病院薬剤師として働く以上、同じ職場で働く看護師と関係を持つことになるデジよね。
今回は病院における薬剤師と看護師の関係や、両者の関係が悪くなってしまう理由、さらに良い関係を築く方法まで紹介していくデジよ。
病院薬剤師への転職を検討しているなどの理由から、薬剤師と看護師の関係が気になっている人はぜひチェックしてほしいデジ!
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
あいちゃん
小柄で可愛らしいみんなのアイドル。これまでの転職経験は2回で、現在は女性が働きやすい病院受付の仕事をしている。仕事はしっかりこなすが実は超ワガママな性格。
目次
病院における薬剤師と看護師の関係は?
さっそく病院における薬剤師と看護師の関係について紹介するデジよ!
最近はチームで医療を進めるケースも多い
一昔前は薬剤師と看護師でコミュニケーションを取ることも少なく、関係性らしい関係性は無い病院が多かったようデジね。
へぇ~。
しかし、チーム医療がすすめられる中、薬剤師と看護師が密にコミュニケーションを取り、連携しながら患者さんの治療を行うケースが増えているデジ。
私、病院の受付で働いてるんだけど、そういえば薬剤師と看護師が仲良くしてるとこを何度か見たような。
看護師が薬の効果について薬剤師に尋ねたり、薬剤師が使用する薬について提案したり。こういった連携が進むことで、より効率的な医療が行えると考えられるため、薬剤師と看護師の関係が密になってきているのは良いことだと思うデジ。
看護師が「医師⇔薬剤師」の橋渡しになることも
薬剤師にとって看護師は、医師との橋渡し的な存在でもあるデジ。
医師との?
看護師は医師と近い距離で仕事をしてるデジよね。また最近は薬剤師との関係が深いことも多いわけで、薬剤師が医師との関係を築く際などに、間を取り持ってくれたりするデジ。
なるほどねぇ。
つまり薬剤師は看護師と良好な関係を築くことで、よりチーム医療を効率的に進められる可能性が高いデジ。
病院によっては薬剤師が見下されることも…
ここまでで、最近は薬剤師と看護師の関係が良好と話したデジが、もちろん全ての病院に当てはまるわけじゃないデジよ。
やっぱりそうなのね。
病院によっては薬剤師の地位が非常に低く、看護師に顎で使われたり、医師に発言を認められなかったり、といったことが起きてるデジ。
そんな…。一緒の職場で働いてる仲間なのに…。
薬剤師の場合、患者さんを直接治療することが少ないため、下に見られがちのようデジね。また、看護師に比べて薬剤師は在籍数が少ないのも原因と言われることがあるデジ。
確かに病院だと看護師の方が圧倒的に多いけど…。
特に古い考えが払拭しきれていない大学病院などに見られる傾向デジ。古くからある病院に転職する際などは十分に注意が必要デジ。
薬剤師と看護師の関係が悪くなる理由
薬剤師と看護師が良好な関係を築く病院がある一方で、薬剤師と看護師の仲が悪い病院も存在するデジ。
どこでも薬剤師と看護師が仲良く連携してるわけじゃないのね。
残念ながらそう上手くはいってないデジ。ここからは薬剤師と看護師の関係が悪くなってしまう理由を紹介するデジ。
意外と重なる仕事が多い
薬剤師と看護師でメインの仕事は当然ながら異なるデジが、一部、薬剤師と看護師の両方が行う業務も存在するデジ。
たとえば?
たとえば患者さんに副作用の聞き取りをしたりデジかね。これは薬剤師も看護師も行うデジ。
なるほどねぇ。でも、それで両者の関係が悪くなるの?
