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職場モラハラの発言事例&チェックリスト診断!相談窓口、仕返し対策

相談窓口&事例!職場でモラハラ

パワハラやセクハラなど多くのハラスメントが騒がれる中、フランスの精神科医であるマリー=フランス・イルゴイエンヌさんが提唱した「モラハラ(モラル・ハラスメント)」も問題になってるね。

モラハラと言えば、一般的に「モラハラ夫」など夫婦の問題として知られがちだけど、最近は職場でのモラハラもかなり多く、それによって精神を追いつめられる人が後を絶たないって言うね。

そこで、今回は職場で発生するモラハラについて紹介していくよ。「自分が受けているのはモラハラなのか?」「具体的にはどんな事例があるんだろう?」「モラハラを受けた時の対処法は?」など、職場モラハラに関する疑問を解消していこうね!

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モラハラが職場で起きる?その特徴を理解しよう

まずは職場で起きるモラハラについて理解を深めていこうか。

モラハラは相手を精神的に追い詰める行為

モラル(道徳・倫理)とハラスメント(嫌がらせ)の2ワードを合わせたモラル・ハラスメント(モラハラ)には以下のような特徴があるのさ。

モラハラの特徴
  • 暴言や無視などで精神を追いつめる
  • 殴る・蹴るなどの直接的な暴力は無い
  • 「被害者にだけ」悪質な行為をする
  • 被害者が自分のせいだと思い込みやすい

職場で特定の人を無視したり、悪口を言ったりする半面、肉体的な暴力はなく、また他の人が見ていない個室などで陰湿に行われやすいのがモラハラとされているのさ。そのため、周りに理解してもらえず、最終的には退職…という例も少なくないみたいだね。

学校のいじめみたいデジ!加害者って先生にはいい顔をするから、なかなか気づいてもらえないこと、よくあるデジよ!

そうだね。まさに「大人のいじめ=モラハラ」と言っていいんじゃないかな。

大人にもいじめがあるデジか…。

職場のモラハラは厄介なもので、加害者意識がないまま「お前は本当に仕事ができないな!」「だから3流大学の出身は…」など悪口を言っている場合が多いんだよ。また被害者側も「仕事ができない私が悪い…」と思い込んでしまうことがあるのさ。

真面目でナイーブな人ほど危なそうデジね。

実際、明るくてポジティブな人はターゲットにされにくいと言われてるのさ。1回や2回ならともかく、何度も暴言や無視などが続くならモラハラを受けている可能性が十分にあるよ。「自分が悪いんだ…」と思い込まず、まずは後の項目で紹介するチェックリストを確認してみてね。

職場で起こる「モラハラ」と「パワハラ」は別物

そうそう。ごちゃまぜになっている人も多いみたいだから補足しておくと「モラハラ」と「パワハラ(パワー・ハラスメント)」は別物さ。

パワハラは上の立場の人から受ける被害デジよね。

そのとおり。対して、モラハラは立場に関係なく発生するのさ。たとえば、部下が上司に暴言を吐いたり無視する。事例は少ないかもしれないけど、モラハラの場合はこういったケースもあるんだ。

種類特徴
モラハラ・被害者と加害者に上下関係なし
・周囲に気づかれにくい
・精神的に相手を追いつめる
パワハラ・被害者と加害者に上下関係あり
・周囲に気づかれることも多い
・精神・肉体的に相手を追いつめる

パワハラの場合は上司が部下に対して、多くの人の前で暴言を吐いたり、時には肉体的な暴力も含まれるため、周りの人に気づかれやすいのさ。飲み会などで「部長に怒られて大変だったね…」と同情を受けることもあるため、「自分が悪い」と思い込んでしまうことは少ないね。

デジね。

それに比べて、モラハラはとにかく陰湿。誰にも同情されず、自分をどんどん追い込んでしまうケースもあるから、より注意が必要かもしれないよ。

ブイブイ

パワハラとモラハラは別物デジよ!もし自分がパワハラを受けているようなら次の記事を参考にしてみてほしいデジ!パワハラの具体例や証拠の集め方、退職する前に知っておくべきことをまとめたデジ。
パワハラ 【パワハラで退職!】辞める前に知っておくべきこと、6つの具体例
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これって職場モラハラ?チェックリスト診断

職場でモラハラを受けていても、自分が悪いかもと思い込んでしまう人が多いようだね。そこで、自分がモラハラを受けているのかチェックリストで確認してみよう!

