調剤薬局やドラッグストアに長く勤めていると、管理薬剤師へと昇進することもあるデジね。そんな管理薬剤師の給料はどのくらいなのか興味ないデジか?
ここでは管理薬剤師の一般的な給料を紹介していくデジ。管理薬剤師について気になっている人は最後までチェックしてほしいデジ!
ざぶとん君
通信販売会社に勤務する28歳。ブラック企業で働いていた経歴あり(前職)。転職でホワイト企業に入社。仕事の成績はほどほどだが、信頼できる仲間とやりがいを持って働いている。
ブイブイ
型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。
目次
管理薬剤師とは?
まずは管理薬剤師について簡単な説明をしておくデジ。既に管理薬剤師のことは把握していて給料事情が知りたいだけって人はとばしちゃってOKデジよ。
管理薬剤師って名前は聞いたことあるけど、仕事内容はよく知らないなぁ。
管理薬剤師は読んで字のごとく「薬剤師の管理職」みたいなものデジ。もっと平たく言えば薬局などの責任者デジね。
つまり薬剤師の中でも偉い人なんだね。で、仕事は何するの?
仕事内容は「従業員の監督」や「医薬品などの管理」デジ。薬局などで働く従業員の調剤業務・薬歴管理をチェック・指導したり、店内の医薬品を適切に管理したり、医薬品・医薬部外品・化粧品を区別して陳列したりするデジ。
従業員の仕事をチェックのは責任者感があるね!
なお管理薬剤師は薬機法によって、医薬品を扱う現場には1人以上の設置が必要と定められているため、調剤薬局やドラッグストア、製薬会社など多くの現場で活躍しているデジ。具体的な仕事内容は職場の種類によって異なったりもするデジね。
管理薬剤師の給料(年収)はどのくらい?
本題である管理薬剤師の給料を紹介するデジよ!
年収600~700万円
同じ管理薬剤師でもどの職場で働くか、どの地方で働くかによって給料は大きく異なるため、あくまでもひとつの目安なんデジが、年収600~700万円くらいの人が多いようデジ。
それって多いの?少ないの?
厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」によれば薬剤師全体の平均年収が543万5900円デジから、やはり管理職だけあって薬剤師の中でも給料は高めと言えそうデジ。
管理職なのに給料が低かったらガッカリだもんね。やってられないよね!
ブイブイ
管理薬剤師の給料は職場・地方によって変わる
先ほども話したデジが、管理薬剤師は調剤薬局やドラッグストア、病院、製薬会社など様々な職場で必要とされる存在デジ。そんな職場によっても給料は変わってくるデジね。
どこが高いとかあるの?
たとえば製薬会社の管理薬剤師なら年収600~900万円くらいは期待できるデジ。そもそも製薬会社は平均年収が高めデジからね。
そうなんだ!
また人手不足の地方ほど管理薬剤師を好待遇してくれるデジ。人手不足が深刻な地方だと年収800~1000万円もありえると言われてるデジ!
そ、そんなに上がるの!?
ただ人手不足の職場で管理薬剤師をする時は、一人薬剤師で仕事が多忙という可能性も高いため注意が必要デジね。いくら給料がよくても仕事が大変なのは・・・といったタイプに人手不足の地方での管理薬剤師は向かないかもデジ。
管理薬剤師への昇進って給料的にどうなの?
管理薬剤師へ昇進できれば、基本的に管理薬剤師手当が付くため給料は上がることがほとんどデジ。しかし、一方で副業がしづらい点から給料的に不利といった意見もあるデジ。このあたりについても詳しく紹介するデジよ。
管理薬剤師手当も含め給料が上がる可能性大
先ほど言いそびれたデジが、実は管理薬剤師に昇進したからといって基本給が上がるとは限らないデジ。基本給は勤続年数に比例していて、管理薬剤師なのに普通の薬剤師と基本給は変わらない、といったケースも少なくないデジ。
でも給料は普通の薬剤師より高いんでしょ?
その代わりに基本は「管理薬剤師手当」がつくデジよ。これが月に1~5万円くらいデジかね。また地方だと月10万円以上ということもあり、結果として年収が12~120万円くらいアップするデジ!
凄く幅があるのは気になる・・・・・だけど、この年収アップは大きいね!
