きいと言わざる得ないデジ。可能なら単科は避ける、あるいは内科など1年を通して安定した利益を得やすい科を選ぶ方が失敗しにくいデジよ。
立地によって年収は大きく変わる
もちろん開業する立地によっても年収は大きく異なるデジ。みんなも駅から近い薬局と、歩いて10分の薬局があれば駅近を選ぶデジよね?
それはそうね。
症状によっては薬局に通う可能性もあるため、立地はとても大切な要素デジ。一定の患者さんを見込めるリッチなのか、あらかじめ入念にリサーチしておかないと失敗してしまうデジよ。
難しそう…。
立地についてもフランチャイズであればアドバイスしてもらえるデジね。これも含め独立開業ではフランチャイズを選ぶ人も多いようデジ。
複数の店舗経営がリスク減に繋がる
あくまでも軌道に乗ってきた時の話デジけど、複数の店舗を経営することで、大幅な利益減のリスクを回避しやすくなるデジよ。
どうして?
たとえば薬局に近いクリニックが閉院したり、近くに同じ診療科の薬局がオープンすることもありえるデジ。この時、店舗がひとつしか無いと患者さんの減少からお店をたたまなくてはならないかもしれないデジ。
それで複数の店舗なのね。
薬剤師の開業後の年収は“成功すれば”高額!
薬剤師の独立開業は年収1000~3000万円も不可能ではない、高年収を狙える選択デジ。
しかし一方で経営の失敗による閉店などもありえる、ハイリスクハイリターンな方法となっているデジ。
成功者の年収だけ見て安易に独立開業しても良い結果は待っていないデジ。まずは独立開業のポイントやリスクを入念に調べたうえで、どうするか慎重に判断を下すデジよ。
薬剤師の独立開業は高年収を狙えるものの、それは「成功すれば」の話デジ!
あいちゃん