本来なら薬剤師がやるべき仕事を看護師が任せられれば不満の声が上がるのも当然デジ。逆に看護師が薬剤師の仕事を受け持つことで、薬剤師側が思うように仕事を進められずイライラするケースもあるデジ。
一部の仕事は薬剤師も看護師も、両方とも出来ちゃうから問題なのね。
この仕事は薬剤師が、この仕事は看護師が、といった境界線があいまいな病院だと、こういったトラブルが発生しやすいデジね。
緊張感と忙しさでピリピリしている
病院は人の命を扱う場所であり、ひとつのミスが患者さんの生死にかかわるデジ。そのため、現場には強い緊張感が漂っているデジね。
分かるわ。病院ってどこかピリピリした空気もあるわよね。
また、看護師はとにかく人手不足が深刻で、かなりの割合の看護師が長時間の残業や休日出勤を強いられてると言われてるデジ。これら2つの理由から院内で働く人は気がたっており、つい心無い言葉をあびせてしまい両者の関係が悪化するケースも珍しくないデジ。
人ってイライラしてると正常な判断ができないのよね…。
看護師からすると薬剤師の方が余裕があるように見え、つい「薬剤師って楽そうね?」と嫌味を言ってしまうことも。忙しい病院ほど看護師と薬剤師の関係が悪化しやすいと言えるかもしれないデジ。
実際に話す機会はそこまで多くない
最近は薬剤師と看護師による連携も珍しくないデジが、メインの業務は異なるデジから、そもそもコミュニケーションをとる機会がそう多くない、という問題もあるデジね。
薬剤師と看護師じゃ仕事も仕事場所も違ったりするわよね。
そのため、連携のためには欠かせない「互いを知る」といった行為があまりできず、関係が悪化とは言わないものの、良好な関係が築けなかったりするデジ。
連携って初対面とか、あんまり親しくない人とやるとボロボロになるのよね…。
もちろん普通に業務をこなす分には問題ないデジが、薬剤師と看護師の連携を考えた時、コミュニケーション問題は大きな課題のひとつとなりそうデジ。
男性薬剤師はうっかり発言で嫌煙される
男性薬剤師が女性の看護師とコミュニケーションを取る時、うっかりとセクハラ的な発言をしてしまい、院内の看護師から白い目で見られることも・・・デジ。
看護師って女性が多いものね。男性の薬剤師だと連携のためにコミュニケーションを取るのも大変そうだわ。
悪い評判は院内のネットワークで一気に広がったりするデジからね。男性の看護師はとにかく発言に気を付けた方がいいかもしれないデジ。迂闊な発言は身を亡ぼす、デジ!
薬剤師と看護師が良い関係を築くには?
病院内で薬剤師と看護師が良好な関係を築くにはどうすればいいのか、考えていくデジよ!
適度にコミュニケーションを取る
人間は知らないものを遠ざけたいと考える生き物デジ。まずは適度にコミュニケーションを取らないことには、いざというタイミングで連携を図ることも出来ないデジね。
コミュニケーション、大切よね!
院内で見かけて余裕がある時はすこし話してみたり、休憩時間のランチに誘ってみたり。少しずつコミュニケーションを取り親密になることで、連携した効率的な医療を進めやすくなるはずデジよ。
薬剤師と看護師が連携して医療に当たるのって、何かいいわよね!
病院によっては薬剤師がヒエラルキーの下部に位置しているようデジが、そういった古い考えは捨て、互いが互いを尊重できる関係を築いてほしいデジね。
お互いに助け合って医療を進める
先ほど話した通り、メインの仕事こそ違えど薬剤師と看護師で被る仕事もあるデジ。もし看護師が薬剤師の仕事をしていれば、一声かけて変わってあげるなど、互いを助け合いつつ仕事を進めてほしいデジね。
助け合い精神ね!
互いに助け合うことで良好な関係を築き上げ、チーム医療における連携を効率的に行うデジ。「本当は私の仕事だけど・・・あの人がやってるし別にいっか」と放置せず、「手伝いますね」「後はやりますね」といった気遣いが大切デジよ。
互いの仕事を理解する
薬剤師は看護師の、看護師は薬剤師の仕事を理解していないと、互いにどこまで手を付けていいのか、どんな行動が不快に感じるのか分からないデジよね。
相手を助けるつもりの行動が、実は邪魔になっちゃうこともあるわよね。
そうならないためにも、互いの仕事内容をあるていどは理解しておきたいデジね。
互いの仕事を理解ねぇ。難しそうだわ。
互いの仕事を理解するために話し合いの場を設けるのもいいと思うデジ。仕事のことは実際に働いている本人に聞くのが一番デジし、これによりコミュニケーションもとれるデジ。相手の仕事内容を理解しつつ仲良くなるデジ!
イライラを相手にぶつけない
薬剤師と看護師の関係を良好にする際、最も大切と言えるのがイライラしないことデジ。薬剤師や看護師は命を受け持つプレッシャーや疲労からイライラしがちデジが、そのイライラを誰かにぶつけても、何もいいことなんて無いデジ。
その通りよね。イライラを人にぶつけても、イライラの連鎖を生むだけだわ。
いくら疲れてイライラしていたとしても、相手を尊重し、落ち着いた態度で接するデジ。語気を荒げたり相手の神経を逆なでするような発言は避けるデジ!
薬剤師と看護師は仲良くなれる
一昔前こそ関係性の薄かった薬剤師と看護師デジが、近年では互いに協力して医療にあたることも珍しくないデジ。
それぞれの得意分野を活かすことで、より治療行為のクオリティが上昇するデジから、薬剤師は看護師と、看護師は薬剤師と良好な関係を築いてほしいデジね。
あいちゃん