そのため管理薬剤師に昇進できれば基本的に本業の収入はアップするデジ。特に副業の予定がないなら管理薬剤師への昇進はおすすめデジ!
ざぶとん君
ただし副業に制限がかかるため給料ダウンとの声も
管理薬剤師は薬機法により、管理薬剤師として働く薬局以外での薬局の管理や、その他薬事に関する業務が禁止されてるデジ(ただし、その薬局の所在地の都道府県知事から許可を受けた場合はOK)。
えっと・・・どゆこと?
簡単に言えば、管理薬剤師になった時点で、副業として他の調剤薬局などで働くのは原則不可になってしまうデジ。副業にできるのは薬事に関係ないもの(ライティング・翻訳など)あるいは都道府県知事から許可された学校薬剤師の仕事などに限定されてしまうデジ。
なるほドーナッツ。
そのため調剤薬局などの副業で収入をアップさせてた人だと、管理薬剤師への昇進で年収ダウンとなる可能性もゼロじゃないデジ。管理薬剤師に昇進する時は副業に制限があることを意識してほしいデジ。
ざぶとん君
管理薬剤師になる方法とは?
管理薬剤師手当によって給料がアップする可能性大の管理薬剤師。ぜひとも収入を増やすため管理薬剤師になりたいという人も多いと思うデジ。そこで、ここからは管理薬剤師になる方法を紹介するデジよ!
勤続年数を重ね昇進を待つ
同じ職場で調剤の経験を積むことで、管理薬剤師へと昇進する人も多いデジ。一般的に3年以上の職務経験を経てから管理薬剤師に昇進する人が多いデジかね。
3年かぁ。長いような短いような。
この方法であれば、その職場で実際に管理薬剤師がどう働くのか観察したうえで昇進できるため、仕事に関する不安が少ないデジね。
確かに!
ただ職場に年配の人が多いと管理薬剤師のポストがなかなか空かず、昇進までに長い期間が必要になる可能性も・・・デジ。あくまでも3年以上は目安のひとつで、管理薬剤師まで5年、10年といったケースもありえるデジ。
そ、それはちょっと長すぎるかも…。
だからこそ転職して管理薬剤師になる人も少なくないデジね。
管理薬剤師として転職する
転職によって管理薬剤師になるのもひとつの手デジ。実際に求人サイトを見ると分かるデジが、初めから管理薬剤師ポストとして人材を募集してることもあるデジ。
それならポストが空くのを長期間待たなくていいんだね!
そうデジね。何なら今から転職活動を始めて1ヶ月後には管理薬剤師、なんてことも無くはないデジ。
迅速!
管理薬剤師への昇進だと基本給が上がらず、管理薬剤師手当の分だけ給料が上がる、といったパターンが多いものの、転職であれば基本給の方も大幅にアップさせるチャンスデジ!つまり現職での昇進よりも大きな年収アップが見込めるデジ!
何だか転職で管理薬剤師になる方がよさそうだなぁ。
実際、近年は転職により管理薬剤師を目指す人が増えてるというデジね。
へぇ~。ところで、管理薬剤師に転職する時のコツとかないの?
コツといえば・・・やっぱり薬剤師の転職サイトや転職エージェントを頼ることデジかね。管理薬剤師の求人ってそこまでは多くないデジが、大手の転職サイトや転職エージェントなら膨大な量の求人を保有しているため、管理薬剤師の求人を見つけやすいデジ!というより相談すれば適切なものを紹介してもらえるデジ!
それはありがタイ!うれしインコ!
転職サイトや転職エージェントは無料で利用可能デジから、どんな条件の管理薬剤師求人があるのかな?とチェックするだけでもOKデジよ!
ざぶとん君
管理薬剤師は普通より給料が高め!
管理薬剤師に昇進できれば基本的に「管理薬剤師手当」がつくため、給料はアップすることがほとんどデジ!その年収相場は600~700万円と、普通の薬剤師の平均年収を上回ってるデジよ!
だからこそ年収アップを希望する人ほど管理薬剤師を目指してほしいデジが・・・残念なことに年配の人で固まった職場だと、なかなか自分に管理薬剤師のポストがまわってこないデジ。
そのため現職で管理薬剤師になるのが難しいと思えば、ぜひとも転職によって管理薬剤師になることも視野に入れてほしいデジ。本文でも話した通り転職で管理薬剤師になる人は増えてるんデジよ!