以下に当てはまれば被害者の可能性大!

以下の状況のどれかに当てはまるなら、モラハラの被害を受けている可能性が高いよ。

モラハラ被害チェックリスト診断
  • 暴言や侮辱されることが多く、陰口を言われることもある
  • 飲み会に誘われない、挨拶をしても無視されることが多い
  • 仕事と関係ないプライベートに立ち入られ、それを馬鹿にされる
  • 自分のコンプレックスや弱みを周りに言いふらされる
  • 仕事に必要な書類などを渡されないことが多々ある
  • 明らかに処理しきれない量の仕事を押し付けられる

忙しいタイミングだと資料の渡し忘れや、挨拶をしても気づかないことがあるから、1回や2回なら偶然ってこともあるかな。ただ、それが何度も続くようならモラハラのターゲットになってる可能性は高いと思うよ。精神的に追い詰められる前に、相談窓口などに相談しようね。

悪いのは加害者側デジ!自分が悪いと思い込んでふさぎこんじゃダメデジよ!

こんな人は加害者になりやすいから注意しよう

さっき言ったけど、モラハラっていうのは加害者側に自覚がないことも多いのさ。特に、下記の項目に当てはまる人は注意した方がいいよ。

モラハラ加害者になる人の特徴
  • 疲れや忙しさのイライラで口が悪くなる
  • 仕事ができない・遅い人にイラつく
  • 相手のプライベートに踏み入る癖がある

たまにグイグイとプライベートなことを聞いてくる人がいるけど、聞かれる側は困ることが多いんだよね…。相手のプライベートを知ることで仲良くなることもあるけど、相手が答えにくそうなら無理に踏み入るのはやめよう。

イライラして暴言が出てしまいがちな人は、発言の前に少し考える癖をつけるといいデジね。それと、発言で相手を傷つけたかもと思えば、あとでしっかりあやまっておくデジよ!

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職場で起きるモラハラの事例を紹介

職場で発生しやすいモラハラは以下のようなものかな。

職場で起きるモラハラの事例
  • 暴言や侮辱、陰口などの精神的攻撃
  • 無視や飲み会に誘わないなどの仲間外れ
  • 趣味などを否定するプライベート攻撃
  • 仕事の押しつけや妨害など仕事の阻害

ひとつひとつ、具体的な事例を簡単に紹介していくよ。

暴言や侮辱、陰口などの精神的攻撃の事例

人間関係に悩む女性

よくあるケース

「お前は本当に仕事ができないな」「こんな仕事に時間がかかりすぎだろ!」「みんなお前のことを迷惑に感じてるんだよ!」「あんた、マネージャー失格だな」「何でそんなにキョドってるの?コミュ症なの?」「死ね」などの暴言を浴びせられ、人によってはうつ(鬱)になってしまうケースもあります。

「自分より下の人を作って優越感を得たい」。そんな気持ちから人のことを馬鹿にしたり、侮辱する人がいるね。これも立派なモラハラのひとつ。人によっては「何度も言われるのは自分が悪いから…」と洗脳状態になることもあるけど、過度な暴言で悪いのは相手側。あまり自分を追い詰めちゃダメだよ。

無視や飲み会に誘わないなど仲間外れの事例

よくあるケース

毎日、大きな声で挨拶をしているにも関わらず無視され、飲み会や社員旅行などのイベントは終わった後に知るなど、周りから仲間外れにされるケースもあります。また、業務上、必要な連絡をされなかったため、仕事が進められないケースもあります。

学校のいじめに近いケースだね。特定の人を仲間外れにすることで、疎外感を与えて苦しめる。無視などは証明が難しく、上司に話しても「うっかりじゃないの?」と言われてしまうこともあるけど、何度も続くようなら相談窓口などに相談しようね。

趣味や家族などを否定するプライベート攻撃の事例

よくあるケース

「お前、読書が趣味なんだって?根暗で気持ち悪いな」「彼氏(彼女)いないの?クリスマスに一人なの?寂しすぎ~」「お前の弟、働いてないんだってな~」など、プライベートに立ち入ったうえで、それを否定・馬鹿にされる事例が多数あります。

最近はSNSなどを通じて趣味がバレることもあり、それを馬鹿にしてくる人もいるね。これも立派なモラハラのひとつだけど、人によってはプライベートを馬鹿にされるのが嫌じゃないことから、上司などに理解されないこともあるよ。そんな時も、相談窓口などを頼ろうね。

仕事の押しつけや妨害など仕事の阻害の事例

よくあるケース

「終業の少し前に膨大な仕事を押し付ける」「仕事を全て奪われてしまいやることがない」「業務に必要なものを隠される」など、仕事を阻害してくる事例も少なくありません。中には「扇風機で風をあて続けて仕事を邪魔する」といった事例もあり、このケースでは加害者側に10~60万円、または休業損害+治療費の支払いが認められました。

あきらかに処理しきれない仕事を押し付けてきたり、仕事を奪われたりもモラハラのひとつさ。仕事を奪われて手持ち無沙汰になれば、会社からの評価が下がってしまうこともあるからね。この時、加害者側は困っている被害者を見て楽しんでることが多いようだよ。

同僚同士にありがちな事例

よくあるケース

ちょっとしたミスに対して、「見てくださいよ!また〇〇さんがミスしています!」などと言って、周囲まで巻き込むような事例は少なくありません。比較的仲が良い間柄であり、加害者は面白半分で…といったケースもあるので厄介です。

上下関係のない同僚同士の間柄でも発生するのがモラハラの特徴なんだよね。加害者はそれほど悪気がないなんてケースも多いから面倒さ。

女性が受けやすい職場でのモラハラ事例

よくあるケース

何か意見したり提案をしても、全く聞き入れてもらえず、とことん否定されるようなケースは少なくありません。また何かあるごとに「そんなことなら辞めれば?」などと退職を促されてしまうのも、女性が受けやすいモラハラのひとつです。

男性の上司、男性の同僚などから女性が受けやすいモラハラが上。女性が男性と同等に働く社会になったのに、まだ男性の方が上のような古い考えを持っている人が加害者になりやすいみたいだね。

退職する前に!職場で起きるモラハラの対策方法とは

ここまでの紹介で自分がモラハラを受けてると思えば、退職してしまう前に対策をとっていこうね。間違っても仕返しするなんて対処法はダメさ。対策の大きな流れとしては「証拠を集める」「モラハラについて相談する」といった感じさ。

STEP.1
モラハラの証拠を集める
STEP.2
モラハラについて相談する

以下で具体的に何をするべきか見ていこうね。

1.証拠を集めておく

まずはモラハラの証拠になるものを集めることが大切さ。証拠が無いと、いくら真摯にうったえても理解してもらえない可能性があるからね。証拠には以下のようなものがあるよ。

モラハラの証拠になるもの
  • メールやLINEなどのやり取り
  • 暴言などの録音データ
  • モラハラを受けた時の記録・メモ

分かりやすいものとしては暴言をボイスレコーダーやスマホで録音したものや、メールやLINEのやり取りかな。また、録音データやメールと共に、「日時」「相手(誰からモラハラを受けたか)」「場所」「被害の内容」「自分の心理状態」などをメモしておくといいよ。証拠が詳細になるほど問題解決に繋がりやすいからね。

2.相談窓口に相談する

面接

証拠を集めたら、それを持って適切な相談窓口に行き相談しよう!相談窓口にもいくつか種類があり、無料でモラハラの相談ができるところも複数あるんだ。具体的な相談窓口はこのあとの項目で紹介するよ。

職場のモラハラの相談窓口を紹介

職場でモラハラを受けた時に相談できる、相談窓口には以下のような種類があるよ。

社内のハラスメント窓口

利用料

無料

会社の規模にもよりますが、社内にハラスメント窓口が用意されていることも多いです。証拠をハラスメント窓口に持っていき相談することで、これからどのような対処法をとるか、上司や人事担当者も含めて解決に向けて行動してくれる可能性があります。企業には使用者責任があるため、相談を受けた場合にはしっかりと対応してくれるはずです。

労働局

利用料

無料

労働問題の相談や解決のための機関であり、各都道府県に存在しています。労働局に相談することで具体的なアドバイスを貰ったり、時には会社と被害者の間に和解の場を設けてくれることもあります。ただ、労働局が加害者に対して改善を訴えることは無いと言われています。

労働局とは?
各都道府県に設けられている厚生労働省所管の機関。労働問題の相談や、トラブル解決のための助言・指導などをしてくれます。

法テラス

利用料

無料

法テラス(日本司法支援センター)はモラハラやパワハラはもちろん、離婚や不倫、架空請求、保険関係など様々なトラブル解決のため、国によって設立された総合案内所です。窓口や電話などでモラハラについて、弁護士等へ相談できます。なお、近くの法テラスについては公式サイトで調べることができます。

みんなの人権110番

利用料

無料

みんなの人権110番は、人権問題について相談を受け付けている窓口。モラハラやパワハラ等の相談によって人権侵害が疑われる場合は、会社への改善勧告などを行ってくれます。また、悪質な場合は刑事事件として告発してくれるケースもあります。

日本労働組合連合会

利用料

無料

日本労働組合連合会は、労働に関する相談を電話やインターネットで行える窓口。インターネット受付であれば24時間いつでも相談を受け付けているので、時間が無い方でも使いやすいのが特徴です。

こころの耳

利用料

無料

仕事の悩みをはじめ、労働に関するメンタルケアを行ってくれる相談窓口がこころの耳。こちらは問題の解決というよりも、モラハラについての話を聞いてほしいタイミングで利用するといいかもしれません。

弁護士事務所

利用料

有料

モラハラによって精神疾患を患った場合などは、加害者を訴えることができます。また会社にモラハラを相談していたにも関わらず対応してもらえなかった場合には、会社を訴えることも。裁判を検討しているなら、弁護士に相談することで具体的な解決方法や、時には裁判での弁護まで対応可能。場合によっては慰謝料・損害賠償請求ができることもあるでしょう。

まずは無料で相談できる場所を使うのがおすすめ

上記のように、相談窓口はいくつか存在するのさ。個人的には、まず無料の相談窓口を利用してみるのがおすすめかな。

弁護士事務所もよさそうデジけど。

弁護士事務所も悪くないけど、まずは無料の相談窓口を利用してみて、それでもダメだった時に有料の窓口で対応…と考えるのがいいんじゃないかな。無料窓口で相談するだけで解決の糸口が見つかることもあるはずさ。

モラハラの仕返しに「転職」するのもあり

CHANGE

職場のモラハラがツライというなら…転職するのもひとつの手デジ!

転職?それって「仕返し」っていうより…「逃げ」じゃないの?

違うデジ!今の職場よりも良い会社に転職してやるデジ!優良な大手企業や今より年収が高い会社デジね。転職後に楽しく快適に働いているってだけでも、モラハラの加害者は悔しいと感じるはずデジ~!

確かにそれいいかも!モラハラを相談しても改善できない状態なら転職で仕返ししよう!

ただ…転職ってそんなに簡単じゃないデジ。自分の未来を左右することデジから、しっかりと考えて進めていきたいデジね。

間違って今より苦しんでしまうような会社に入社したらマズいもんね。自己分析しつつ、できるだけ幅広く選択肢の多い転職活動をしたいよね。

以下に転職に役立つ「転職診断」や「自己分析」などに関する情報を集めたデジ!転職を本気で考えている人はもちろん、まだ転職は検討段階…という人も、気になる記事からチェックして、転職の知識を深めてほしいデジね。

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悪質な言葉や行動で精神的に追い詰めてくるモラハラは決して許せない行為だよね!気の弱い人だと「自分が悪いから仕方ない…」とモラハラを受け入れてしまうこともあるけど、それじゃあ事態は悪化するばかりさ!

まずは自分が受けている行為がモラハラかチェック。そして、少しでも可能性があれば無料の相談窓口などに相談してみようね。

ブイブイ

もしモラハラが原因で「仕事を辞めたいけど言えない」って場合は下の記事を参考にしてみるといいデジ!仕事を辞めたいけど言えないって人のために、会社に退職を言い出せない理由と対策をまとめたデジ!
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